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その時の感覚


年齢を重ねてきて
「あの頃は若かったなあ」とか
「あの時はもっとこうしておけばなあ」とか
思うこともあるけど、

その時にそう思った
もしくは
そのように行動した
というのは、
なにか事情があるにせよ、
紛れもない”事実”なのである。

からだの細胞やら
脳内の神経やらが
働いて、
結果的に
そうなったのである。


よく
「過去は変えられない」
と言うけれど、
僕は勝手に
”過去の意味づけ”
を変えることはできるんじゃないか
と思っている。

そんなもの変えたって
どうにもならない、
という意見もあるだろう。

しかし、
過去があるから、
現在があるし
未来もある。
ずっと続いていくのである。


そんでもって、
よく若者の意見が
軽視されるようなことがあるけど、
その世代にとっては
その時の感覚は
1つの”正解”であり、
尊重されなくてはならない。



とか言っておいて、、

10年後、
「あの頃は何もわかってなかったなあ」
という風に
いま現在の自分を
たしなめる日が
来るのかもしれない。






以上

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