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ステーキ屋さんぽいステーキを焼く。

何を食べようかなと考えて迷ったとき。

🥩迷いを断ち切る素敵なひと品

ハンバーグ、エビフライ、ポークソテーにチキンカツ。ラーメン、焼きそば、肉じゃがにカレー、オムライス。あ、酢豚もいいな、しょうが焼きもいいな。迷いはじめたらきりがありません。

そんなとき、いっそこれだ。これなら迷いに迷ったどのメニューと比べても一番だ。これを食べれば、あれを食べなかったことなんて後悔しないぞ。そんなメニューがあります。

そう、ステーキです。素敵。

ただ肉を焼くだけ。とってもシンプル。でもシンプルがゆえに、これしかない、これなら文句はいわせない。そんな一刀両断な力強さを感じます。

🥩ところでステーキといっても

そんなステーキですが、よく考えてみると、いろいろタイプというかスタイルがありますよね。

まずはその肉の質。サシのはいったお肉もあれば、赤身もあるし、ソースもさまざま。

たとえば外食。フランス料理のメインにも牛肉のポワレはありますが、洋食屋さんにも鉄板焼きのお店にもある。ファミリーレストランにもあれば、もちろんステーキハウスにもありますよね。

今回めざすのはいわゆる街のステーキ屋さん風。焼き方は完璧でおお、こだわってるな、でも緊張せずに入れる、そんなお店のステーキが目標です。

どんなスタイルかというと…

  • お肉は赤身

  • ソースはにんにく醤油

  • 付け合わせはもやし炒め

いわゆる白いごはんに合うステーキを目指していきます。お店的にいうと、超高級店ではない親しみやすい街のステーキ屋さんってところですね。

🍳まずは付け合わせ

付け合わせひとつとっても、ステーキを食べるお店によって、スタイルはいろいろ。

たとえばフレンチや洋食屋さんだと、フライドポテトににんじんのグラッセ、いんげんのソテーという感じの温野菜だったりするし、いまどきのカフェのランチだと生野菜たっぷりでステーキサラダみたいになってたり。

でも、今回のゴールは街のステーキ屋さん。鉄板の上でジュージューいってるあの感じをめざします。

そうくれば、あれです。もやし炒め。でも単にもやしを炒めるだけでなく、彩りも鮮やかにしたいです。フレンチの付け合わせとおなじく、白、緑、赤の三色です。

🍳材料
・もやし
・にんにく
・にんじん
・コーン缶
・ニラ
・バター
・こしょう

もやし、にんにくの薄切り、コーン、にんじんの千切りを油を敷いて熱したフライパンに入れてじっくり焼きます。

野菜を入れたら動かさずじっくり。底になった面に焼き色がついてから、一気に返して焼き色を付けていくのがポイントです。

両面焼いたらニラを投入。

仕上げにバターとこしょうをからめます。

鉄板があればこのままのせたいところですが、これでどうでしょう。

ちょっとレトロな感じのシルバープレート。いい雰囲気ですよね。

🥩さあステーキを焼きます

お肉は冷蔵庫から出して20分ほど置いて常温に戻したら、包丁の背でたたいてすじを切っておきます。専用の肉叩きとかがあれば、もちろんそれでOK。

フライパンに油を敷いて強火で熱し、煙が出てきたら弱火に落としてお肉を入れます。

焼き色がついたら返して、にんにくを入れます。今回はたっぷり5~6片分をスライス。

フライパンの油をスプーンですくって、お肉の上からかけて両面からじっくり熱を加えていきます。

表面にじんわりと肉汁がにじみ出てきたら焼き上がり。アルミホイルにとってそのまま包んで10分ほど余熱を入れます。

切るとこのとおり。うまく焼けました。

お肉の焼きかたはこちらの記事で詳しくテーマにしているので、よかったら見てみてください。

🍳いよいよ仕上げです

お肉が焼けたらソースの仕上げです。

フライパンに残ったにんにくの表面がうっすら色づくまで火を入れます。

にんにく醤油味の自家製の万能だれを投入。そのまま加熱してフライパンに残ったお肉の旨味をソースに溶かし込みつつ少しとろみが出るまで煮詰めます。

たれの詳しいレシピはこちらでどうぞ。

もやし炒めの上にお肉を載せます。

上からソースをたっぷりと。

ソースのからんだにんにくをトッピングします。

あらびきこしょうをたっぷり振ったら完成です。

どうでしょう。

ステーキ屋さんっぽくないですか。

ビールも赤ワインもいいけれど、にんにくのきいた醤油味のたれが絡んだステーキは、白いごはんをもりもりいきたくなる味です。

うん、あしたもがんばれそうですね。

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