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🎤略歴と心情の変化

直近の自身の変化として、ハマれるものが増えたな!と感じる時がある。

体調をいつの間にかぶっ壊したように、回復もいつの間にか起こるもので、半年振りに時分の心情の変化を感じていた。

そもそも私にはヒプノシスマイクに能動的にハマることを決意した経緯がある。2019年夏に体調をぶっ壊し、とうとう学校に通うのを辞めて私は暇を持て余す事となる。

今までの日常は、朝に起床し学校に向かい部活に参加してから塾に通うことの繰り返しで、なんら珍しい学生生活を送っていたわけではなかった。しかし唐突に全ての予定が目の前から消えたことで、虚しさに襲われてそれを埋めるように久々にオタクをしたいな、とぼんやり考えていた。

当時よりもう少し若き頃の私は友達とアニメを鑑賞したりゲームをしたり、ニコニコ動画の話をしたり、オタクに対してギリギリ偏見があるくらいの時代からどっぷりインターネットにハマっていた。

学校の休み時間は友達と絵を描いて過ごしていた。当時描いてもらったイラストは今でもクリアファイルにしまっており、時折見返しては楽しかった思い出として懐かしんでいる。

その頃の楽しかった記憶から、今最先端のコンテンツに興味が湧き、YouTubeのあなたにおすすめに出てきまくっていたヒプノシスマイクの動画を再生した。当時はヒプノシスマイクのヒの字も知らず、受験シーズン真っ只中だったため、友人と趣味の話を交わすことも少なかった。


何かにハマると言うものはずいぶん気恥ずかしいもので、はじめて再生した時は汗だくになっていたのを今でも覚えている。2019年秋の話だ。

家族に旅行に連れて行ってもらった際に、ご当地キティちゃんとか、ご当地ショボンとかを買い集めていたので、土地土地に基づくコンテンツは大好きだ。

そんなこんなでヒプノシスマイクは、私の単調な生活を彩ってくれた、長く推し続けているコンテンツである。といっても波はあるもので、昨年の夏秋が絶頂だったようにも思う。沢山の良い思い出もできて、ヒップホップという新たな音楽ジャンルの開拓にも成功した。

そして今、ヒプノシスマイクの熱が緩んでから気がついた事として、オタクとしての感情が回帰してきている点がある。これは何も感じられなかった鬱絶頂期から比較してももちろんだが、回復の過程にいたここ数年でも大きな変化だ。

好きな物に興味が無くなったのは大人になったからではなく心が疲弊してカラカラに乾いているから、という話が以前バズっていたが、まさにそれに陥っている自覚はあった。

昨年の夏頃から久々に、好きの度合いをぶち抜いてヒプノシスマイクにオタクとして狂うことが出来たことにより、「私が求めていたのはまさにこの感覚だ!」と感動したことを覚えている。ずっとこの時を待っていた!

ヒプノシスマイクに助けられて1人でも楽しい日々を送ることが出来ていたけれど、まさかオタク的感情の再起にまで携わってくれることとなるとは思ってもいなかった。このコンテンツを通して多くの友人ができたことも本当にありがたく大切な出来事だ。

様々な出会いが色んな形で自分の人生の1部になっていく事を実感出来る時に、やっぱり生きていて良かったなと思う。

だからこそ毎日外に出られる元気がなかったりとか、定期的に意味もなく体調をぶっ壊すとか、そういう所にいちいち落胆したりしていても、こうして回復を実感できた時にはやはり温かい気持ちになる。ガッツポーズをしたくなるし、する。

また一つ感情が帰ってくる。帰ってきてくれる度に嬉しくて、大切にしたくなる。これからも増えていくまだ知らない感情を知れる時のことを、楽しみにしてる。

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