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2021/12/05

NHKが映らない様にする装置を取り付けたテレビを購入した女性がNHKと受信契約を結ぶ義務がない事の確認を求めて訴訟をしており、最高裁は上告の棄却を決定しました。
第一審は女性の言い分が認められて勝訴となりましたが、第二審の高裁では第一審の判決を取り消してNHK側の逆転勝訴となっていましたが、上告が棄却されたことで第二審の判決で確定してしまいました。
でも、NHKが映らなくて見ることが出来ないのに受信契約を結ばなければならないというのもおかしい話のような気がします。
という事は使えもしないサービスにこれからずっと毎月お金を払い続けるという事ですよね、そう考えると納得できない様な気がします。
ただ、記事には判決について細かく報道されていなかったので詳しいところが分かりませんが、もしかしたら、NHKが映らなくても受信契約を結ばなければいけないという事ではなくて、この女性のテレビは元からNHKが映らなくしているものではなくて、後からNHKが映らないようにする装置を取り付けたという事ですから、その装置を外したら見れるんじゃないかという事での判決の可能性もあるのではないかと思いましたが、このNHKが映らない装置を開発して取り付けた大学准教授がその指摘がある事を想定したのか、装置を取り外そうとしたらテレビごと壊れるように取り付けてあったという事だそうなので、それを聞くとますます理不尽な判決のような気がします。
最近はテレビを見る人が減っているそうで、みんなインターネットの動画サイトやサブスクリプションサービスを見る方向へシフトしてしまっているようですが、こういった判決が出るのならば、もうテレビは必要ないという人が多く出て来るような気がします。
NHKが映らなくてもテレビであるのならば契約しなければならないのならば、最初からテレビ放送を受信できないモニターだけでいいということになりそうです。
そういえば、今のスマホの現行機種でワンセグ機能がついている機種が亡くなったそうです。一昔前の携帯では殆どの機種に搭載されていましたが、必要のない機能となってしまったんですかね。
なんか、ワンセグが搭載されなくなったのはNHKがワンセグにも受信契約を迫るからという事を言っている人もいるみたいですが、案外的外れではないんじゃないかと思ってしまいます。
ただ、最近はNHK+でインターネット配信を始めているので将来的にはモニターだから契約をしなくてもいいとはいかなくなってしまうような気がします。


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