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2022/07/21

長崎県の佐世保にあるハウステンボスを経営しているHISが香港の企業にハウステンボスを売却する方向で調整していると発表しました。
私はハウステンボスにはまだ行った事がないのですが、TVなどで特集を見ると一度は行ってみたいなと思っていました。
コロナ禍で本体のHIS自体の業績が悪化した為、ハウステンボスの株式を売却することによって財務状態の改善を目指すためという事です。
ただ、気になるのが、売却先が香港の企業なんですよね、一昔前だったら、香港はイギリス領だったこともありますし、一国二制度が適用され、高度な自治が認められていたので、中国と同一視はされていませんでしたが、中国が一国二制度を破棄して香港に介入している為、今は香港と言っても中国と同じと考えてもいいような気がします。
そんな中で、広大な敷地面積を持つハウステンボスを香港の企業に売却するというのは疑問に思います。
どうやら、ハウステンボスの株式はHISが3分の2、残りを九州電力やJR九州などの地元企業が保有しているそうなんですが、その残りの株式を保有している各社も同時に株式を売却するとみられているそうなので、香港の企業が100%の株式を保有するという事になるのだと思います。
近年は中国の投資家が日本の土地を買いまくっているという事が問題になっていますが、これもその一環のような気もします。
佐世保市は、売却されても営業は今のまま続けられて、雇用も継続されるという事なので、問題視していないという事ですが、そもそも中国の企業は国の命令があれば逆らえない訳ですし、少なくとも顧客データを含めてここで得られるようなものは中国に流れると思います。
少なくとも、中国は友好国とは言えない国で、毎日の様に尖閣周辺では領海侵犯を行っていますし、今までの事を考えても完全に信用できるような関係ではないでしょう。
大体、中国の企業や投資家は日本の土地だけでなく企業も買収していますが、日本人は中国の土地も企業も買収できません。土地は国のものなので日本企業は土地の使用権を買う形になっています。
まあ、中国の企業は経営陣が共産党員でなければいけないので、実際に買収したいかどうかの問題はあるとは思いますが。
少なくとも、ここら辺は相互主義で同等にしておくべきだと思うんですけどね・・・
場所によっては地域丸ごと買収されているようなところもあるようで、考えようによっては、侵略みたいなものとも取れるような気がします。
そろそろ真剣に考えた方がいいような気がするんですが・・・



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