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2024/07/21

オリンピックの体操女子日本代表の宮田笙子選手の喫煙と飲酒が発覚し事前合宿地のモナコから帰国し、代表辞退という事となりました。
この件について、喫煙と飲酒位でオリンピック代表権を奪うのはやりすぎといった意見や、法律違反をしたのだから仕方がないといった意見が入り乱れるような状況になっています。
まあ、20歳未満が喫煙と飲酒をしてはいけないというのは法律で決まっているのですが、実際問題として、違反したとしても罰則があるわけではないんですよね、それどころか、販売した店や、喫煙と飲酒を知っていて止めなかった周りの大人が罰せられるというものなんですよね、そうなると、罰を受けるのは体操協会側という事にもなるんじゃってきもします。
ただ、この件って喫煙と飲酒という表面的な部分だけを見ると厳しいと思うんですが、本当にこれだけで代表はく奪となったのかってぎもんもあるんですよね。
ニュースによると、タレコミがあって調べたところ喫煙と飲酒が発覚して代表辞退となったという事なのですが、このタレコミが合宿しているモナコにいるチームにあったそうで、そもそも、モナコにいるチームにたれ込めるなんて一般人ではなくて内部の人ですし、何かしらの不協和音があったのではないかって気がします。
それに、発表ではナショナルトレーニングセンターで飲酒を行っていたことも加えて明かされ、飲酒と喫煙行為は6月末から7月に確認されたという事なので、実は既に警告を出されていた状態だったのに、合宿地でもやってしまって、さすがに見過ごせないとなったのかなって気もします。
所属する順天堂大学の監督が「また本学としては、当該選手に対する教育的配慮の点から、常習性のない喫煙であれば、本人の真摯な反省を前提に十分な教育指導をした上で、オリンピックに出場することもあり得ると考えておりました。したがって、この度のオリンピック出場辞退という結果には、本人が負う社会的ペナルティーの重さへの懸念から、誠に残念な思いでおります」と言っていますし、注意されてもやめられないといった常習性があったのかなって感じがします。
そう考えると、代表権を剥奪して代表辞退は仕方がないという気もするんですよね。
それに、体操代表は20歳以上であっても代表活動中は飲酒と喫煙はダメという規則があるようで、もちろん宮田選手はそれを知っていたはずですから、考えが甘すぎたという気がします。
スポーツというのはルールに従うべきものであるので、競技のルールは守ってもそれ以外は守らないとなれば、代表をはずされるのは仕方がない事ではあると思いますが、結構、タバコくらいで代表を外されるはおかしいと言って代表辞退の取り消しを訴えている有名人も多いんですよね。
個人的には、厳しいとは思いますが、体操協会の判断は正しいと思いますし、日本はこんなんだからダメとか言っている人もいますが、実力さえあれば規則を守らなかろうが問題ないって考え方の方が危ないと思いますし、疑問なのが本当に他の国はこれ位だったら問題ないとするんですかね?日本はなぁなぁな部分がありますが、海外って契約が絶対なので、規則を守らなかったら、温情も何もなく切られるようなイメージもあるんですよね。
どちらにせよ、今回の件は規則を守らなかったのが悪いと思います。それに、発表の感じだと、一発レッドって感じではないですし、過去に同じことで注意を受けていたのであれば、当然の判断であるんじゃないかと思います。
自分が吸わないからかもしれませんが、タバコを吸っている人って臭いですぐわかるんですよね、だから、吸っているところを見られなくても、周りはわかったんじゃないかって気がします。
もしかしたら、周りは改めてくれると思っていたけど、変わらずだったのでタレコミがあったのかなって気もするんですけどねぇ。


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