日本の「アメリカンドッグ」についての雑なメモ
※このページは何度も何度も追記してるので物凄い「雑多」になってます。
アメリカンドッグ、コンビニのホットスナック売り場で並んでたりするソーセージが串に刺さってて衣のついたアレ。
「アメリカンドッグ」自体は日本だけでの呼称であることや、北海道では砂糖つけたりして食べる事が多いなどのことは広く知られてはいるものの、
そのアメリカンドッグ自体がいつから日本でそう呼ばれ始めたのかとかまでは検索しても見つからないかんじなので、そこからじぶんで調べてやれる範囲で漁ってみただけの結果を列挙しておきます。ちいさいこえで。
他にちゃんと調べてる人いたらもっと大きい声で言って。うぃきぺでぃあにもかいておいて。自分がいま探してる限りだとうぃきぺに書けるほど明確なソースが存在しないんだもの。
とにかく検索したり漁ったりした結果のメモで、追記に追記重ねてるからちゃんとした記事とかそんなんではないです。まだちゃんとした答えが出せてないので。
そういう意味での「雑」になってます、もう。
あとで整理して別記事にしたいと思うのでここはここで雑メモ。自分用。
どうにか形にしたので、こっちはあんまりに雑然としすぎてるので、一応の流れでいうとそっちみにいったほうがいいです。
この記事公開した時の雑なネット検索とNDLデジコレ検索結果
コーンドッグ~日本に来る前のアメリカンドッグ
アメリカンドッグの英名、というか世界で広く知られている呼称は「コーンドッグ」で、さらに言うと衣にトウモロコシ粉使っている事から(およびトウモロコシの穂に似てることかららしくもあるらしい)その名前であり、日本ではその粉の普及の関係なのか小麦粉が使われていて、その名前ではなくなった由来な感じがあります。
んで、うぃきぺでぃあ見る限りでもそのコーンドッグも発祥には諸説あるらしく、1926年にはとある会社の食品カタログにはあったとか、1929年には特許出願されてたとか、1930年代後半から1940年代前半の間に自分らが作ったと主張してる店があるとか、
なんだかよくわからないままに確立している存在のひとつではあるんですよね、コーンドッグ。
そんなかんじで、アメリカンドッグが日本で知られるのはまず戦後1945年以降にはなるんでしょうね。フィクションで明治大正昭和前半な奴でもアメリカンドッグ出てくるのないでしょ、みたいな。
かつての時代にトウモロコシ粉自体の存在は出ててもそれで揚げたって話も見ないし、
そもそもの「アメリカンドッグ」の衣の作り上やソーセージ自体の普及だとかなんだで無さそうって感じだし。
アメリカンドッグの名前が出てくる昭和中ごろ
古い何かについて調べるには古い書籍だのなんだのにあたるのが一番であるものの、あてもなくただ本を見続けるのも無茶でもあるので、そういうのでですべてがすべてじゃないけどデジタルでいろんな本や雑誌やらが全文検索できる国会図書館デジタルコレクションを頼ります。いつも頼ってます。
デジタルコレクションでそのまま「アメリカンドッグ」で検索すると、まずハナミズキのほうばかりがでてきます。
ハナミズキについて引っかかったのばかりを流してみていくと、それらしいのが見つかります。
例によってデジタル化されてても国会図書館の端末でしか読めないので、検索結果だけをもとに(かなりズルしつつ)だらだら書くだけのことになります。
1968年の「スティック・ドッグ(アメリカン・ドッグ)」
「スティック・ドッグ」にカッコつけての表記。
最古と言い切りはしませんが、(この記事最初に書いた2024年2月時点での)デジタルコレクションで公開された検索結果の限りでは一番古い「アメリカンドッグ」はたぶんこれになります。
次に引っかかるのは内容的に北海道とかそのへんについて言ってるっぽいんですよね。こんかいはあえてあさりませんが、ここからは。
先に出た「スティック・ドッグ」で検索すると、ほんのちょっとだけ遡る事にはなります。同年ですが。
調理法のあれからして「アメリカンドッグ」を指しているには違いないでしょう。
ひとまずデジコレでの遡りとしてはこれぐらい。
言われていたかもしれない年、1968年、昭和43年。
1970年から増える「アメリカンドッグ」
そんで、1970年に入ってから「アメリカンドッグ」について引っかかるのが増えてきます。
軽食としてアメリカンドッグが売り出さしていた店が増えていたから、なのかもしれませんが、
この年、ちょうど大阪万博があった年でもあるんですよね。
1970年大阪万博。
ここで売られたりしたアメリカンドッグで初めて存在を知ったという人もそれなりにいたかもしれません。
……基本、個人の想い出な証言ばかりではありますが、
とりあえず、これらの印象的にも1970年(昭和45年)辺りが一つの区切りとして「アメリカンドッグ」が普及していったっぽいかなあと。
言い切りませんが。言い切れませんが。
上記スティックドッグも以降、ちらほら名前が出てきたりするんですけど、アメリカンドッグのが多いですね、という感じ。
だから増えてったでいうとほんとこれぐらいが節目っぽい。
ちゃんと調べるのは誰かやれ。やって。
アメリカンドッグより前に見られる「フレンチドッグ」
アメリカンドッグには別名(というか一部で有名な名前)として、「フレンチドッグ」がありますが、名前として出たのはこっちののが先みたいなんですよね。あれこれ書き足したりしてるうちに先にでたってのはちょっと怪しくはなってきた。平行してたかもしれない。
雑な見方した限りでは。
アメリカンドッグが1970年から~と持論をかいてはみたものの、フレンチの方も並行して1970年以降にもちょこちょこあるんですよね、呼称。
いわゆるオシャレとかそんなかんじでつかわれたりなんだりなイメージ。
もしくは一部業界での慣例呼称か。
というか、1970年万博においても「フレンチドッグ」って名前で売られていたかもしれないので、その辺本当にあやふやなんですよね。
北海道での「フレンチドッグ」にしても、アメリカン~の名前が広まる前の頃から知られてるような感じがあるので、とにかく先に言われているらしいんですよね、「フレンチドッグ」
砂糖がけ自体がどうこう言われるからには、その本体の方が知られているからこそ言われるものであって、日本での正確な普及時期はわからないものの、「フレンチドッグ」として先に広まっていたとは思うんですよ。資料不足なんで(ていうか探しにいくのもあれなんで)自己研究未満でしかないですが。
しかし、世間的な呼称としてはアメリカンのほうが多いっちゃ多いのもあるので、まあそういうものではあるのかな、みたいな感じです。
ほんとよくわからないまま。
検索ででてきた何かメモ(追記)
一度上記の分まで書いて公開した後に、あれこれ調べて出てきたものを追記してあります。
上も上でやっぱり追記はされてますが
1971年に創立してアメリカンドッグを普及させたというフルタフーズ
業務用加工食品ヒット賞 地域特別貢献賞:昔亭/フルタフーズ(富山市)「アメリカンドッグ」 - 日本食糧新聞電子版
2012.07.02
https://news.nissyoku.co.jp/restaurant/tanakak20120709025821775
2012年時点で八割シェア。
沿革|富山から全国へ。昔亭・フルタフーズ
https://sekitei-furuta.co.jp/?tid=100043
これらの踏まえても、アメリカンドッグ普及は昭和中ごろからって感じなんでしょうね。
1970年説はこのニュースからのこと。たぶんまちがい。
どこかでのアメリカンドッグ誕生1971年説はここからなんだろうと思う。
フライドドッグ スカイドッグ アメリカンドッグ
家計調査のしくみと見方
https://www.stat.go.jp/data/kakei/pdf/mikata00.pdf
平成17年11月
フライドドッグはわからんでもないけど、このスカイドッグってなんなんですかね。
「ホットドッグ」という呼称
第9回 「ホットドッグ」の思い出/髙良宣孝 | 「あまはい、くまはい、いちむどぅい 沖縄で考えることばのいろいろ」島袋盛世・兼本円・髙良宣孝 | web ふらんす
https://webfrance.hakusuisha.co.jp/posts/6090
沖縄の一部では「ホットドッグ」呼びされていたかもしれないはなし。
文字だけだと本当に区別がつかないからこれはこれでなげるだけ
1968年に初めて販売したという「スティックドッグ(ホットドッグ)」
横須賀ハニービーで日本初のアメリカンドック!?とミルクセーキを堪能する! | 横須賀海軍カレー本舗 スカレーブログ
http://blog.yokosuka-curry.com/?eid=1146814
【公式】ハニービー(HONEY BEE) - ヨコスカネイビーバーガー・海軍カレー
https://www.honeybee-yokosuka.com/
1968年に開店した横須賀の「GALLERY HONEYBEE」の「スティックドッグ」と「ホットドッグ」の記述。
これでも1968年。
存在認知され始めたのはやはりこれくらいの年なのだろうか。
1967年(1966年?)の「××ドッグ」の記述
日本食肉年鑑 1967年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション
送信サービスで閲覧可能
https://dl.ndl.go.jp/pid/2513935/1/302
ホットドッグと呼ばれてたかもしれないから検索したら、出てきた1968年以前のアメリカンドッグ、フレンチドッグらしき料理の存在。1966年出版のものの記述。日本食肉年鑑 1967年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
出版日が明確でないので幾分かのズレはあるかもしれないけど、67年くらいに考えてもそれぐらいにはあったと考えられるとはおもう。 昭和四十一年十二月二十五日発行。
書かれた頃合とそれらが読まれるアレを思っても、66から67くらいの感じで思うほうがいいんだろうか。
新しい食肉店舗 : 店づくり成功例80選 - 国立国会図書館デジタルコレクション
送信サービスで閲覧可能
https://dl.ndl.go.jp/pid/3442373/1/38
1967年出版のコレには「ホットドッグフライヤー」が設置されている肉屋の事例が。
フライヤーつってんだから、パンにはさんでやるタイプのホットドッグではないよなあ。
新しい食肉店舗 : 店づくり成功例80選 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
昭和42年4月15日発行の本。
とにかくまあ、それぐらいのやつ。
仕入便覧 1968 - 国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/2518427/1/42
1968年のカタログ。
「スナック・ドッグ製造機」の名前で売られている機器。
見た目からして衣ついて串にささってるアレなやつ。
で、その写真には「HOT DOG」の文字が。
名称のブレがありすぎて本当にわけわかんない。
サンドイッチ・ハイスクール (レモン・ブックス) - 国立国会図書館デジタルコレクション
出版年月日 1966
https://dl.ndl.go.jp/pid/9545230/1/26
長いくしにソーセージをさし、とアメリカで「ホットドッグ」を食べた一節がある。
日本語でかかれてるってことがあれなので、いちおうなげとく。
月刊食堂 : the food service management 6(7)(60) - 国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/2674586/1/110
スティックで何かしらの衣つけたっぽい「ホットドッグ」について触れられた1966年の
サービスエリアの「グルメ」人気衰えず! 限定メニュー・ネット配信で魅力倍増、アメリカンドッグ時代からの歴史をたどる | Merkmal(メルクマール)
https://merkmal-biz.jp/post/56110
1960年代のモータリゼーションの進展とブリヂストン | Bridgestone Blog
https://www.bridgestone.co.jp/blog/2019070201.html
日本で最初にオープンしたサービスエリアはどこ? 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】 – ニッポン放送 NEWS ONLINE
https://news.1242.com/article/98493
SAなどでの軽食としての提供でのアメリカンドッグ普及の側面もあるのかもしれない。
なんとなしにGemini(元Bard)で聞いたら、怪しい答えがでてきたのでほんとにメモ用にだけかいておく。
/gemini.google.com/share/7a562d56604d
デタラメくさいのであくまでめもデタラメだった、アクセスできるソースでないかぎりGeminiはしんじられねえ
匿名掲示板5ch(2ch)のとあるスレッドの1。
「フレンチドッグ」が売られていて食べていたという裏付けになる。
こういうのを引き合いにだしてするのもあれかもしれないですが。
1964年に日本に上陸したらしい?「アメリカンドッグ」
https://plustrivia.com/originfoods/868/#%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%B0%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%A7
まずここから、たどって、
https://ameblo.jp/aishibox/entry-10840425770.html
ここにきて、
https://web.archive.org/web/20100105005010/http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/051224/30.html
これでこう。
さらに
「アメリカンドッグ」の最初と思しき根拠な証言やっと見つかった。
1964年、らしい。しかし、それらを裏付けられる資料が出てこないのもあって、一つの説でしかない。
「1964年、東京オリンピック開催にて出店」、1964年に持ち込んだといっているだけでって、別にその年に「最初の店舗」である「東京ボウリングセンター」に売店ができたとはいってない。じぶんの認識ミス。
その辺で探さないと。
本当に「アメリカンドッグ」といっていたのか、まだわからない。
ホットドッグ売ってた流れでそういう言い回ししてたんじゃなかろうか、みたいに推測できるけど、あくまで推測であっていまはまだ証拠もなにもない。
「フレンチドッグ」などの他呼称のアレもあるので、まだまだわからないことは多い。
1964年ってののがちょっと疑わしい感じがでてきた。勘違いレベルではあるかもしれないけど。
その証は別項で。
北海道というか道東のフレンチドッグについてのあれこれ
追ってる部分ではないけど、一応そのへんもメモしておく
レファのやつは上で張ってるからこっちでははらず。
砂糖がけフレンチドッグ / 北海道 -【JAPAN 47 GO】
https://www.japan47go.travel/ja/detail/6f6e0b37-e15e-42c2-989f-75aa0d0589ce
【道民あるある】アメリカンドッグに「砂糖」をまぶして食べる!?←その理由を調査してみた|Sitakke【したっけ】
2022.10.30
https://sitakke.jp/post/4592/
【北海道グルメ】なぜ道東ではアメリカンドッグに砂糖をつけるのか・・・・・・もんすけ調査隊(今日ドキッ!2022年10月21日放送) (youtube.com)
アメリカンドッグに砂糖をかけたら「フレンチドッグ」!?(季節・暮らしの話題 2021年10月09日) - 日本気象協会 tenki.jp
https://tenki.jp/suppl/romisan/2021/10/09/30626.html
北海道の一部にしか存在しない激レアB級グルメ「フレンチドック」を食べてきた | ガジェット通信 GetNews
2019/10/04 17:00
https://getnews.jp/archives/2220692
ケチャップは邪道!釧路ではアメリカンドッグに砂糖をかける :: デイリーポータルZ
2016年7月22日
https://dailyportalz.jp/kiji/160721197022
【検証グルメ】北海道民が「アメリカンドッグには砂糖が常識でしょうよ!」と言い張るので試してみた / しかも『フレンチドッグ』というらしい | ロケットニュース24
2014年11月2日
https://rocketnews24.com/2014/11/02/504356/
フレンチドッグには砂糖を!道東ではアメリカンドッグに砂糖をつける!?│北海道ファンマガジン
2003/07/21
https://hokkaidofan.com/frenchdog/
どれもこれも名前の由来そのものについての説はなんも挙がってはない。
_
この辺もいちおうのメモ
アメリカンドッグ | (一社)日本惣菜協会
https://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/corn-dog/
ネットにある由来の説はどこも似たり寄ったりで、それらしいソースは無し。
特許出願等でのあれこれ
1971年特許出願 アメリカンドツグ及びその類似品の連続製造方法
アメリカンドツグ オヨビ ソノルイジヒン ノ レンゾクセイゾウホウホウ
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-S48-048655/11/ja
出願日1971/10/18
特許出願人は「協同乳業株式会社」。
可食性の柄を有する食品
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-S56-145992/23/ja
「柄付き食品に関し、詳しくは柄を過食性の食品で構成したアメリカンドッグ、キャンディー等の柄付食品に関する。」
出願1980/04/02
出願人「味の素株式会社」
揚げもの食品のマーキング法
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-S57-159475/11/ja
「本発明は、アメリカンドッグ、フレンチドッグなどと称されるソーセージ入り揚げ亀の、さつま揚げなどの揚げもの食品のマーキング法に関する。」特許出願 1981/03/25
特許情報プラットフォーム|J-PlatPat [JPP] (inpit.go.jp)
これら以降にも「アメリカンドッグ」に関する出願はあるけど、古い出願はこれらになる。
フレンチドッグはそこまで古いのは無い。
ホツトドツク ノ セイゾウホウホウ
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-S48-036353/11/ja
特許出願 1971/09/20
名前は「ホットドッグ」であるが、内容は串や小麦体をソーセージにつけて油で揚げる事が書かれている、それ。
クシ
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-S48-078283/23/ja
ソーセージやハンバーグやホットドッグに刺す「串」などについての実用新案届。
出願 1971/12/24
こういうのだけでも「普及した」といえるのは70年以降ではあるんだろうな、という。
コーンドッグ corn dog 周りのメモ
翻訳すればそれまでかもしれないけど、日本語として書き起こしておきたいので
テキサス州のドイツ移民がソーセージに衣を巻いて揚げたのが始まりで、棒は後からつけられた、説。
US1706491A - Combined dipping, cooking, and article-holding apparatus - Google Patents
1927年に出願提出されて1929年に発行された特許に、Corn Dogらしいものがあるので、オレゴン州で発案されたものではない、と主張する説。
(オレゴン州に本社があるPronto Pupsが1939年にCorn Dogを最初に作った、と主張する説に対して。Pronto PupがCorn Dogを多く広めたであろう、とは評価しているけど。
The Food Timeline: history notes-meat
1926年のホテル・レストラン用品のカタログに"Krusty Korn Dog" baker machineという名の、言葉通りトウモロコシの穂のような形状のワッフルを焼く機械が掲載されている。
これらに棒があったかは確認されてない、らしい。
ワッフルらしいからなあ。
カール・フレッチャーとニール・フレッチャーが1942年に「Corny Dogs」を発明した、という主張。
味付けはマスタードのみだったらしいけど、後々ケチャップも提供するようになった、という。
「Pronto Pup」の1939年発明の主張。
それも1941年とか、特許の記録の1942年のあれこれもあるらしい。
41年のあれこれは店のやつか。
A classic American concession was first fried in Oregon: the corn dog - OPB
The definitive history of the corn dog (er, Pronto Pup) | MPR News
The Original Pronto Pup - Gastro Obscura (atlasobscura.com)
デイブ・バーハムが1946年に「Hot Dog on a Stick」を作った事からの主張説。
「コーンドッグ」の起源説はこれらぐらいなんだろうか。コーンドッグ自体もよくわからない。
Family reflects on loss of Vose’s Corn Dogs founder, grandfather | WCIA.com
Corn dog king of the Illinois State Fair has passed | WJBC AM 1230
45 Years Of State Fair Corn Dogs | Top Stories | wandtv.com
1960年代にアメリカでコーンドッグの名前で呼ばれていたであろうのは確認できる。
Billboard 1949年2月26日
https://books.google.co.jp/books?id=OPYDAAAAMBAJ&pg=PA64&dq=%22corn+dog%22&sa=X
Billboard 1957年9月9日
https://books.google.co.jp/books?id=QSEEAAAAMBAJ&pg=PA80&dq=%22corn+dog%22&sa=X
アメリカンドッグに触れられていた記事や本
けっきょくきになっていくとこいってそれらしいのしらべたりしてしまいました。それでもさがしきれてませんが。
1967年「フレンチドッグ」命名&うちおろし説
NHK放送文化研究所(https://www.nhk.or.jp/bunken/research/index.html)が発行している『放送研究と調査(月報)』(https://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/index.html?p=202404)の、2003年10月号にて、塩田雄大氏による『平成15年度「ことばのゆれ」全国調査から(1)食関連用語をめぐる語彙的な「ゆれ」--西の綿菓子・東の綿あめ』という記事があり、その中で『アメリカンドッグ~フレンチドッグ』という章が書かれていて、それでアメリカンドッグについてのあれこれが書かれていました。
章の中で、
と、昭和家庭史年表(家庭総合研究会編(1990))から引用と共に記述。
さらにその記録や命名についての背景の記述が『祭りの商人「香具師」(1987年 川瀬孝二 著)』から引用されている。
上記孫引きのようにまた孫引きな形になるけど、こっちでも一部を引用。
これが1967年のってことになるあたりの記述。
で、
とあって、フレンチドッグ誕生1967年説が出てくるわけです。
多分ネット上ではあんま言われてないけど。
貴重な証言の一つだろうけど、最初にやったかはちょっと盛られた話であるかもしれない、というのが現状の感じ。
1964年説もあって、66年にそれらしいものもあったっぽいので。
この記事での「アメリカンドッグ」の命名背景は不明なままだったみたいです。
一応コレだと「フレンチドッグ」の命名の理由であるかもしれないものの一つの説がわかったことにはなるかなと。
味の素食の文化センターが発行している雑誌「Vesta」の54号(2004年)にて、塩田雄大氏の連載記事として「「ことばのゆれ」からみた日本の食(2)アメリカンドッグ~フレンチドッグ」が掲載されており、その記事において題名通りにアメリカン・フレンチドッグについての事が書かれています。
一部地域による「ホットドッグ」の呼称から、ソーセージをパンで挟むホットドッグについての例、フレンチドッグ・アメリカンドッグの例、それから呼称についての調査などが記述。
放送研究と調査の内容をより一般向けな書き方にしたような感じであるものの、さらに深く調査された結果もありました。
フレンチドッグの項にて、「昭和家庭史年表」と「 祭りの商人「香具師」」を引用して1967年に生まれた説があると記述されていて、そこからプリマハムに問い合わせた結果が書かれています。
で、長いけど引用。
大阪万博ではやっぱり「フレンチドッグ」呼称だったらしいです。
で、そのフレンチの名称自体については、
と、問い合わせた結果が書かれています。
これもまあ一説でしかないけど、こう言われているものがある、ということにはなります。
アメリカンドッグについてはやっぱり手がかりなしらしく、コーンドッグを手本にした人がいたのかもしれない、という推測が書かれている程度でした。
呼称が文字として書かれた例として挙げられている例としては、
という感じで、マジで見つかってない感じが伺えます。
実際こっちでも検索してもそれらしいのないくらいなんだもの。
1446人からの年代別・地域別での呼称の調査も載っていて、全年齢層でアメリカンドッグとしての認知が多く、ホットドッグ、フレンチドッグは二番手三番手という感じで、比率的には若年層がアメリカンドッグと呼ぶのが多いともあり、
と、推測が書かれている。
地域別での結果としては、「アメリカンドッグ」は関東で多く、「フレンチドッグ」は北海道と九州で多いとなっている。
「ホットドッグ」も全国にちらばりながらも存在している。
で、その結果を元に、
というように書かれている。
縁日で売られているのが多いことから地域差は香具師の活動範囲と強く関係しているかもしれない、とも書かれている。
今でもそれらを調べる手段が思いつかないので難しいかもしれない。
論文
「ホットドッグ」か「アメリカンドッグ」か―新しい方言・気づかない方言の一例として― | CiNii Research
収録刊行物
福島県田村郡小野町方言の社会言語学的研究調査報告
福島県田村郡小野町方言の社会言語学的研究調査報告 - 46-50, 2016
こんな論文もあるらしい。
題名からしてもホットドッグ呼称についてのことだろうと思う。そっちはおっかけるのめんどうだし、なんか読むのもめんどくさそうなので俺は追わない。 おっかけようとしたけど、複写が著作権の関係でいろいろナニだったので無理だった。
一旦諦め。
ざっくりした紹介
日本の洋食 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
出版年月日 2018年05月20日
https://www.minervashobo.co.jp/book/b357164.html
ざっくりした「洋食」についての歴史やらなんやらの説明が書かれている本。
何も知らない場合のとっかかりとしてはいいかもしれないけど、あまり深くは掘られていない。
そこで一応アメリカンドッグのページもあったけど、ページ数としては1ページ分ぐらいの記述。
この記述だけでも「一般的」な事で書かれている本という感じにはなる。
じっさいまあ、そんなかんじで売られてたそうだし、そういうストーリーのがわかりやすいってのもまあそうだろうなあと。
アメリカンドッグとフレンチドッグ
コムギ粉料理探究事典 - 株式会社 東京堂出版 限りなく広がる知識の世界 ―創業135年―
https://www.tokyodoshuppan.com/book/b79523.html
小麦粉を使った・関連した料理についてのみの辞典。
そのうちに「アメリカンドッグ」と「フレンチドッグ」が載っている。
「香具師」のアレの記述からの説が引き合いに出されている。
つまりこれでも「ほぼなにもわかってない」ということになる。
NDLデジコレで公開されてる物をさらに漁る
けっきょくどうしても気になったりいろいろあって行くとこいって漁ったりなんだりしてるのもあるので、それらも列挙。
順不同。というか本当に並べてるだけなので時系列でまとまってはない。
というか並べ方がアレなのでとにかくその場その場で並べてあるだけ。
送信サービスで閲覧できる資料
NDLに登録してあれば自宅からでもログインして見られる資料。
どちらにしても見られない人は見られない。
昭和43年(1968年)から44年(1969年)に販売されたアメリカンドッグ
かつて新宿にあったという「コーヒーショップ・らら」。
そこで昭和41年からの二年目ごろにアメリカンドッグ販売してたらしく、
昭和43年(1968年)から44年(1969年)のことにはなるんですよねこれ。
しかしこれ、店舗の運営形式を思うと、「アメリカンドッグという名のサンドイッチ」である可能性もなくはないかなあと思うんですけど、
でもそれだと珍しいとか言わないだろうし、そういう事例は見たこともないから無いかなあ。
(フレンチドッグという名のサンドイッチってのは見かけるんですが)
この喫茶店自体も気にはなるんですけど、ここでは追いません。
あくまでアメリカンドッグのやつだ、ここでは。
1969年頃の池袋地下街
泉麻人氏による池袋地下街についてコラムの中で、アメリカンドッグ食べたという思い出が少し語られている。
とにかくその「すなっくらんど」によっていろいろ食べたことがあるなやつで、
年月も定かではないあくまで思い出話でではあるんですけど、
これだけでも1969年から1970年くらいにアメリカンドッグを食べてたであろうみたいな推測だけはできるので、引っ張っておく。
昭和49年(1974年)8月の福島県の祭り出店での「フレンチドッグ」
草野日出雄 著『写真で綴るいわきのくらし』,はましん企画事業部,ヤマニ書房,1974. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9640526 (参照 2024-05-09)
「祭りの出店<昭和49年8月1日・錦町御宝殿熊野神社境内>」の写真のページに、「フレンチドッグ」の屋台の写真が掲載。
昭和四十八年(1973年)8月の群馬県の祭りの「フレンチドッグ」
『沼田の民俗と伝承』,沼田市教育委員会,1975. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9640514 (参照 2024-05-09)
昭和四十八年八月沼田市(祇園祭)の露店の一覧が掲載されていて、そのうちの一つに「フレンチドッグ」の名前がある。
ケーキメークと「スティックドッグ」
商品紹介のページでケーキメークの紹介に「スティックドッグ」の名前も書かれている。
ケーキメーク自体は一応上でもURL貼ってるけど、1968年にホットケーキミックスの商品名。
昭和ホットケーキミックスの歴史 | ホットケーキ百科 | 知る・楽しむ | 昭和産業株式会社 (showa-sangyo.co.jp)
ケーキメークを使った簡単なレシピ的なものが書かれてるページ。
まちがいなく「アメリカンドッグ」な何かを指しているんだろう証明になるひとつ。
ケーキミックスについての記事での「アメリカン・ドッグ的」。
この辺でも名前が定まってないとかそういうのも考えられる。
というか表記ぶれでの検索したら「アメリカンドック」、つまりアメリカンドッグ言ってるじゃないかよと。
1986 膨張剤と「スティックドッグ」
ベーキングパウダー(ふくらし粉)についての話のうちに「スティックドッグ」の名前が挙がっている。
1986年(昭和61年)から多少前後するその程度の間で「スティックドッグ」。
1970 盛り場での「アメリカンドッグのスタンド」
「盛り場という巷の学校」という題で中高生が立ち寄る場所についてなにかを言ってる件のとこでの「アメリカンドッグのスタンド」。
挙げられている例共々、そういう売られ方をしていた時代の一つの視点からの切り取り的な感じのなにか。
「アメリカンドッグ」
1970 アメリカンドッグ製造器"ハイ・スター"
ドライブインだとかの経営についての本のうちの、製品紹介としてアメリカンドッグ製造器があり、その項にこんな一文がかかれている。
ハイスター自体は他のとこでも引用はしているけど、宣伝文句なだけあって盛られてるものもあるだろうけど、それだけの言う何かがあったものにはなるとおもうんですよね。
『小資本飲食店 : 成功事例300 オール開店の手引』,柴田書店,1977.8. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12023716 (参照 2024-05-11)
https://dl.ndl.go.jp/pid/12023716/1/5
1977年のハイスターがある広告。
祭りの「アメリカンドッグ」
納涼フェスティバル「日本の祭り」というイベントのルポ。
そこで名前の挙がっている「アメリカンドッグ」
また、他ページでも団地祭りのルポでアメリカンドッグの店があったらしいことが書かれている。
1972 ヨークショッピングスクエア野田店のテナントの「アメリカンドッグ」
『日本商業年鑑』1972年版,商業界,1972. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/11914848 (参照 2024-05-11)
https://dl.ndl.go.jp/pid/11914848/1/282
ヨークショッピングスクエア野田店のテナントに「アメリカンドッグ」の店がある事が確認できる。
それだけですが。
1972 「アメリカンドッグの安定した人気」
当時の食生活の変化の型を列挙したものの中で洋風な食の中で名前のあげられている「アメリカンドッグ」。
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冷凍食品の販売実態 : 調理食品を中心とした販売動向と将来性 (市場調査資料 ; No.100) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
1973 アメリカンドッグべんとう
婦人生活社 [編]『婦人生活』27(6),婦人生活社,1973-05. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2324518 (参照 2024-05-11)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2324518/1/14
ウインナーソーセージでのレシピ。
1973 ニットーのホットドッグ
『ドライブイン・モテル経営』no.5,柴田書店,1973. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12020118 (参照 2024-05-11)
https://dl.ndl.go.jp/pid/12020118/1/37
日藤食品株式会社のフライヤーの広告。
「ニットーのホットドッグ」といってたり、ただ「ドッグ」とあったり、「アメリカンドッグ」がどうこうとかあったり。
アメリカンだけでなくホットドッグ呼びの証のひとつ。
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フード・サービス・チェーンの経営 : 事例研究 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
食品の商品知識 (店頭販売必携 ; 5) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
1977 魚肉ソーセージのアメリカンドッグ
田村魚菜, 田村千鶴子 共著『料理大事典』,魚菜学園出版局,1977.8. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12093518 (参照 2024-05-11)
料理大事典 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
レシピ本の、魚肉ソーセージ・ハムの項にあるレシピのひとつに「魚肉ソーセージのアメリカンドッグ」のレシピあり。
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茨城県食品衛生事業概要 昭和51年度 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
販促イベント・アイデア12カ月 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
新潟経済社会リサーチセンター月報 : にいがたの現在・未来 4月(55) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
総合マーケティング資料年報 1980 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
これからの有望業種デリカショップ百科 : 和洋華惣菜の販売システム - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ハム・ソーセージ読本 : 生産から食卓まで 改訂2版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ショッピングセンター 11月(97) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
婦人生活 36(5) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
あけぼの 1(9)(9) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ショッピングセンター名鑑 1985 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ある米屋の軌跡 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
図解生活大百科<シベール> 第4巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
図解生活大百科<シベール> 第4巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
アメリカンドッグの製造方法及び装置
保育の友 34(4) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
美しくやせるおべんとう : 学校に、オフィスに、スポーツに (Happy cooking ; 145) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ショッピングセンター名鑑 1988 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
アミューズメント産業 22(1)(252) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
日中経協ジャーナル 12月(39) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
総合食品 20(10)(238) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
近代企業リサーチ 2月10日(790) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
1982 ハンバーガー店のメニューのアメリカンドッグ
国民金融公庫調査部 編『フランチャイズチェーン店 : 成功の秘訣と将来の展望』,中小企業リサーチセンター,1982.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12025386 (参照 2024-05-11)
https://dl.ndl.go.jp/pid/12025386/1/76
ハンバーガー店のメニューが例として提示されていて、その中に「アメリカンドッグ」が書かれている。
チェーン名は伏せられているものの、「スーパーバーガー」や「クラムバーガー」の商品名から、かつて日本にあった「デイリークイーン」ってチェーン店のメニューらしい。
1993 アメリカンドッグとコーンドッグ
ワシントン食べ放談とかかれてるもののエッセイなもので、アメリカンドッグとコーンドッグの両方について触れられているもの。
1995 ファーストキッチン「あらびきアメリカンドッグ」
外食産業総合調査研究センター 編『季刊外食産業研究』14(3)(56),外食産業総合調査研究センター,1996. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2261482 (参照 2024-05-11)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2261482/1/29
ファーストキッチン、「あらびきアメリカンドッグ」発売 - 日本食糧新聞電子版
1995.05.26 7873号 3面
https://news.nissyoku.co.jp/foodsnews/nss-7873-0026
https://www.first-kitchen.co.jp/calorie/pdf/eiyo.pdf
『フードケミカル』12(7)(135),食品化学新聞社,1996-07. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/3352176 (参照 2024-05-11)
https://dl.ndl.go.jp/pid/3352176/1/80
1996 明治サンテオレ アメリカンドッグ
『ジャパンフードサイエンス : 食品加工と包装技術』35(7)(412),日本食品出版,1996-07. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/3318839 (参照 2024-05-11)
https://dl.ndl.go.jp/pid/3318839/1/41
コーンドッグ
ピザとかと名前並んでる以上は、別なコーンドッグを指しているわけではないよなあとおもう。
海外市場 24(270) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ジャパンフードサイエンス : 食品加工と包装技術 18(3)(204) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ジャパンフードサイエンス : 食品加工と包装技術 21(6)(243) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
マクドナルド : わが豊饒の人材 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
パン科学会誌 33(9) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
総合食品 12(3)(135) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
雪印「コーン&ドッグ」
アメリカンドッグ
Franchise age 24(3)(266) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
アメリカ コーンドッグ ホットドッグ
商品としてはアメリカンとかで呼ぶけど、作る側ではコーンな呼びもあり続けたみたいななにかなのだろうか
フレンチドツグ製造機械
産経会社年鑑 第9版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
1968 「フライドッグ」 魚肉ソーセージ
この「名称はそれぞれ違うが」の件はもうほんとにそうだったんだろうなあ、と思う。
1968 フライドック
『月刊経済』新年15(1)(203),月刊経済社,1968-01. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2672809 (参照 2024-05-13)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2672809/1/42
月刊経済 新年15(1)(203) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
愛和食品株式会社のスナックスタンド広告の営業種目に「フライドック」の名前。
「ホットドック」と別に書かれてるから、それなんだろうと。
他「フライドック」
『食品工業総合名鑑』1972,光琳書院,1971. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/11937985 (参照 2024-05-14)
食品工業総合名鑑 1972 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
マイクポップコーン株式会社の概要の製品のところに書かれた「フライドック製造機械」
食品工業総合名鑑 1974 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
これで「ペプシコフーズ株式会社」に社名を変更している。
食品工業総合名鑑 1978 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
「ペプシコ株式会社」
「アメリカンホットドッグ」
「アメリカンホットドッグ」なんていうと、今ではアメリカ式の豪快なホットドッグをイメージするかもしれないですけど、「アメリカンドッグ」が「ホットドッグ」呼びされてたからなのもあるのか、こういう呼ばれ方していたものもあるみたいなんですよね。あと今でもたまにあったりはする。
ただ名前だけだとどっちがどっちだか区別つかないのもあるので、その辺で難しいものでもある。
これで検索すると69年から引っ掛かりだす。これらはNDL限定公開な資料ですが。
勝目梓「蒼い朝」という小説の一文。
小説の内容自体はおいとくとして、こういう比喩されたものがあったと。
ソーセージにころも、だから串に刺す方だと思います、これは。
日本生協連広報部出版グループ 編『生協運営資料』(28),日本生活協同組合連合会,1972-11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1828397 (参照 2024-05-14)
生協運営資料 (28) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
文字だけなので判断つかず。
日東食品製造株式会社の冷凍食品部門の項。
たぶんこれも串にさしてある方だよなあ。冷凍であれだし。
会社要覧 冷凍食品業界編 1975年度版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
会社要覧 冷凍食品業界編 1976年度版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
棒つってんだからそのドッグであろうと。
『現代医療』6(11),現代医療社,1974-11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/3433066 (参照 2024-05-14)
https://dl.ndl.go.jp/pid/3433066/1/48
高脂血症の病例で患者の食べたものとして名前がでてるだけ。判断つかず。
揚げた、っていってるんだからそれ。
婦人生活社 [編]『婦人生活』29(9),婦人生活社,1975-08. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2324545 (参照 2024-05-14)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2324545/1/5
市販のケーキミックスを使って作れる「アメリカンホットドッグ」
横浜の店の紹介やエッセイなどのなかでの「アメリカンホットドッグ」。
静岡女子大学研究紀要 (10) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
文字だけなので不明。
「スナックフライヤーシステムについて」という題で書かれた項での注釈に「アメリカンホットドッグ」の名。
フライヤーといってるから、それ。
『冷凍食品年鑑』1978年版,冷凍食品新聞社,1978.1. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/11916584 (参照 2024-05-14)
https://dl.ndl.go.jp/pid/11916584/1/157
㈱日食の事業内容に「アメリカンホットドッグ」。
100業種サイドビジネス入門 : 小資本・アイデア活用法 (開業入門シリーズ) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
不明。
月刊経済 新年特大26(1)(329) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
日本製粉の商品のアメリカンホットドッグ。
「食品工業におけるフライ加熱とその装置」という題の記事にアメリカンホットドッグ。
フライだし、まあそっち。
冷凍食品年鑑 1981年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
冷凍食品年鑑 1985年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
埼玉の中堅100社 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
食品流通年報 1985年版 (日本の食品メーカーガイド) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
世界のコーヒー店 : アメリカ&ヨーロッパ - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
これがパンはさみのほうの例
フードケミカル 3(6)(26) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
プレミックス
ショッピングセンター 2月(196) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
アメリカンホットドッグもある、と。不明
「アメリカンホットドックコーナー」
昭和41年12月発行?。
横浜市事業者名鑑のうちのヨコハマシーサイドボウルの部分。この「アメリカンホットドック」が「アメリカンドッグ」であったなら、「福三」がチェーンとして「東京ボウリングセンター」関係の場所にも売っていたなら、
という感じで一応あやふやながらちょっと繋がったような。
神奈川年鑑 昭和42年度版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
神奈川年鑑 昭和43年度版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
神奈川年鑑 昭和44年度版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
以降だと「ホットドックスタンド」表記で、どうかなあとよけいわからなくなってきた。
「アメリカンドッグ」って呼称は「既にあるホットドッグとの呼称差別化」と「アメリカンホットドッグが略されたもの」の両方からそうなったんじゃないかなあ、とは思いたいんですけど、まだそれを裏付けられるほどのあれこれはない。これだけ引っ張ったものがあってもないものはない。
「ステッキドッグ」
1970年の「ステッキ・ドッグ高速店頭製造器 カラー・スター」の広告の宣伝文句。
ここで何度も引用しているハイスターと同種の製品、というかパラソルのついた奴がカラースターって名前です。
で、いろんな名称で「アメリカンドッグ」の製造器を宣伝してあるやつなんですけど、万博での「アメリカンドッグ」の売られ方が垣間見える言い回しなんですよね。
アメリカン館のとこで売っていた、みたいなのが一般的なストーリーですけど、
多くの人の思い出談やなんやらで、いろんなとこで売られていたって考えてもおかしくはないよなと。
冷凍食品年鑑 1981年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
冷凍食品年鑑 1982年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
伊藤ハムの生産品に「ステッキドック」
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醸造年鑑 昭和46年 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)これの「ホットドッグスティック」は別、かもしれない。「ホットドッグスティック」
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河北年鑑 昭和43年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
「ステッキホットドッグ」
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食品の新製品開発と拡販術 : アイデアあの手この手 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
「衣付きソーセージフライの串さしともいえるアメリカンドッグ」
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広報うらやす (1059) - 国立国会図書館デジタルコレクション
2016-10-01
https://dl.ndl.go.jp/pid/12975193/1/5
koho1059_6-7.pdf
「35年前の浦安」に「当時人気だった1本30円のアメリカンドッグ」のキャプションと写真。
1981年
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山崎正通 著『ふるさとからの贈り物 : わたしのエッセー』,山崎正通,1984.12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9571366 (参照 2024-05-22)
https://dl.ndl.go.jp/pid/9571366/1/19
「フレンチドック」
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新伯耆風土記編纂会 編纂『目で見る新伯耆風土記』,国書刊行会,1985.10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9575843 (参照 2024-05-22)
https://dl.ndl.go.jp/pid/9575843/1/109
鳥取県の風土についての記述や写真など。
その中で「フレンチドック」の屋台の写真がカラーで載っている。
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はこだて財界 夏季特大23(9)(295) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
はこだて財界 創刊300記念新年特大24(1)(300) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
はこだて財界 24(4)(303) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
はこだて財界 夏季特大24(8)(307) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
はこだて財界 24(11)(310) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
「フレンチドック」
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神戸町民話友の会 編『美濃神戸ふるさと百話』続,神戸町教育委員会,1985.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9541082 (参照 2024-05-22)
美濃神戸ふるさと百話 続 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
祭りでカタカナの屋台が増えている、というので「フレンチドック」
舞々 (4) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
同
1971 フランクドック
フルタ食品の概要が書かれてる中で「フランクドック」の文字。
ほかの年でもある文字はアメリカンドッグではなく「フランクドッグ」
『冷凍食品年鑑』1981年版,冷凍食品新聞社,1981.1. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/11916227 (参照 2024-05-22)
https://dl.ndl.go.jp/pid/11916227/1/164
北海道冷食(株)という会社の体制のところにフルタの名前があり、商品に「フランクドッグ」の名。
冷凍食品年鑑 1982年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
冷凍食品年鑑 1983年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
冷凍食品年鑑 1984年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
他の年でも同様。
冷凍食品年鑑 1984年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
『食品流通年報』1985年版 (日本の食品メーカーガイド),日本食糧新聞社,1984.9. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12024514 (参照 2024-05-22)
食品流通年報 1985年版 (日本の食品メーカーガイド) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ライオンフーヅ。主要製品にアメリカンドッグ。系列会社にフルタの名。
と、思ったらもう少し前から「アメリカンドッグ」呼びになっていた。
特許情報のところだと「ホットドッグ」でフルタ食品の名前がある文献が引っ掛かります。
出願日は1976/11/26と27で
特開昭53-066449 特願昭51-142578 即席ホツトドツグ フルタ食品工業株式会社
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-S53-066449/11/ja
特開昭53-066450 特願昭51-142687 即席ホツトドツグの製造方法 フルタ食品工業株式会社
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-S53-066450/11/ja
そんで、フルタフーズだと「アメリカンドッグ」が引っ掛かったりします。
特開平11-332537 特願平10-144484 1998/05/26 串刺し食品製造方法及び串刺し食品 株会社東京コールドチェーン他
(出願の)却下・拒絶出願のみなし取下げ
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-H11-332537/11/ja
特開2016-093115 特願2014-230584 2014/11/13アメリカンドッグ用ミックス、アメリカンドッグの製造方法及びアメリカンドッグ フルタフーズ株式会社他 (出願の)却下・拒絶 拒絶査定の維持
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-2016-093115/11/ja
特開2018-019645 特願2016-153217 2016/08/03 アメリカンドッグ用ミックス粉及びアメリカンドッグの製造方法 フルタフーズ株式会社他 特許 有効 登録公報の発行
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-2018-019645/11/ja
特開2020-099210 特願2018-238358 2018/12/20 アメリカンドッグ用ミックス、及びアメリカンドッグの製造方法 フルタフーズ株式会社他 特許 有効 登録公報の発行
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-2020-099210/11/ja
アメリカンドッグ言ってるのも出てはきた。
しかし、こう、なあ。
冷凍な「アメリカンドッグ」そのものを昔から作っていた事には違いないんだろうけど、最初から「アメリカンドッグ」という名前を使っていたかはちょっと怪しくなった。
下請けなアレだから実際に売る側とは別な面はあるんだろうけど。
ただ、「フランク」って言い回しもあったのを思うと、「フレンチ」ってそこからの訛りもあるんじゃないだろうか、とも思えてきた。ちょっと無理があるか。
近年までフランクの名前は残ってたのか、いまでも内部的にはフランクなのか。
とにかく、そういう名前使ってたってのだけはメモしておく。
フランクドッグ自体は今の検索エンジンで検索するとパンで挟む方とかのが多い。
冷凍なアメリカンドッグを、というか調理済み食品としてのアメリカンドッグを販売したであろう会社とすれば偉大であるのかもしれないけど、
『アメリカンドッグのパイオニア』はちょっと盛ってるとは思う。
https://web.archive.org/web/20031001091117/http://www.furuta-f.co.jp/food/index.html
https://web.archive.org/web/20040114022459/http://www.furuta-f.co.jp/food/food.html#dog
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食品工業総合名鑑 1988 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
1983 アメリカドック
『総合食品』6(8)(68),総合食品研究所,1983-01. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/3326292 (参照 2024-05-22)
総合食品 6(8)(68) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ドッグミックス
様々な食品成分表の中の「ホットドッグミックス」。
『ミックス その特徴,用途からみた分類』という題の記事。
その通りに分類がかかれていて、そのなかでの「ホットドッグミックス」。
『ジャパンフードサイエンス : 食品加工と包装技術』33(10)(391),日本食品出版,1994-10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/3318818 (参照 2024-05-24)
https://dl.ndl.go.jp/pid/3318818/1/33
『揚げ物別コロモの特徴』という表に「アメリカンドック」、および「アメリカンドッグミックス」の表記。
『食糧年鑑』昭和44年版 生産者要覧編,日本食糧新聞社,1969. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2522305 (参照 2024-05-24)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2522305/1/38
東京製粉の製品ブランドのプレミックスの中にある「ホットドックミックス」。
食糧年鑑 1972年 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
食糧年鑑 1974年 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
食糧年鑑 1976年版 本編 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
『食糧年鑑』1978年版 本編,日本食糧新聞社,1978.6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/11915721 (参照 2024-05-24)
食糧年鑑 1978年版 本編 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ホーム食品、「アメリカンドックミックス」
日本パン技術研究所 監修『Pain : パンを作る人、パンを楽しむ人のための情報誌』17(2)(194),J・I・B,1970-02. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/3320901 (参照 2024-05-24)
https://dl.ndl.go.jp/pid/3320901/1/10
日東製粉の広告。プレミックスのところに書かれている「ホットドックミックス」。
Pain : パンを作る人、パンを楽しむ人のための情報誌 17(3)(195) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
出版年月日1970-03
~
Pain : パンを作る人、パンを楽しむ人のための情報誌 30(11)(359) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
出版年月日1983-11
十年ほど「ホットドックミックス」で広告出し続けてた日東製粉
冷凍食品年鑑 1984年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
これでも「ホットドック」
これらのドッグなミックス、パン用と別に分かれているし、そういうミックスであるよなと。
NDL限定公開資料
行くとこいってあれこれ見たり複写したりしたりしてみたやつ。
1970年大阪万博での「フレンチドッグ」
一応上でも追記はしてあるんですが、
雑誌月刊食堂の記事「万博レストランみどころガイド」の中で、
展示館名アメリカンパーク、営業者名ロイヤル・フーズのメニューに「フレンチドッグ」の名前が見られます。
んで、ロイヤル・フーズは店側の運営参加の業者。
https://dl.ndl.go.jp/pid/11940690/1/89
万博公式ガイドにも広告の出てるプリマハム。
と、プリマハムの出店の方も書かれていて、
多分書かれてないだけでそっちでも「フレンチドッグ」が売られていたか、そっちの繋がりで別所でフレンチドッグが売られていたか。
何にしても「フレンチドッグが売られていた」ことには違いないだろうかなと。
多くの人が「万博でアメリカンドッグを食べた」という記憶があっても、「当時の(大阪万博での)呼称としてはフレンチドッグだったかもしれない」という感じ。
アメリカンドッグ製造器「ハイ・スター」
アメリカンドッグ製造器(筒のついたフライヤー)ハイ・スターの広告の宣伝文章。
アメリカンドッグなのにコーンミルクとか書かれてます。
この頃は、まだ「コーンドッグ」とまだ区別ついてない(材料が小麦粉だけじゃない)みたいな証にはなるんでしょうか。
あと
なんて一文もあるんですよ。
区別もなんもなかったというか、混同というか、どっちも使われてた呼び方でもあるんじゃないですかねえ、フレンチもアメリカンも、もう。
ほんとなんでフレンチの方が北海道の一部に残ったんだ。
アメリカンドッグをはじめて持込んだ「山村」氏?
東京青山に「マウンヴィル チックス」というフライドチキン専門店が出来、そのチキンについての説明をしている半ページほどの記事にこんな一文が。
いったいいつどこでどう、まで書かれておらず(フライドチキンの話のやつだし)。
しかも名前間違っているのかそれとも別のアレなのか、別の記事では名前が違うっぽいし。
わからない。なにもわからない。
ほかにそれらしい名前も見つからぬので、保留。
「昭和39年」に「紹介された」アメリカンドッグ?
アメリカンドッグ製造器ハイ・スター(および関連品)の広告の宣伝文のうちのこのこれ。
うらづけられるなんかはまだ見つかってもないけど、1964年になんかあったかの可能性だけは高くなってきた。 別の料理との混同の可能性も浮かんできたので、まだわからん。
これらの、というか1964年(昭和39年)ってのが間違ってる可能性が出てきた。
晴海の第六回国際見本市に出品 1965年?
1966年の「ホットドッグ」販売の広告より。
串に刺してある絵と「new! HOT DOG ON A STICK」のキャプション、「パーティーバター」の袋の写真、特製クッカー(フライヤーみたいなの)と保温器の写真も添付。
つまりそういう「新型ホットドッグ」の広告。
「直営店並に主な納入先」として書いてある社名の一覧に「東京ボウリングセンター」の名前。
総輸入元として書いてある社名は「白」、「SHIRO CO.,LTD」。
書かれている住所は上記「福三」と同じ須田町。
というか、福三と同じ名前が並んでいる会社。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-S44-002075/22/ja
で、その東京国際見本市について書かれた記事。
これで話が繋がった。
詳細はよくわからないものの、ホットドッグと別に名前があるのもあって、この串差しフリッターが「アメリカンドッグ」なんだろうと。
「アメリカンドッグ」として解釈するのも出来る分類だし。
「ホットドッグ」の名前が別にあり、「串差し」もあるのだから、そう解釈できるはず。
こういうのは見つかったんですけどね。
JAPAN: 2ND DAY OF SIXTH INTERNATIONAL TRADE FAIR - British Pathé (britishpathe.com)
JAPAN: TOKYO INTERNATIONAL TRADE FAIR OPENED - British Pathé (britishpathe.com)
JAPAN: INTERNATIONAL TRADE FAIR ATTRACTS 30 COUNTRIES - British Pathé (britishpathe.com)
フランスパンの実演があったらしい証ぐらい。 ……と、思ったら明確に「ホットドッグ」と言っている資料があった。
第六回東京国際見本市に棒付きなホットドッグ、つまりアメリカンドッグというかコーンドッグな奴が出てたであろうそれらの証。上と合わせてそれ。
けど、昭和39年(1964年)の「第六回大阪国際見本市」の方はレポ等を見ても、それらしい記述が一切見つかってないのと、同じ「第六回」と「東京」とのアレで、どこかで年を勘違いした結果がアレなんだろうと思います。
だってその当の大阪国際見本市のレポがこんな感じなので。
食な方の事言ってるの、65年な方ばかりな気もしますし。
それらについての記述か写真か何かがある資料を確認できない限りはそう思ってしまう。閲覧方法が色々厳しいのもあるので。それに、東京オリンピックが大きいイベントだったのもあって、それと一色くたに考えちゃうのもありそうだもの。
ちょうどその頃にホットドッグなどの移動販売車が話題になって、真似た商売が増えに増えて規制がかかったりしたくらいの年代でもあるんで。
それに「国際見本市」が「商品オリンピック」って言われたりもしてたらしいのもあるのかなと。そこからの各所での混同の可能性も否定しきれない。
ましてや、東京オリンピックの勢いもあって、いろんなものにオリンピックって名付ける事のあった時代なので。
言葉そのものはさらにもっと前から言われたりもしてたみたいですけど。
あと、店頭での小売状態では「アメリカンドッグ」って言ったりしてたかもしれないけど、(呼称ブレはあるものの)福三の広告や商品としての名前の扱いはずっと「ホットドッグ」だから、ってのも色々と勘違いしてるのかなあ、って思っちゃうわけですよ。
裏付けられるモノが確認できてないから、現状は。
アレなOCRの結果そのまま引用するのもナニだけど、
「ホツトドツク ノ セイゾウホウホウ」として特許出願されてるうちの「ホットドッグ」の制作方法の製作方法の解説。串にどうこうといっている。油もどうこういっている。
出願者は「イワセ イイチ」氏。
特許0793586の番号は76年頃の福三のホットドッグ広告にも書かれている数字。
また、「イワセ キミコ」名義で「ホツトドツグ ノ セイゾウホウホウ」と「ホツトドツグホオンキ」の文献も確認できる。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-S49-050150/11/ja
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-S52-058865/23/ja
「イワセ キミコ」名義での実用新案登録願1968/02/23の日付の「シヨクヒンホシ゛ヨウハカン(食品保持用把杆)」においても「ホットドッグ」の呼称を使っている。
福三(白)の1964年の「アメリカンドッグ」持ち込みは確認できてないものの、
最初期の「アメリカンドッグ」な販売していた事はこうして確認はできた、ということ。
ただし、大元の名前は「ホットドッグ」名義だったみたいですが。
だから実際の理由や由来はともかくとして、「アメリカンホットドッグ」から「アメリカンドッグ」になったんじゃないか、って思うんです。
1966(1965?) 揚げホット・ドッグ
「年末・年始デートのあな場ガイド」というコーナーでちょこっと書かれている「揚げホットドッグ」。
わかりづらいものの写真に「ステック」の文字が見えて、保温器も写ってるので、多分「アメリカンドッグ」かなあ?と。
元の週刊誌の紙質と小さい写真と白黒なのもあって判断し辛い。
週刊誌の日付記述と発売日のズレと原稿が書かれた期間を思うと、1965年の事例にはなるんだろうか。これが「アメリカンドッグ」であるのなら。
1966 衣をつけて揚げたフライドッグ
「会社研究 レジャー王国後楽園の企業魂」というタイトルの、後楽園についての記事。
その中で、飲食部門はゲリラ戦と称してアイディア勝負だと書き、それで名前の挙がっている「フライドッグ」。
「スティックを刺し」で、「衣をつけて揚げた」だから、そのそれ。
1967 スティックドッグ用「フレンチミックス」
綜合技研株式会社によるニューステックドッガー(フライヤー)の広告の一文。
「ニューステックドッグ」などの名前も書かれている。
綜合技研によるこの「フレンチミックス」の名前の書かれた広告は74年まで見られる。
もしかして「フレンチドッグ」の名前って、「フレンチミックス」を使っている「ドッグ」だからってのじゃないかなあ、ってのも思うわけです。
スティックドッグって名前では言われているけど。
推測でしかないけど、由来の説としてあげておきたい。
コーンミールが手に入りづらいから別の名前になった、って説は後付け説が強いんじゃないかなあと。
商売でやる場合、衣の粉なりなんなりも仕入れたりするだろうし、その仕入れの粉に「コーンミール」があったりしたらしい例があるみたいなんだから。
この「フレンチミックス」、「実用新案願済」と書かれてはいるものの、それをネット検索でではまだ見つかってはいない。
1967 ホットドッグスティック
いろいろな調理製品紹介のうちの一つ。
株式会社「山」が「アメリカンドッグ」に関係してた証。出てきた。
でも「アメリカンドッグをはじめて日本に持込んだ」は盛った話である可能性が若干高め。これ以前にフライヤー売ってた証拠出てくればまた違うんだけど。
「山」も名前が名前なので詳細が見つけ辛い。
もう既に無い会社っぽいんだけど、それすら探しづらい。「パーティーバター社」ってのも単語が単語なので出てこない。 検索する綴り間違ってた、ちゃんと出てきました。
Billboard - Google ブックス
Billboard 1954年7月24日
https://books.google.co.jp/books?id=rB4EAAAAMBAJ&pg=PA41&dq="party+batter"+"hot+dog"&hl=ja#v=onepage&q="party batter" "hot dog"&f=false
Billboard 1960年6月13日
https://books.google.co.jp/books?id=mB8EAAAAMBAJ&pg=PA77&dq="party+batter"+"hot+dog"&hl=ja#v=onepage&q="party batter" "hot dog"&f=false
Billboard - Google ブックス
https://books.google.co.jp/books?id=qCEEAAAAMBAJ&pg=PA35&lpg=PA35&dq="party+batter+company"&ots=b2Jd2C3dJh&sig=ACfU3U0LgiTYTHqRU58C5U5L7B01ocyJhg&hl=ja#v=onepage&q="party batter company"&f=false
Billboard : Nielsen Business Media, Inc. : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive
Publication date 1954-09-11
https://archive.org/details/bub_gb_xiEEAAAAMBAJ_2/page/n65/mode/2up
Billboard : Nielsen Business Media, Inc. : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive
Publication date 1957-06-24
https://archive.org/details/bub_gb_yR0EAAAAMBAJ/page/n73/mode/2up
https://www.yumpu.com/en/document/read/27549038/boxoffice-february151965
「Party Batter社」が作るhot-dog-on-a-stick、「棒付きホットドッグ」うんたら。
coated dogsなどともかかれたりしてるのもある(Billboard 1955年5月21日)けど、基本ホットドッグ。
1956年に棒付きホットドッグを素早く調理する機器を開発した、らしい。パーティーバター社。「現在のコーンドッグの原型を発売した」みたいな言われ方もしてるけど、そのコーンドッグ自体もあやふやなのでなんともいえない。
パーティーバター社のデビッド・バーハム氏、そのバーハム氏は7年前にパーティバターの開発を開始してた、と。
hot dog on a stickの会社が。
で、ここで人の名前でも同じ個人を指しながら別の呼び方があったりする可能性があるわけでと。
記事名「デイヴ・バーハム」のリンクに貼られている記念碑の「デビッド・バーハム」、David Barham。
David S Barham (1913-1991) - Find a Grave Memorial
https://www.findagrave.com/memorial/38375589/david-s-barham
つまり、コーンドッグの販売したチェーン店である「Hot Dog on a Stick」の創立者と「Party Batter社」の社長が同じで、
そこが第六回東京国際見本市に出展していたらしく……とつながるわけですよ。
パーティーバター社自体はは福三の方でも名前出てるように、そういう会社であり、そっちがそっちであれで。
これがもしそうなら、日本には「ホットドッグ」の名前で入ってきてた可能性が高くて、「コーンドッグ」って呼ばれるのは後々の話になるんじゃないのかと。
福三でも「アメリカンホットドッグ」か「ホットドッグ」(単語ぶれ含む)だし。
コーンドッグからアメリカンドッグになった由来の説が総崩れになるこれ。
「Hot Dog on a Stick」でも名前はそのまま「Hot Dog」だったっぽいし。
「corn dog」では日本に入ってこなかったと思うんですよ、現状では。
1967 フライドッグ
新製品紹介の記事でいろいろ紹介されてるうちの「フライドッグ」。
1967(1966)? 「フライ・ホットドッグ」
新年名刺交換会というタイトルで、各種関連企業の名刺というか紹介をしているもので、「日清ディー・シー・エー食品株式会社」が書いている紹介文。
1968 棒つきのアメリカホットドッグ
「とかくこの世は」という題の連載コラムのうちの一文。
アメリカってよりは「ホットドッグ」呼び。
1968 スティックドッグ
製品紹介のページの「スティックドッグ器」の紹介。
1967 ステックドッグ
『商業界 = The journal of retailing』20(7)(227),商業界,1967-07. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2729343 (参照 2024-05-20)
商業界 = The journal of retailing 20(7)(227) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2729343/1/37
「百貨店食堂の体質改善と販売革命のモデル」という題の記事、日本橋白木屋の食堂「味の楽園」の運営について書かれていて、メニューというか伝票が例として掲載されて、そこに「ステックドッグ」の名前あり。
文字だけではあるけど、別途ホットドッグの名もあるからそうなんだろうと。
白木屋 (デパート) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%9C%A8%E5%B1%8B_(%E3%83%87%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88)
1968 アメリカホットドッグミックス
当時のその辺の業界の8月の15日あたりのニュース。
1968 アメリカンドックコーナー
『食品と科学』11(1)(122),食品と科学社,1968-12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/3323127 (参照 2024-05-20)
食品と科学 11(1)(122) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
https://dl.ndl.go.jp/pid/3323127/1/45
「《若者市場と販売戦略》ソフトクリーム」という題の記事。
名前通り若者市場とソフトクリームについての記事ではあるのだけど、ソフトクリーム販売店舗の例として、何店舗か挙げられているうちの、「森永キャンデーストア丸の内売店」と「「アメリコ」東京支店」の二店舗が「アメリカンドックコーナー」として挙げられている。
その二店舗にそのコーナーがあったという証。
「スパイスドッグ」
また何か出てきた。
あくまで広告の文章ではあるのだけど、「スパイスドッグ」という名前、アメリカンドッグを開発したと自称している、大阪万博でも売っていた、等々。
パンに挟む方のホットドッグな方の名前かとも思ってたら、どうやらこれも「アメリカンドッグ」だったらしい。
「スパイスドッグ」はアサヒビアスタンド売店で売られていたらしい。
「アメリカンホットドッグ」はフジパンの売店で。あくまでその紹介を見る限りは、ですが。
経済情報 3(4) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
東京都工場名簿 〔第8〕 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
NDLデジコレで「マルコ製作所」の名前で検索すると、52年と57年のこれらが引っ掛かりはするものの、住所が違うので同名会社なだけかもしれない。
十余年なんて書いてはあるけど、1964年以前にそれらしいモノがあった証が出てこないので話盛ってると考えたいとこ。現状では。
この「スパイスドッグ」のマルコ製作所と思しきもの現状の最古の資料は出版年月日1967-11となっているオール生活の記事での名前。
オール生活 22(12) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
スパイスドッグも同様。
まだ名前としてあるのかもしれない。スパイス
『小資本でガッチリ稼ぐ自動販売機』という題のPR記事のうちの「スパイスドック」。半ページ。
『月15000円はかたいサイドビジネス ビジネスマン・主婦・BG向けの職種30』という記事でのうちのスパイスドッグ販売紹介。
1966 スティック付ホットドッグ
1966年の月刊食堂での製品紹介においての「スティック付ホットドック」。
この項に書いてある総輸入元は「(株)白」で、別項に書いてあるように福三と同じ住所の会社。
というか福三のとこ。
いわゆるPR記事ではある。
けど、1966年で、「ホットドッグ」と書いてあり、「コーン」も入っていて、福三のとこが輸入していた、というアレ。
同年、というか同じような紹介が他雑誌ででも書かれている。
こういう宣伝記事があるのだから、最低でも1966年に株式会社白(福三と同じ住所の会社)が材料なりなんなりを輸入していた事にはなる。
1956 「ウインナードッグ」のレシピ
これを「アメリカンドッグ」と言うには迷うとこであるものの、こんな例があったりもしました、という。
また58年の本にも同じようなレシピが確認できます。
(こっちは送信サービスで閲覧可能)
森本喜代 著『家庭栄養献立365日』,第一出版,1958. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2485973 (参照 2024-05-19)
家庭栄養献立365日 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
その他直接的ではないメモ
清水桂一 著『家庭料理基本』第3,銀座クッキングスクール出版局,1962. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2498183 (参照 2024-05-26)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2498183/1/21
『文教関係災害記録集』昭和37年度,文部省管理局,1963序. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9525317 (参照 2024-05-26)
https://dl.ndl.go.jp/pid/9525317/1/51
『商品大辞典』,東洋経済新報社,1964. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1697805 (参照 2024-05-26)
https://dl.ndl.go.jp/pid/1697805/1/592
食品加工法 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
臨床検査法 改訂版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
戦後日本の関税政策 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
国民栄養の現状 : 国民栄養調査成績 昭和36年 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
栄養士のための基礎医学 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
明治屋食品辞典 [第3] (食料編 中) - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
厚生白書 1963年度版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
小麦経済と製粉工業 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
輸入農林水産物の現況 昭和39年版 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ドーナツ全書 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
給食管理ハンドブック - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
『ドーナツ全書』,製菓実験社,1965. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2506214 (参照 2024-05-28)
ドーナツ全書 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
「ホットドッグの成型機」?
暮しの経済学 : 佐良利満氏の生活白書 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ホットドッグ 移動販売
キャンプ・カウンセリング - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)
ホットドッグはビスケットのねり粉でくるみ
焼く
?
アメリカンドッグ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=アメリカンドッグ&oldid=9683874
「コーンドッグ」の名前が書かれたのは2006年12月26日 (火) 13:36版
アメリカンドッグ - Wikipedia
最初の版の2006年12月16日 (土) 07:13版ではそもそもがフレンチドッグに転送とかそういうあれだった
http://www.team-aloha.com/waikele.html
2003更新
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/1870824.html
2006/01/02 01:42
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q127247627
2006/1/14 20:21
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q138558793
2006/6/24 22:52
今では消えてしまったサイトも多いだろうから探れるものではないかもしれないけど、
そもそもアメリカンドッグ≒コーンドッグなことを知らなかった人が多いのではと思うし、コーンドッグの名前自体出てきてる事が少ないし、というか日本で売られたと思う最初期はホットドッグ呼びが多いこともあって、コーンドッグからアメリカンドッグ説は疑わしい。
「コーンドッグはコーンミールを使っている」「日本では小麦粉が主流」なあたりの伝言ゲーム繰り返してるうちに「日本ではコーンミールが手に入りづらい」とか解釈しだしたのかもしれない。
ほんとに雑な箇条書きまとめ
追記しすぎてまとまってないまとめ
アメリカで「ホットドッグ」という名前でコーンドッグアメリカンドッグな奴が売られたりしてたのはそう。
その辺の混同や区別つけずというかソーセージ使ってあれば「ホットドッグ」だろうみたいな感じで日本で売られていたのも多分そう。
パンに挟む方のホットドッグとの区別のためか、コーン使ってないのもあるのもあれなのか、別の「ドッグ」な名前で売られるようになってた感じでもある
そんな中で使われたかもしれない「フレンチドッグ」が北海道で定着したのかもしれない。1960年代半ばな頃合いになるし
とりあえず最初に日本に持ち込まれたのが1964年で、そこで「アメリカンドッグ」の名前であったらしい。現状あくまで一つの説でしかないけど、
他の「ドッグ」の名前が使われてたのは前述のホットドッグ呼びとかコーンだけどコーン使ってないドッグだからとか他の場所で出す品物名のあれこれの関係とかいろいろあったのかもしれない。
そんな中で1970年の大阪万博でアメリカンドッグ食べた、という証言が多々あるので、その定着に万博が関係あるのかも、と思いたい。
その大阪万博の「アメリカンドッグ」は「フレンチドッグ」って名前で売られていた可能性が高いので、それそのものと呼称のあれこれはまた別。
万博では「フレンチドッグ」が売られていた。あくまで当時の呼称としては「フレンチドッグ」。
1960年代後半からのマイカーブームと高速道路サービスエリアの軽食によるアメリカンドッグ普及の一環、もあるかもしれない。
そこらのスーパーなりなんなりで売られてたってのもあるっぽいけど。
複合的な面がありそうだからどれがどうとは言い切れない
あれこれまた漁ったら1967年の屋台で初めて「フレンチドッグ」を出したという説すら出てきた。
で、一般的なストーリーとして、「アメリカンドッグ」が普及したと言えるのは大阪万博辺りが区切りであるかもしれないけど、それ以前から存在したらしいのもそう。
魚肉ソーセージ使う方がフレンチ、って論は北海道で普及した後での論であって、それ以前からフレンチの呼称があって普通のソーセージ使っていた、というか万博で売られていた奴がそうなんだから、後付けの何かだろうという感じ。
「北海道ではフレンチドッグという名前」に関しても、各所で平行していろんな名前の「ドッグ」があったらしいから、「北海道では味付けの違いと共にフレンチの名前で残った」と考えるべきだろうとなる。
アメリカンもフレンチも昔から両方使われて混同されてる。本当にされてるんだ、もう。
ネットで調べられる限りでも「アメリカンドッグ」が言われてたであろう古い事例が幾つもあるのに何で誰もそれをうぃきぺだので編集しないんだ。明確な証拠の無い独自研究になるからか。くそう。
「アメリカンドッグ」、「フレンチドッグ」、「スティックドッグ」(、ステック、ステッキ)、「フライドドッグ」(フライ)、「コーンドッグ」、「アメリカンホットドッグ」。その他ドックやドツグなどのブレ入れても、定まってない呼称。
「アメリカンスティック」みたいなのもあったりする。
「ホットドッグスティック」な可能性も、
現状、64年持ち込み主張はちょっと主張が怪しめ。65年があまりにもそれらしい事書かれてる記述見つかってないから最低でも66年にいろんな名前で出てきたんじゃないか、って感じになってる。
あれこれ漁った結果、浮かび上がるのが65年に日本に出てきた説。そんでいろんなとこで売られるようになるのが66年以降になるのは確か。
最初期は「ホットドッグ」呼びだったのだろう、と。名前の周りは。
そこから既存ホットドッグの区別から「アメリカンホットドッグ」「フライドッグ」などの別の名前が使われだしたのだろうと。
「アメリカンドッグ」は「アメリカンホットドッグの略」と「既存のホットドッグとの区別の為」という両方からの説を挙げたい。
「フレンチドッグ」は「フレンチミックス」を使っていたから、という説を挙げておきたい。ソーセージの方に「フレンチ」の名前があったからのが今のとこ強そうだけど。
日本には「ホットドッグ」の方の名前で入ってきたかもしれない。
大阪万博では「スパイスドッグ」って名前でも売られていたかもしれない。
「コーンミールが手に入りづらかった」は後付け臭い。
とにかくまだ答えが出せない、ごちゃごちゃしている。世の中デタラメだらけだ。
いちおうそれなりに元資料やら引用元だのはかいてあるからちゃんと調べられて発表できるひとがやってくださいって、ほんとうにもう。
マジで明確な歴史ってのないから独自研究でしかねえや。
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