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十六夜杯振り返り〜何考えて作ってたっけ?

こんにちは。
中の人、多忙につき完全に止まっておりました。
リアルベースの活動や準備は進んでいるのが救い。

今日あたりから再開して1日1記事を1週間は続けられるんじゃないですかね?

さて参加するだけ参加してどこにも見に行けてない(投票はした)十六夜杯に出した俳句二句と短歌一首について「何を考えていたか?」ネタばらしをしていこうと思います。

元記事のリンクはこちら

そんなわけで今日のアイキャッチは十六夜杯の参加賞を拝借いたしました。
他の人の作品も見に行きたいけど、こすり始める前に白熊杯が始まりそうな予感がしています汗

【豊の秋足裏痛き食べ歩き】

季語は「豊の秋」です。
意味はそのまんまですね。実りの時期、秋。
一応、上五・中七・下五の最後の音を「き」で揃えてます。
このあたりの韻は揃えられそうなときは揃えますね。

内容的には、とにかく何か食べると「右足の裏が痛い」という時期でした。
567さんとお友達になっちゃったのと、夏バテとのダブルパンチで胃腸が弱ってたんですよね。
そろそろいい感じに復活してきそうな時に食欲の秋に突入。
晩夏に食べられなかった反動でめっちゃ食べる食べる。
ふらっと見かけて食べたくなったスナック系スイーツとか食べると秒で右足の裏に痛みが……汗
「ああ、ごめんよ、膵臓……」
と思うのですが、結局食べるのですよ汗
今でも食べてすぐ足の裏が痛くなる時があるのですが、基本的には大丈夫です。甘いものは計画的に食べましょう。
そして膵臓を労わりましょう。内臓は大事に。
そんな話でした笑
中の人の生活がそこまでグルメかと言われると、多分そうでもないです笑
体調管理の一環としてかなり気を使ってますが「うまい店を知ってる人」とはまた別ですね。

【鯉魚風にならんと廻す脳回路】

季語は「鯉魚風」です。これで「りぎょふう」と読みます。
説明としては「秋の風」としか書かれておらず、やや詳細不明のマイナー季語です。
ともあれ「鯉の滝登り」の故事にまつわる風の名前のよう。
北海道から神戸に渡る旅支度の序盤の時期で「明るいイメージの北風」の季語を探した記憶があります。
(北風にまつわる季語を探すと結構重苦しいものが多いです……わからないでもないけども)

この十六夜杯絡みの記事を作っているとき、なんか締め切りに追われていた記憶が……外部の投句の締め切りって月末に集中してるイメージなんですよね汗
あとは旅支度も序盤で「何をいつまでにやるべきかの算段すら付かない時期」ってやることを明確にするために、あれこれやる必要があるんですよね……準備の準備、みたいな汗
そんな感じで頭の中がショート寸前でぐるぐるしていたんだと思います。
そんな感じでくるくるしてます。なんか字面だけでもくるくるしてますよね、この句。

【鰯雲どこの空だろ同じ空 こしゃりと保存す推しの写真】

「俳句ポスト365」という俳句投稿サイト(という表現で合っているのか?)があるんですけど、そこに出す句を考えていたら五七五に収まらないネタが出てきたので短歌にしました。
下の句ができちゃったので「七七ができるから短歌にするか~」という軽いノリ。

あ、ちはやふる、とりあえずアニメは全部見てます。
序歌は暗記しました。暗唱できます笑

短歌に季語という概念は厳密にはありませんが、季語は案の定「鰯雲」

何を書こうとしたかと言うと「最近、気になってる声優さんがめっちゃいい写真撮る」って話なんですけど笑
もうニシキゴイに上げる写真に使いたいくらい良い写真撮るんですよ。
この時期はそれこそ鰯雲の空とか、蜻蛉とか。
インスピレーションのネタにこっそり1枚保存して、歯止めが利かなくなりそうだったので2枚目から自重しました笑
著作権の問題で私の手から流出したらまずいので。
当人のアカウント名が入ってるから私のオタク趣味が割れるだけな気もするけど……あずましくはないわな。

まぁ状況としては「推しが撮った写真をこっそり保存している」というところから始まるわけで。

・推しのシャッター音(パシャリ)
・私がその写真をこっそり保存している(こそり\こっそり)

を混ぜ合わせて「こしゃり」という新たな擬音語を創設してるわけです。
この手の斬新な擬音は韻文界では好かれますね笑
評判良くてよかったよかった。
うまく狙いを当てられると気持ちいいですよね。

韻文だと「あえて明言しない」ということもできるので「推しの写真」でミスリードを誘ってる部分もあります。
「本人が映っている写真か、本人が撮った写真かわからない」と。
このあたり解釈の幅が広がるので面白いですよね。

このあたりをベースに、次は上の句を作りにいきます。
上の句は「多分、東京の空だと思うけど、どこだろ?」と思ったのが起点。
ロケ地の空かもしれないし、本人の故郷・尾道の空かもしれないんですよね。
なんにせよ、今、私は北海道にいるわけで。
それでも地球の空は繋がっていて、一つしかないわけで。
「同じ空なんだなぁ」と思うわけです。
このあたりの感情をまとめてラ行と濁音の韻を整理して完成、と。

そんな流れですね。

……え? その声優、誰だよ?

ちはやふるの綿谷新とか。
文豪ストレイドッグスの国木田独歩とか。
クレヨンしんちゃんの野原せましとか。
進撃の巨人(中の人は未履修)のライナー・ブラウンとか演ってる人です。

これだけあれば検索できると思うので興味のある方は調べてください。

あと「写真がうまい人は俳句を作るのがうまい」という言い伝えが俳句業界にはあるようです。
この辺り、誰か目の前で立証してみてほしいと思っております。

そんなわけで「この声優、俳句をやってみればいいのに」と呟いて今日の記事は結びにしたいと思います笑

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