賜物

僕に、
もし天から何か
授かったものがあるとすれば、
それはおそらく
「睡眠」であろう。

この世に生を享けてから
いままでの間、
睡眠不足はあったものの、
睡眠障害はほぼないと思われる。

ちびっこの時は、
かなりの時間
眠っていたらしい。

いつか家族で北海道を旅行した時、
父親が運転するレンタカーには、
助手席にて道案内をする弟がいて、
その後部座席に僕が座ったのだが、
あまりに天気がいいものだから、
道央を走っている最中
ほぼほぼ眠ってしまったことがある。

その時、
弟が旅先の計画を立ててくれたのだが、
彼からは
「兄貴は車の中で
ずっと寝ていたじゃないか！」
と軽めの詰問を受けてしまったので、
僕は
「いや、風情は感じたつもりだ」
とだけ返して
お茶を濁したことがある。


現代社会では、
多くの人が、
自律神経の乱れやストレスから
不眠になってしまう傾向にあるようだ。

僕も神経質で
凹むことは多々あるが、

強いショックを受けると
→そのまま眠りに落ちる

何か考え事があると
→気にすることに疲れて後に眠る

という感じになる。

ただ、いままでに
神経質の程度が強い時期もあって、

悩みごとがあって
そのまま眠ると、
翌朝
またその悩みごとが再開する、、

ということはあった。

睡眠時間があまり取れない時は
個人的に、

昼過ぎにウトッ
電車の座席でウトウト

という
小さな休息を大事にしている。


贅沢な悩みではあるが、
同じく
三大欲求の一つである食欲があって、
その食事の最中に
睡魔が訪れることもあり、
そういう時は
どうしていいのかが
よくわからなくなる。

トイレに座って
そのまま眠ってしまうことも、
よくある。


最後になるが、
僕の声は、
人によってだが、
かなり眠くなると
感じられる人がいるようだ。

言われてみれば、
電話口の向こうで、
 ”あくび” と思われる所作が
窺われることがよくある。


単に、、

僕の話が
長いのかな






以上