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2021/09/22

JR東日本が駅の防犯カメラで顔認識機能を使って、「過去にJR東の駅構内などで重大犯罪を犯し、服役した人」「指名手配中の容疑者」「うろつくなどの不審な行動をとった人」を検知して手荷物検査などを実施するという防犯策を行っていたという事です。
これはオリンピックとパラリンピックのテロ対策として行われていたという事ですが、この検知の対象に出所者や仮出所者が含まれていたことを公表していなかった為、読売新聞の記事で疑義を呈されたことを受けて、出所者と仮出所者の検知を当面の間、取りやめることを決めたという事です。
何が問題かというと、刑期を終えた人らの監視や行動制限につながる可能性があるということが問題との事です。
なんか、そういう基本的人権の問題としてはそういうことはわかるのですが、利用客の安全を考えると安全にかかわる要素は全て把握すべきではないのかなとも思います。
特に、駅などとてつもなく大勢の人が行き来する場所で何かしらの事件が起こった場合はその被害規模が甚大になる可能性もあります。
そう考えると、再犯の可能性を捨てきれないのであれば仕方がない部分もあるような気もします。
それに、出所者はともかく仮出所者はある程度行動が把握されるのは仕方がないという事は無いんですかね。
例えば、日本の刑務所の犯罪者の更生が信頼できるものであるとか、もし、再犯した場合、誰か責任取るというのならばわかるのですが、なんか日本は被害者よりも加害者に優しいというような部分があるのでこれくらいはした方が安心できる部分があります。
確かに、一般企業である、JRがそういった情報を抱えるのが問題があるというのは分かる気がします。それならば、運用を鉄道警察隊が行うとかいうようなやり方が出来ないものなんでしょうか?
最近は結構ビックリするような事件が多いので少しでも安全性があげられるのであればそれに越したことはないような気もします。
その部分のルール作りが必要ならば早急にルール作りをするべきなのでは?と思います。

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