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友達と映画を観にいきました

そういえば最近今年の世界幸福度ランキングとやらが発表されたらしい。
結果は、
1位 フィンランド
2位 ノルウェー
3位 デンマーク

上位3国が北欧という結果に。
去年までなら、
「そかそか、まあなんかそんな気がするわ〜」って片付けたけど、
今年はそうもいかないな。
より自分事に感じる

ちなみに日本は54位

この差はいったいなんなのか、、、
確実なのは、ここにある差は決して目に見える物質的なものではないということ。
むしろ物質的な豊かさは日本の方が優れていると断言できる
それよりもっと、日々の生活をどう感じているのか、
精神的な豊かさが根本的に違う。

毎日太陽が出たり出なかったり、
もし出たとしても極端に短い。
そんな日本と比べてずっとよくない環境下で、
どうやって毎日を楽しむか、そこに対する気持ちが強い。
だから、決して自分たちで自分たちの生活を低くみようとはしない
結構そんなところからこの結果はきてるんじゃないかな。
専門家じゃねえから全然わからんけど


ここ何日か日記の更新をサボっていたから、複数の話題が乱立して申し訳ない。
それなら話題ごとに日記分けろよって話だけど、、

とにかく、今日は学校終わりに友達と映画を観に行った。
ここ最近映画館まったく行ってなかったし、
海外で映画館行くの初めてだったから、地味に嬉しかった。

観た映画は「Rams」
デザイン界のレジェンドで、
自分の大好きなブランドBraunのデザインを確立させたデザイナー、
Dieter Ramsのドキュメンタリー

めちゃくちゃ良かった。
彼はデザインに対する素晴らしい考えをいくつも残しているんだけど、
その中でも自分が大好きな言葉があって、
 
 Less but better 

上手く日本語に訳すことはできないけど、
より少ないもので満足していきていけることが最も尊いっていう考えだと解釈している。
彼はこの言葉は、決してデザインの話に限らず
日々の生活すべてに適応できると語っていた。

そして彼は日本の文化について言及し、その姿勢を褒めていた。
庭にたくさんの盆栽があったのを観たときは流石に笑ってしまった

確かに日本には昔から「足るを知る」の文化がある。
むやみやたらに付け足していくのではなく、今の現状に満足して豊かにいきていく
さらに、もし長年使われ汚れたものがあっても、すぐに新しいものに変えず、
修理してまた使っていく。
なんなら、長い年月を経てモノに染み付いた汚れに時間の流れや良さを感じたりもする
この考え方は根本的に西欧のそれと違う

こうやって考えると、Dieter Ramsが指摘した通り、
そして最近自分がよく感じるように
日本のかつての文化には、これからの社会を豊かに回していくための土壌が十分に備わっているんじゃないか、って強く思う

しかし、現状の世界幸福度ランキングは先に話したとおり。
うーん
なんなんだろうなぁ。

でも俺もこっちに来るまで、そんなに日本が良いとは思えていなかった。
難しいな、やっぱり一回外に出て
フレッシュな視点で観ないと難しいな。

まだ自分の中でクリアな道は見えていないけど、
今はすごい日本に帰って何かしたい気持ちがある。

しっかりこっちで蓄えて、帰ってからが楽しみになれるように

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