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2024/07/14

日本大学の重量挙部で金銭不祥事が発覚したという事です。
また、日本大学かっておもってしまうんですが、今回の不祥事は重量挙部が昨年12月までの10年間、本来ならば入学時納付金(入学金・授業料等)の全部または一部を免除されている奨学生部員からも、納付金全額を代理徴収する違法行為があったという事です。
どういう事がというと、奨学金制度の対象者に「納付金の免除は2年目から」などと虚偽の記載のある入学案内および納付金の請求書を送付し、重量挙部の金融機関の口座に振り込ませていたという事で、その金は重量挙部の幹部の管轄下に置かれて、多くは私的に利用されていたという事です。
いや、私は個人的にはもの凄く不思議な感じがしました、奨学金制度が2年目からとしても、学費は学校に収めるものですし、部が代理で学費を徴収して学校にって、10年間も誰も疑問に思わないでいたんですかね?
それに、奨学金制度について、部の人間ではなくて、学校の職員に聞いたりすることがあれば、すぐにばれることですし、部だけでいつまでも隠し通せることじゃないような気もするんですよね、なんか、学校側にも手伝った人がいるんじゃないかって疑問もあります。
ただ、この事件についてネコババというような報道をしているところもありますが、さすがにそんな言葉で済ませられるようなものではないと思います。
学校が舞台になると、傷害や恐喝みたいなことがいじめという言葉で軽くなったりしますが、これもまごうことなき詐欺でネコババなんてかわいい言葉で済ませていいような事ではないと思いますし、そういった言い換えをするから、軽く考えて、学校の不祥事が続く部分もあるんじゃないかって気もします。
どうやら、これを受けてなのか、日大は24年度から入試制度全般の改革を実行したそうで、競技部が大学の代わりに納付金を受け取ることができないようになっているそうです。
という事は、いままで、競技部が大学の代わりに学費を徴収することが出来たって事なんですよね。
これはびっくりしました。私は大学では体育会系の部ではなくて文科系の部に入っていましたが、さすがに文科系の団体で部が代理で学費を徴収するなんて聞いたことがありませんでした。
もしかしたら、日本大学だけの事なのかもしれませんが、こんな力を持たせるから競技部の力が強くなりすぎて、コントロールが出来なくなっているんじゃないかって思ってしまいます。これって、日本大学に限った事ではなくて、多かれ少なかれ私立大学はほとんど当てはまるんじゃないかって気がします。
それよりも、競技部に学費の徴収権を持たせていたのだとしたら、本当にこれをやっていたのが重量挙部だけなのかってのは調査したほうがよいんじゃないかって気がします。


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