2021/01/21

自民党の麻生さんと二階さんの発言が炎上しているそうです。
麻生さんは個人向け給付金について「一律10万円をやるつもりはない」と発言し、二階さんはテレビで政府の政策について質問された際に「いちいちそんなケチをつけるものじゃない」と答えたとの事です。

2つの発言とも自分は」リアルタイムで見ておらず、記事で読んでしかいないのですが、どちらもそりゃ反感を買うだろうなと思いました。

二階さんの発言は『それを言っちゃあおしめえよ』という部類の発言でもう、問題外だと思います。というよりも、この様な事を言う事自体国会議員に向いていないと思います。
昨日テレビで、芸能人が出ている情報番組で麻生さんの話題の時に麻生さんの言い方は上からだけど、上の人だよみたいなことを言っていて、ものすごく違和感を覚えました。少なくとも自分は、日本では選挙で支配者を選んでいるわけではなく、あくまでも国民の代弁者を選んでいるものと思ってます。そこには上と下もないと思いますし、ともすれば、公僕という言葉もあるように、国民が国会議員よりも下の存在であるという事はないと思います。
もしかしたら、その様な認識が普通なのかもしれません。そうであるなら二階さんのような発言が出てくるのはしょうがないと思いますが、批判があるという事は自分のような考えの人が多いと思いたいです。

「一律10万円をやるつもりはない」の発言については言い方についても批判とか、そもそも税金は国民のもので麻生さんのお金ではないというのが分かってないんじゃないかとかが多いみたいです。
自分もそう思いましたし、なんか、長いこと政治家やっているとそういう感覚になってしまうのかなとも思いました。
ちなみに一律給付金に関しては自分は賛成です。というよりやった方がいいと思います。
理由としてはまず、今の政府の施策が人によっては不公平感がありすぎるという事です。GOTOにしても特定の業種、国民に自粛を促しているのに外国からの入国を止めなかったりといったものです。この業種が逼迫していて緊急の対策が必要だったとしても、コロナ渦は国民全員の身の上におこっているものであるので、そういう部分での不公平感があるという事です。
次に、働いている従業員に対しては、仕事がなくなったり、減ったりすることによって給料が減る事のないように雇用調整助成金などの補助を打ち出していますが、ニュースでアルバイトは除外されると店から通告されたという記事を見かけました。もちろん、制度上はアルバイトも保障されると謳っているため、そんなことはないのですが、これが、店側の認識不足なのか意図的なものなのかはわかりませんが、制度のPR不足という部分もあると思います。
ですので、そういう本来負わなくていい心配などをする人が出るくらいなら、シンプルに一律で給付でいいと思います。ましてや、自粛に罰則規定を加えようとしているのならなおさらです。
一律ではなくて、本当に困窮している人にのみ配ればいいという人もいますが、それはそれで、対象者の選定などを考えると一律で配って後の年末調整・確定申告等で調整すればいい事だと思います。

現状は穿った見方をすれば、政治家たちは自分たちの給料やボーナス等の収入は保障されて、更にその上に利権にかかわるものを優遇している。とも取れ、そういう不信感もあっての支持率の下落だと思います。
が、このような状況下でもコロナ渦は待ってはくれませんし、少なくとも実施する方向であるオリンピックに向けても国民の協力が不可欠であるため、不安解消とはいかないまでも、すこしだけでも、安心感を与えるという意味でもやった方がいいと思います。

まあ、こんな状況で喧嘩をうるような物言いは言語道断だと思いますけど・・・






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