大学生×伝統野菜 飛騨美濃伝統野菜『まくわうり』を学ぶ
東海学院大学管理栄養学科の伝統野菜プロジェクトの学生です。今日は岐阜県真桑村(現:本巣市)に飛騨美濃伝統野菜『まくわうり』の勉強をしにきました。とにかく暑い日です。
『まくわうり』は野菜?果物?
『まくわうり』は、12世紀ごろから岐阜県真桑村で栽培されていたといわれる歴史のある伝統野菜。1575年には、織田信長がこれを朝廷に献上したとの記録もありるそうです。果実は米俵のような円柱形で、黄色の果皮に緑のすじが10本つくのが特徴なのだとか。「落ち瓜(成熟するとツルから自然に離れ落ちる)」で、香りが大変良い野菜というより果実だそうです。
しかし、甘みが強いメロンやスイカに押され、徐々に姿を消したそうです。この伝統野菜を後世に残そうと「まくわうり栽培研究会」が発足。現在18名のメンバーで10aの畑で3000個ほどを栽培しているそうです。伝統野菜が引き継がれているそうです。
8月が収穫最盛期の『まくわうり』をぜひお召し上がりください
『まくわうり』の収穫の最盛期は8月です。熱を加えると香りが飛んでしまうことから、熱を加えず薫り高い『まくわうり』をお楽しみください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?