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2023/08/19

中国の不動産大手の中国恒大集団がアメリカニューヨークの連邦破産裁判所で破産法適用を申請をしたそうです。
この中国恒大集団は去年の決算が日本円でおよそ2兆円の最終赤字でおととしは9兆円余りの最終赤字だったそうで、2年連続での巨額赤字となっていて、昨年12月時点での負債総額が48兆円余りにのぼっていたという事です。
いや、48兆円の負債なんて規模が大きすぎてわけわからないのですが、日本でも各地で日本の土地が中国資本に買われて問題になっていますが、世界中で同じようなことをしていた結果こうなったっていう事なのでしょうか?
もしそうならひどい話だとおもいますが、この破産法を申請することによって、アメリカ国内の資産を保全し、債権者から差し押さえなどを回避する狙いなんだそうで、中国恒大集団は「この申請は債務再編のための通常の手続きであり、破産の申請ではない」とコメントしているそうです。
まあ、普通の会社だったら48兆円の負債なんてさすがにありえないでしょうし、そこまでに会社自体がなくなっていると思いますが、中国の会社の場合は国がバックにいるどころか、会社=中国というのもあり得るので、無理やり何とかしそうな気がします。
ただ、中国の他の不動産大手も同様に経営危機に陥っているとみられていて、中国経済どころか世界経済の危機になる可能性があるそうです。
中国の不動産会社が海外で活動するのは経済活動の自由なのでわかるのですが、そもそも、中国の土地は誰も購入できないわけで、そこに住んでいる中国人ですら、国から借りているという形になっているそうで、個人的にはそんな国の企業が海外の土地を買いまくっているのはなんか割り切れない感じがします。
しかも、こんな負債になっているってことは後先考えずに買いまくっていた為なんじゃないかって気もしますし・・・
この破産申請はアメリカでのことなんですが、確実に日本へも影響があると思います。
中国資本に多くのホテルが買われて、その後、廃ホテルだらけになってしまい、寂れてしまった観光地の話を前にテレビで見ましたが、下手するとそういったところが増えてしまうんじゃないかと思うと心配です。
ただ、日本のTVを見ると、中国が日本への団体旅行を解禁したので、これから爆買いが復活してインバウンドが復活しそうって騒いでいますが、中国の大手不動産会社が破綻しまくって、中国バブルが崩壊したら、それどころではない気もするんですが。


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