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BTCUSD

2011年10月頃からスタートした大きな上昇トレンドがスタートしたわけですが、2021年11月をもって3段上げが終了。
つまり、ここから一つ言えることは約10年の上昇サイクルを一旦終えた可能性が高いと見ています。ビットコインは今まで一度も押し安値と200週移動平均線を終値で割れたことがありませんでしたが、2022年6月10日前後に2021年5月19日と7月21日に付けたダブルボトムの押し安値を割れて、その後6月13日に200週移動平均線も割れました。

その後、結局は$25000~26215を上抜けることができず、大局の流れである200週SMAと50週SMAのデッドクロスに押されて、再び2万ドル割れまで下落しているのが現状です。

エリオット波動でみても約8年半かけて形成した上昇エリオット5波目形成後に2021年11月18日を起点に大きな調整ABCへと転じています。まだABCの着地点である$12203近辺には到達しておらず、0.786ABCである$20497近辺が逆三の左の谷付近ということもあって現在はサポートとして意識されています。

今後の経済動向次第によっては考え方を変える必要があると見ていますが、上述したようにビットコインは長い氷河期時代(調整期)に入ったことを考えれば、ABCの着地点と2019年6月24日の高値を下回らなければ大底を打たない可能性も十分にあると見ております。

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