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2021/12/18

2020年7月に茨城県古河市の介護老人保健施設で点滴を受けていた男性入所者が血管に空気を注入されて死亡した事件があって当時の施設職員の女性が逮捕されましたが、この容疑者は以前は看護師をしていて、その後この施設へ介護職員として勤務していたそうです。
被害者は通常では起こりえないほど多量の空気が体内に混入されたことによって死亡したという事で、健康状態に異常がなかったにもかかわらず容体が急変してなくなってしまったという事です。
昔、注射で空気が入ると死んでしまうという様な事は聞いた事がありましたが、こういう事件が起こると本当に命にかかわるような危険な事なんだなと実感しました。
ただ、今年山梨でコロナのワクチン接種の際にワクチンが入っていない注射針を使ってしまって空気を注射してしまったという事があったそうですが、この時は注射された方は体調も問題なく後にワクチンを接種したとの事なので、注射する場所が問題なのかもしれませんが、この容疑者は看護師をしていたという事なのでそういった医学知識は持っていたでしょうし、やったら死ぬという事も認識していてやったのだろうと思います。
この事件が発覚したのは容疑者が空気を注入している現場を別の職員が見ていたという事です。他にも同様の事をしていたのかどうかは分かりませんが、動機が被害者に恨みがあったとかではないというのなら、非常に怖い事だなと思います。
同じような事件で横浜の病院での看護師がやった事件がありましたが、どちらも被害者はどうにもできるわけでもないですし、自分を看病してくれていると思っている人に殺されてしまうわけですから・・・
それに、恨みとかではないという事なら犯人の気分次第という事にもなりますし、横浜の事件も立件できたもの以外にも不審なものもあるという話ですし、なんかこう立て続けにこういう事件が起きると実は表沙汰になっていないだけでって事もありそうで非常に怖く思います。

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