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2024/06/21

20日に東京都知事選挙の告示がありましたが、最終的に56名が立候補することとなりました。
当然、この人数はこれまでで過去最高だそうですが、日本全国の首長選を考えても最高人数じゃないかと思います。
面白いのが選挙ポスターの掲示板が48名しか貼れないので49番目以降の候補者はポスターを入れて取り付けるためのクリアケースが渡され、自分で設置することとなるそうです。
それにしても、告示前から立候補者が酷いと言われていましたが、笑えないくらい酷いと知事選挙になりそうです。
しかも、いきなりポスターが問題になっていて、とある候補者のポスターがほぼ全裸の女性のポスターになっていたようで、物議を醸すというよりも非難多数だったようで、警察から都迷惑防止条例抵触するとしてポスターをはがすよう警告があったそうです。
もっとびっくりするのが、この候補は埼玉県の草加市市議会議員だったそうで、市議会議員を辞職して立候補しているそうなんですが、こういった人が市議会議員やっている市って・・・って思ってしまいました。
それよりも物議を醸しているのがNHK党の掲示板で、NHK党は24人の候補を擁立しましたが、その候補の掲示板を5月末日までは1カ所5000円、6月1日~19日は1万円、20日以降は3万円を党に寄付すれば、都内約1万4000カ所にあるポスター掲示板のうち1カ所で、独自に作成したポスターを最大で24枚貼ることが出来るとしているようです。
これって、禁止事項に書かれていないからやっても大丈夫だという事なのですが、さすがにこれは許したらいけないと思います。
そもそも、選挙ポスターの掲示板って、税金を使って建てられているものですし、それを使って商売するような事はあってはならないと思います。
そもそも、供託金はそういった事を許すために出しているものではないですし、これを許したら、今後こういった輩がどんどん出てくると思いますし、増えてしまえば選挙制度自体が壊れるような気がします。
というか、この惨状を見れば壊れているような気もするんですが、もう当選することが目的じゃない候補者ばかりっていうのが、選挙する意味がないんですよね。
東京都はこの選挙を一度止めて仕切り直した方がいいんじゃないかって思います。


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