シティリーグS3 3-1 9位 チルタリス白馬で遊んできた
tokeiと申します。
2021/07/10にイエローサブマリン マジッカーズ★ハイパーアリーナでのシティリーグに参加してきました。予選3-1でオポ落ち9位でギリ決勝いけず.....ってのが悔しいがすぎるんですけど、自己ベストの順位だったので反省兼レポートがてら書きたかったのでこのnoteを書くことにしました。
いろんな人に調整付き合ってもらったし自分でも使ってて結構しっくりきてたからこそ、このnote書きながらまだ悔しさ引きずってます。
なんのデッキを握ったのか
新しく出てきたスイクンVとチルタリスを軸の白馬を持っていきました。
現在、いわゆるTier1と呼ばれてる「悪、闘、超」の3すくみが出来ている輪に入っているデッキを握るとどっかで負けてもしょうがないのデッキにあたるのがどうも性に合わなかったのでまずその輪から外れたデッキを使いたいなと考えていました。
じゃあ大体どのデッキにも大きな有利不利が少ないデッキってなんだろう、と思ったところ、三神が最近あまり見ない都合上鋼が少なめと見て白馬バドレックスを握ることにしました。突然出てくるルカメタはもう知りません。
雪道が採用できるから環境に多めな悪パとかにも対等にいけるし、ちゃんと殴るところ殴れれば試合にならないってことはなさそうだったっていうのもあります。それと、新弾直後だったのでレックとかその他変なデッキに当たっても雪道でなんとかなるだろ、みたいな甘い視点も含まれています。
また、新弾のスイクンとチルタリスを絡めることで引きたいサポを毎ターン打てるので1度マウント取っちゃえばそのまま押し切れる試合が多かったのでこのデッキを選んだのもあります。
あとは単純に白馬ってデッキが好きだったからです。軽いエネで火力が出せてビートダウンしてくデッキ大好き。
デッキレシピ
デッキコード: NPn6NL-IjKLEc-NLLggL
こんな感じ。僕自身がそんな尖った構築を使えるタイプじゃないから結構シンプルに押さえたつもり。
やりたいことは好きなときにメロンとボス使って相手の取られてイヤなところを的確に先にとっていくってやつです。毎ターンボスを宣言してマウントがとれるとだいぶ気持ちいいです。
なんでうらこうさく型じゃないの?ってのはものすごくちゃんと答えられないんですけど、一言でいうなら本当に性に合わなかったから。はくばの中途半端な打点が補助できるクイックシューターも採用できたりと強いのもわかるんですが、たねポケモンが少なめだとか進化ラインが手札にダボついたりするのが回しててあんまり肌に合わなかったからです。
あとはやりくり型だとリセスタ後とかでも止まることがほぼほぼないのと、チルタリスを1回立てるだけでずっと動ける安全性とかそういうのが好みでこっちにしました。
採用理由と感想
スイクンV 3枚
スイクン強すぎて大好き。白馬でほしかったサブアタッカーがついに登場って気分で突っ込みました。最初は2枚だったんですけど、3枚投入にしました。
環境で見る連撃ラオスや黒馬は基本的に初ターンで展開をしたいのでスイクンの打点が伸びやすくVMAXが2パンできること、白馬と違ってデデンネ・クロバット相手にエネを切らずに戦えること、特性のしゅんそくで1ドローがシンプルに強いこと、その1ドローでチルタリスが起動できることを加味して多く投入しています。
またスイクン→スイクン→白馬バドレックスと取らせることもあります。そうすることでベンチには基本チルタリス・チラチーノしか並んでないことからボスを1回撃たれても負けないプランが取れたりするので偉いです。スイクンがワンパンされない対面だとよくこのプランをやりにいきます(連撃ラオスとか)。
あとは連撃カラマネロ相手にはスイクンをよく使いにいきます。8枚でサイド3よりも6枚でサイド2のほうが強いので、こっちを押し付けにいくことが多いです。(白馬VMAXだとエンペラーライドで相手のカラマネロが落ちないこともたまーにある、ってのもあります)
逆にスイクンがワンパンされる対面の場合は1枚くらいしか使いません。スイクンがワンパンされると次のターンに手貼り+メロンをしないと復帰できなくなってしまい、それができなくなると1ターン渡してしまうことがあるので気をつけたい点です。
はくばバドレックスV-VMAX 3枚
スイクンVがあまりにも優秀とはいえやっぱり打点が微妙に届きづらくて、お互いにフル展開しないとVをワンパンできなかったり、逆にスイクンVがワンパンされたりすると結構きついので、VMAXラインで戦いたいときに使います。
スイクンが入ったことで3-2-3(or 2-3-3)のラインを渡しながら戦っていくことができるので、昔よりだいぶ戦い方が楽になりました。
チルット/チルタリス 2枚ずつ
連撃でいうオクタンみたいな役割をするやつ。こいつのおかげで好きなときにメロンだったりボスが毎ターン打てて偉い子。
最初は1-1ラインで立てられるときだけ使えればいいか、と思っていたんですが、あるかないかでだいぶ違ったので2-2にしておきました。
チラーミィ/チラチーノ 3枚ずつ
もともとやりくり白馬の型があったようにチルタリスがなくてもこいつさえ立ってればなんとか戦えます。チルタリスのサポートを引くためだったり、サポート以外の欲しいカードを引きに行くために使います。サポートカード以外にも欲しいカードって多く.......!
気持ちとしては4-4にしたいんですけど枠の都合で3-3にしています。チラーミィはHP70のほうを採用しています。クイックシューターとかダブルシューターできぜつする確定数が変わるのは大きい。
ベンチバリアミュウ
入れなきゃチルタリスとチラチーノが殲滅される
デデンネ
事故ったときの保険カード。入れなきゃいけないから入れてるってだけでダスト負け筋になることが多くて抜けるなら抜きたいです。でもしょうがない。
デデンネを出すとサイドプランが変わるので、スイクン2体のプランがあまり強くなくなるから白馬を多く使う試合にすることが多いです。
クイックボール 4枚
これがないと白馬、スイクンに触りにいけない。
あとは序盤で水エネ切ってメロンを使う用途も少し含まれています
レベルボール4枚
レベルボールは全部ドローソースに変わるので4投。
ポケモン通信 2枚
最初はおこうだったんですけど、スイクンと白馬に触りづらくなっていたのでポケモン通信に変更。
特筆することはないですが、強いて言えばデデンネと博士で捨てたくないカードを戻すって動きをたまにするくらいです。
風船2枚 いれかえ1枚
できれば入れ替え札は合計4枚ほしい.....!ここも泣く泣く枠を削った場所です。3枚しか確保できないならこの配分かな、と思って2-1にしてます。あとはチルタリスが逃げ0なのを活かしてなんとかすることが多いです。
麻痺とか眠りの状態異常が増えてきたらいれかえを増やしたいところです。そしていま考えなきゃいけないレックからとんでくるビリリターンGX怖すぎませんか??
やっぱできればいれかえがもう少しほしい。配分逆でもいいかもしれません。
リセットスタンプ2枚
やっぱりこれがないと捲れない。
白馬、ぶっちゃけ雪道リセスタが無理なくできる構築だから強いみたいなところ少しありませんか.....?
最初は1にしてましたが、うらこうさく型と違って好きなときに触れないので2。
頂きへの雪道4枚
正直入れすぎたかもしれない感はある。あるけど、雪道とかいうカードが自分が大好きなので4投しました。雪道リセスタ大好きマンです。
一応それっぽく理由を書くと、最近うねり抜いて他のスタジアムを多めに採用してデッキパワーを高める構築をよく見るのでスタジアムで勝ちにいきたかったから4枚にしてるところはあります。その理論でいくなら1枚うねりでもいいかも?
あとは環境にいる連撃テンタクルがオドリドリGXでドローをしてくるのでそれをきっちり止めないと負けることが多いとか、その他環境デッキに刺さりやすいからってのも採用理由です。でも4投は自分のエゴみたいなところがあるので他の人は普通にこの枠減らしてもいいと思います。
うねりの採用が多くなったら僕も1枚はマーシャドーにするかもしれません。
相手によって先出しするか後出しでスタジアム割りに行くかを変えます。あとはスイクンの調子次第です。
メロン3枚
エネが手貼りできなかったターンを取り返せたり、多めに切っちゃったエネを戻せたりと色々と偉いカード。
チラチーノ型だとどんどん手札が増えていくので、縦引きが相性がいいのもあります。
また、チルットorチラーミィスタートでも逃げエネをメロンで回収できる動きを覚えておくと序盤にきても使えることが多いです。
メロンを使ってエネを貼れる=それ以降手貼りだけで間に合うターンが増える=終盤でボスを撃ちやすくなるって構図があります。メロンとボスは同時に使えない&このデッキは2エネないと起動できないので......
試合中に最低2回くらい使いたいので1枚サイド落ちててもいいように3枚になってます。4枚で試してもスイクンで戦う分&ダイランスを強気に打てるターンが増えることから多すぎると感じることはなかったので、縦引きに思いを馳せる場合は4枚でもいいかもしれません。
ボスの指令 3枚
偉すぎるカード。2枚でもギリ回せますが、1枚サイド落ちなり博士orデデンネで巻き込まれると悲惨なことになるので3枚。
チルタリスが入っている以上ほぼ好きなタイミングで打てるので、3枚あるとクイックシューター、オクタンだったりの他に優秀な非V・GXを余裕を持ってボスが使えることや、ボス3回のサイド2-2-2のプランが取れたりもするので厚めにいれてます。よくわからんデッキと当たってもボスが厚いから取るとこ取ると勝てるみたいなところある。
マリィ2枚
ハンドを流せるので偉い。自分はチラチーノ+しゅんそくが使えるのでハンドを流したあとでも自分側は復帰しやすいというのも採用理由です。
ただ、基本的には手札が多いほうが強いので明確に流したいとき+序盤のドロサポとしての役割として2枚採用です
博士の研究1枚
最序盤と欲しいカードを絶対に引きたいターンにしか使わないので1枚。最初は2枚入れてたんですけど、使わない試合は本当に使わないので1枚にしました。感覚としては保険で1枚デデクロ入れてるのと同じくらいの気持ちです。
使いたいときはチルタリスで持ってきます。
水エネ9枚+たっぷりバケツ2枚
白馬はエネに触れる枚数が合計10~12枚くらいあるといいのかなと思ってます。最初は8-2で試してたんですけど、ギリギリ回せなくはないとはいえ、うらこうさくと違ってたっぷりバケツに確定で触れないことからも少し余裕をもたせて9枚にしました。水エネ1枚でも落ちないとメロンが全く使えないので少し多めに入れたいところです。
その他採用したかったけど見送ったカード
ダンデ
これを使うとTAGTEAMがワンパンできたり、後1のつきさす40+30で大体のVMAXがダイランス250ラインに乗せられたりとかなり優秀だったのでめちゃくちゃ採用迷った。迷ったけど枠が思いつかなかった。
マオ&スイレン(とりつかい)
いれかえ札が少なめなのでチルタリスで確定で触れる札がほしいなと思って検討。ただ、強い場面が局所的だったので今回は見送り。でもたまにほしくなる
ヤレユータン
チルタリスと最初に試したのはヤレユータンでした。ただ、レベルボールで触れないのがつらいのと、これでチルタリスのサポをとるとメロンで引くカードが1枚確定しちゃうのがあんまり好きじゃなくてチラチーノを採用しました。
あと、チラチーノの項でも書いたんですけどサポート以外にも欲しいカードたくさんあるからちゃんと掘れる構築にしたくてチラチーノ採用にしました
博士の研究2枚目
いくら使うところが限られているとはいえ、最序盤に引きたいのは間違いないので触れやすくするために2枚目あってもよかったかなぁって時折感じる。
デッキ自体の全体的感想
自分の思考にあったデッキが組めて気持ち的にはかなり良かったです!だいぶ肌感よかった。このデッキで勝とうとすると向こうのデッキの取られてイヤなところをちゃんと攻めていかないといけない(例えば、連撃テンタクルではオクタンをできれば潰したいとか)ので他のデッキへの理解度も求められるんですが、自分の知識がつけばつくほど勝ちやすくなって使いごたえのあるデッキが組めてよかったな~って個人的に結構満足してます。
ただ、やっぱりいれかえ札が少なくてスイクンor白馬で先に出ちゃったほうで戦わなきゃいけない試合があったり、チラチーノが立つまでにドロサポをきっちり使える場面になってないとだいぶ劣勢になる、という序盤の不安定さを少し消したいなぁと課題に感じています。スイクンのしゅんそくで引けるとはいえ、やっぱり解決しないこともままあり......
あとうねりが少なめなのを信じて雪道4枚なので、うねりと対面するとちょっと話が変わってくることも多々。
あと回った黒馬に全然勝てない。回ってるのはもうしょうがないとはいえ、そうなると白馬で手も足も出なくなるのは結構な課題。雪道リセスタしたところでもう返せねえ......
でも結構気に入って使うことができました!気になる方がいたら試して頂けると幸いです。
当日のマッチアップ
初戦ゲンガーブラッキー
後攻。1ターン目相手がエネつかなかったみたいで、こっちはスイクンをちゃんと立てられた。
2ターン目にヘルガーでブラッキーにエネ加速してくろいまなざしを打ってくるも、こっちはスイクンで殴れる体勢にしてた&相手が3体点高いしてたのでこっち5体展開してスイクンでブラッキー処理。
みたいなことをしたらだいぶテンポ取れたのであとは後続をちゃんと立てられるように動いて勝ち。
2戦目うらこうさく連撃テンタクル
後攻。前日の夜にテンタクルの練習はしてたので、スイクン2体を押し付けつつ相手が1体しか立てられてないオクタンを取りに行く。その後、後続のオクタンが立てられてなかったぽいのでオドリドリを止めにいくべくこっちが雪道を探しにいっても現物はおろかチラチーノも1体も引けずに掘る枚数が少なめに。
やっと雪道にたどり着いたターンはもうほぼ最終ターンで雪道リセスタを決めてあとは前の白馬VMAXが倒れないことをお祈りしてたが、向こうがグレキャを引いてデデンネ呼ばれてそのまま負け。あと1ターン回ってたらこっちの勝ちだったのでお互いどっちが先にキーカードを引けるかの戦いだった。チラチーノと雪道が最終ターンまで引けなかったので残念。
マジで前日テンタクルの練習やっててよかった。やってなかったらそもそも試合にならずに轢き殺されてた。マチスは初見で対応できない。
3戦目 クラハン三ザシ
先攻。白馬を握る以上、三ザシは少なめだと思ってたので当たった瞬間ちょっと焦る。ただ、最近は三神バレットもあるのでそっちだったらまだ取れそう....?と思ったら向こうは王道の後1オルジェネ型の構築だったので、スイクンでなんとか三神を倒して、ダイランスでザシアンを取っていくプランをすることに。
ただ、向こうの引きが弱かったっぽく、最初のデデンネでメタソ&つけかえが2枚ずつ落ちてたのとクラハン4裏で下振れてたので、先攻のことを活かしてアルティメットレイ言われる前に三神倒して、ダイランスでザシアン取って、クチートに倒されないようにベンチ広げすぎずに戦って勝ち。正直運ゲー感だけど勝ちは勝ちなのでよし。
4戦目 レジドラゴ
先行。最初チェリムが出てきたとき何のデッキが全然わからなかったから焦った。このデッキは向こうがされて嫌なポケモンを先に潰して戦うのでそれがわからないとかなりキツイ。ここで思いついたのがパワフルニードルのマラカッチくらいしかなかったけど、蓋を開けてみたら新弾のレジドラゴだった。
あとから考えればはるらんまんを先に潰せばレジドラゴが攻撃できなくなることに気づいたけど、それに気づかずにあたふたしてたし、気づいた次のターンに控えのチェリムを出されたので素直に戦うことに。
レジドラゴは良くも悪くも240点しかでないのでVMAXがワンパンされない、かつベンチが並ぶデッキだったのでエンペラーライドで落とせることからも3-2-3のプランを押し付けることに。そうすれば5回は殴れる。途中でオドリドリをボスで呼べればその回数で勝てそう、なんてことを思ったり。
で、オドリドリを止めるための雪道を探すもまたも見つからず。本当に4投した??ってくらいヒットしないけど、またまた最終ターンにようやくリセスタとセットで引けたので雪道リセスタで1ターンもらってボスでオドリドリ呼んで勝ち。好きなときにボスが言えるのはやっぱ強いんだなぁと感じた瞬間。
結果
で、結果9位。うーーーーーーーーーーん。なんだかなぁ。同じ3-1でも決勝トナメに行ってベスト4に行っていた友人を横目で見てると嬉しい気持ちと悔しい気持ちが混在してなんとも言えない気持ちに。でもまぁ全勝できなかった自分が悪いし、ということでなんとか納得させることに。(納得できてない自分もいるからこういう文章書いているけれども)
「お前は毎回結果を出す直前で躓くんだよな、いつもそうなんだよtokeiって人間は」ってこれまでの人生を振り返る瞬間だったり。
でもシティ参戦2回目で9位なのはやっぱり嬉しかったり。最初にシティ行ったときなんてBレギュ落ちるかどうかの時にウルネク超MM握っていったけど1-4かまして帰った記憶があるので、そう思うとだいぶ成長した気がする。がんばれた。
だし、シティリーグ参戦は今回身内もだいぶ練習に手伝ってもらってありがとうございました!!それで今のデッキができてるし、いろんな対面もできたので練習含めめちゃくちゃ楽しかったです!!!!改めて、ありがとうございました!!!
一応有料部分は作っていますが、シティを終えたあとでの反省を踏まえてどう変更しようかな、くらいの案をぽつんと載せているくらいなのでシティリーグのレポ自体はここまでになります。記事が面白かった方や、軽く気になる方がいたら1パック程度の値段にしているので買って頂けると幸いです。
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