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2024/09/11

9月8日に栃木県真岡市で行われた野外ライブで落雷によって9人がけがしたそうです。
当日は午前10時から井頭公園というところでエフエム栃木が主催するロック・フェスティバル「ベリテンライブ」が開かれていたそうですが、悪天候によって午後4時27分に中止が決まったという事です。
その後、会場付近に複数回落雷があったそうですが、ステージ北側の仮設テント内で待機していた清掃ボランティア9人が軽傷を負って、うち6人が救急搬送されたという事ですが、皆、感電による負傷とみられているという事です。
怪我をした9人は男性5人と女性4人で、全員が専門学校生で、清掃ボランティアとして参加していたそうですが、当時テント内にいた約20人のうちで、負傷したこの9人はパイプ椅子に座っていたという事です。
その場にいた専門学校の教諭は「『バーン』という大きく地鳴りのような音と目の前がフラッシュのような光に包まれ、焦げた匂いがした。足がしびれて力が入らない、イスから転んで立てない学生が出た」と話していたという事です。
このライブ会場には3カ所、クレーン車で高さ約30メートルに避雷針を設置。半径100メートルを避雷針保護エリアとしていたそうですが、避雷針やテントの近くの木に雷が落ちたとみられているそうです。
これを見ると、避雷針があっても、テントの中にいても、近くに落ちてしまったら感電してしまうって事なんですよね。
なんか、避雷針があると大丈夫な感じがしますが、絶対的な信頼って事ではないんですね。
しかも、感電で負傷した人はパイプ椅子に座っていた人という事なので、地面を通して、パイプ椅子の金属部分で感電したって事なのかなって気がしますが、これは怖いですね。
屋外でやるイベントはどうしても仮設テントになってしまいますし、椅子なんかも、持ち運びしやすいパイプ椅子を使う事がほとんどだと思いますが、雷予報があるときは、テントに避難ではなく、建物に避難するのが確実という事だと思いますが、屋外で、しかも大人数を集めるようなところは建物が近くにない事も多いでしょうし、この事故で、各主催者は雷の時の対応を考え直さなければならないような気もします。
当日のライブは1万2千人の観客がいたそうですが、そこに落ちていたら、最悪の事故になったと思いますし、雷は本当に注意しなければならないと思います。


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