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2021/06/29

経済産業省のキャリア官僚が家賃支援給付金約550万円をだまし取ったとして逮捕されました。
こういう事件を見ると、キャリア官僚がこんな事件を起こすなんてって思います、難関の公務員試験を突破してそのまま行けば将来は安泰みたいなものなのに、なんで馬鹿なことをしておじゃんにしてしまうのかって、思います。
仕事はかなりハードという話を聞きますが、私からすればうらやましいくらいの高給取りですし、しかも逮捕された二人は出世コースの人間がいくところにいたそうですし、傍から見たら普通にやっていたら金銭的に何の不満も起こらないような感じがします。
550万と言ったら私にとっては大金なんですが、こういった人たちにとってはそうでもないでしょう。しっかり働けばそれくらいの余裕はすぐできるくらいはもらっているでしょうから、そんな金額で人生を棒に振ってしまうなんてとは思わなかったんですかね、難しい試験を通り抜けてきた人達がそんな事が判らないとは思えないのですが・・・
それにしても、この事件はこの犯人の逮捕だけで済むような問題でもないような気がします。
そもそも、この不正受給した給付金って経済産業省の中小企業庁が管轄しています。という事はある意味制度を作った側の人達が不正に受給していたという事もいえるわけで、信頼が根幹から崩れたようなものだと思います。
この犯人はペーパーカンパニーを作っていたそうですが、公務員は基本的には副業は禁止のはずですが、上のエリートの立場になると、そういったこともやりたい放題なんじゃないかという印象も与えてしまったんじゃないかとも思います。
給付金詐欺をしたのも高級腕時計やブランド品を買うためだったみたいですし、最近多くなっているような気がする、頭がいいんだろうけれども、頭が悪いっていう感じです。まあ、言葉にすると矛盾しているんですけれど、勉強できていい学校を出ているんだけれども、やってる事は頭が悪いっていう・・・
思うんですが、こういう事件があると、キャリア制度って考えなおしたほうがいいんじゃないかと思います。
難しい試験を通過するような頭のいい人材を確保するのは分かるのですが、それだけで、出世コースが作られていて将来を約束してしまうっていうのはどうなんですかね?
それで、人間性が分かるわけではないですし、仕事に適性があるかもわかりません。もしかしたら、仕事はノンキャリアの人の方が出来る場合がある可能性もありますし、それだけで決めてしまうっていうのが本当にいい事とは思えません。
それに、テレビとかで元キャリア官僚っていう人をよく見かけますが、そこまでしても、やめてしまう人が多いという事ですよね、なんか、テレビの聞いた気がしますが、出世コースが決まってしまうので、トップになれないのが分かっているのでやめてしまう人も多いという事ですが、これが本当かどうかはわかりませんが、それならば、人材の流出にもつながっているので、この制度は改革する必要があるような気がします。
それにしても、経済産業省は最近他にも国会のトイレにカメラを仕掛けた職員が逮捕されましたし、おかしくなっているんじゃないですかね。

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