キッチンにはハイライトと、ウイスキーグラス
少し前からハナレグミが歌っている「家族の風景」って曲をよく聴く。
キッチンにはハイライトと、ウイスキーグラス。
どこにでもあるような家族の風景
ものすごく心が落ち着く
ただ、ハイライトとウイスキーグラスと聴くと仲の良い友達を思い出す。
そいつは緑色のハイライトをよく吸ってて、家に行くといつもどデカい机の上に無造作にウイスキーの瓶がいくつか置いてあった
そのことを想像しちゃうと少し可笑しな気分になりながら、
それでもやっぱり落ち着く
我が家の家族の風景は何だろうな
頭に浮かぶのは
窓際父親の特等席
すぐそばには黄色の灰皿のカンカンが置いてある
少しくたびれたリビングのソファ
いつから使ってるんだっけ
クッションの隙間には誰かのスマホかテレビのリモコンがいつも挟まっている
風景ときくと、目の前に広がる自然のことを思い浮かべるけど
頭の中に思い浮かべられる、記憶の中のたわいも無い風景って
その人だけのもので多分何よりも大事な風景なんだろな
なんて少しセンチメンタルなことを、
夜の23時外に出てタバコを吸い、この曲を聴きながら考えてた
今も聴きながらこの日記を書いている
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