『ショーシャンクの空に』の「後味が悪い」理由3選
「後味が悪い!!」との評価が多い映画に、超名作と名高い『ショーシャンクの空に』がよくピックアップされています。
意外に思われた方も、多いかもしれません。
ですが、よくよく本作を楽しんでみると「たしかに後味が悪い」点が多いのも事実です。
その大きな理由は、主に3つ。
おじいさんがひどい目にあうから
主人公の冤罪が晴れないから
アンディーの行動を美化しにくい
そこで本NOTEでは『ショーシャンクの空に』が「後味が悪い」理由3選をネタバレ考察していきます。
それでは順にネタバレありで、見ていきましょう。
【1】おじいさんがひどい目にあうから
『ショーシャンクの空に』には、おじいさんの囚人ブルックスがひどい目にあうシーンがあります。
アンディとブルックスは図書係として、出会いました。
後に、性格のよいブルックスは、仮釈放となります。
こうしてブルックスはスーパーで働き始めますが、社会の変化についていけません。
辛い日々に限界を感じたのか、「ブルックスここにありき」と伝言を残して、この世を去ってしまいます。
これがあまりに重いシーンであるため、『ショーシャンクの空に』は後味が悪いとの評判が目立つようになりました。
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