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【遊戯王】ガチ戦初心者が初めてCSに出た話 #RAM杯

2024年3月10日。東京都大森で開催された個人戦のRAM杯に初めて参加してきました。これまで遊戯王OCGの大会出場経験は店舗大会だとか、身内大会だとかのせいぜい20人強の大会に数回出場した経験があるだけで80人近く出場する大会は初めてでした。一応効果の発動宣言だとか、サイドチェンジだとかができるレベルのガチ戦初心者がCSに初参加した記録を残したいと思います。


戦績

使用デッキ

使用したのは地属性GSです。あまり長期戦に慣れていないこともあり『先行を取ったら確実に勝てる』をコンセプトに制圧盤面を敷くデッキを使いました。先行展開では『フォッシルダイナパキケファロ』『Gゴーレム・インヴァリッド・ドルメン』と無効妨害モンスター2種以上を並べるデッキです。改修前ですが、大まかな内容は以下の記事にあります。

結果

予選スイスドロー1勝4敗
1戦目 対魔術師      後行 〇××
2戦目 対インフェルノイド 先行 〇×〇
3戦目 対粛声       先行 〇××
4戦目 対ユベル      後攻 ××ー
5戦目 対教導ホルス    後攻 ××ー

サブイベント1戦1敗
1戦目 対スネークアイ   後攻 ××ー

結果としては想定より『増殖するG』を撃たれる場面が多く捲り札を引かれたり、展開途中に『原始生命体ニビル』を引かれたりで思うように制圧盤面が作れなかったことや、後攻の勝率が無いに等しいといった課題が分かりました。しかし制圧盤面自体はかなり強固で、相手の増Gが無い場合の他の誘発にはある程度耐性があったためコンセプト自体は悪くなかったと思います。

感想

全体としての感想は『楽しかった』この一言だと思います。今まで出た大会は長くても開始から終了まで大体3時間程度のものがほとんどでしたので、8時間近く遊戯王をする経験は初めてでした。

正直な感想は『しばらく出たくない』

この感想にはいい意味と悪い意味両方を含めています。
いい意味としては実力不足、体力不足、場慣れ不足でもっと勝つためには店舗大会などでマッチ戦の経験が必要だなと感じた意味です。
一方の悪い意味としては「相手のパッションでできるはずの処理を差し戻されてしまった」からです。問題となったのはこのカード

相手の『増殖するG』を自分の『灰流うらら』で無効にした後に『苗と霞の春化精』の①の効果で特殊召喚した際に『このターン、自分は地属性以外のモンスターの効果を発動できない』と書いてあるからうららを使ったターンはできないと相手が主張しました。
もちろんそんなことはなく、①の効果を使う前にどの属性のモンスター効果を使っていても問題なく発動できます。しかし、今までそのような主張を受けたことはなかったことや、相手が高圧的だったことでパニックになってしまいジャッジを呼べずに相手の主張を通してしまいました。
通した時点で私が悪いことは明白なのですが、相手から差し戻し後に「僕は許しますけど、そういうの許されないのもあるんで気を付けてくださいよ」と強く言われたのが非常に癪に触りました。
この件の前に相手の魔法罠の設置位置変更を自分が認めていたことや、サイドチェンジの際にデッキの動きとは関係のない自分のデッキのスリーブの値段の話を一方的にされたこと、1戦目のサレンダーの際に「○○が見えたらサレンダーしようと思ってたんで」と食い気味に言われたことも相まって私個人の感想として『私の遊戯王人生史上最悪の1マッチ』だったなという感想です。
相手プレイヤーにも腹が立ちましたが、自分自身のふがいなさも実感しました。自分のデッキを信じれなかった。手を上げてジャッチを呼ぶこともできずに自分のデッキを護れなかった。というので対面で行う遊戯王OCG全般にある種のトラウマができてしまったと感じた意味です。

終わりに

『私の遊戯王人生史上最悪の1マッチ』が相当足を引っ張って、参加を後悔したようなNoteになってしまいましたが、他の対戦では紳士的な方々と対戦することができ、自分の想定を超えた制圧盤面への対処や展開ルートを学ぶことができたので参加したこと自体は間違いではなかったと思います。また参加者の方と試合後に試合内容についての感想戦ができたり、構築のヒントをいただいたりと有意義な時間だったと思います。
もし、CSに興味があって、このNoteを読んだ方はどんなに自信がなくても、どんなに相手の圧に負けそうになっても手をあげてジャッジを呼んでください。それができなかった自分の屍を超えて、同じ思いをするデュエリストが減ることを願ってこのNoteを締めさせていただきます。

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