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大学生×スマート農業 ICTを活用した次世代農場にびっくり

 東海学院大学管理栄養学科の畑プロジェクトチームの学生です。今日は大学から車で40分ほどの距離にある、岐阜県加茂郡坂祝町のシーキューブ様のICT次世代農場に行ってきました。

農場内でICT農場について教えていただきました

遠隔でも作業ができるICT技術で制御された農場にびっくり!

 農場に入るにも靴カバーを付けて、衛生管理に気を付けて入ります。農場なのに土はなく、食品工場のようです。農場内では、気温、湿度、日射量などのハウス内の環境をリアルタイムで監視し、作物が元気に育つように適切な栽培環境の維持に向けた管理を行っているそうです。

トマトには適度なストレスが必要だそうです!

 また、独自のアイメック®フィルム(無数のナノサイズのごく小さな穴が開いた特殊フィルム)を利用して、植物に与える水と栄養分を制限することでトマトがしっかりと根を張り、栄養分を果実にしっかりと蓄えるようになるそうです。さらにアイメック®フィルムは、トマトの病気の原因となるウィルスや細菌を通さないそうです。たしかに農薬も抑えられますね。驚きの連続です。

見学した私たちの感想です。

「1年生の時にシーキューブ様のICTを活用した農場を見学させていただいたのですが、昨年完成した第二農場を今回訪問させていただき、ICT技術が進化し、さらに環境への配慮も進んでいると感じました。ICTを活用した持続可能な農業について学ぶことができ、大変勉強になりました。」
「ICTを活用した農場での規格外品は、ほとんど出ないということに驚きました。品質保持のため糖度8%以下のトマトは出荷せず、加工していると伺い、高い品質管理にもびっくりしました。」
「広い農場には、農場長1人だと伺ってびっくりしました。スマート農業を導入することで、少ない人数で高い生産性を得ることができるのだと実感しました。」
「災害時や通信が途絶えたときにどうなるのだろうかという不安も感じました。災害時のシステムも必要なのだと思いました。」
「スマート農業で有機農業を導入することに対しては、なかなか難しいというお話も伺い、栽培に関するデータを得るまでには、時間がかかるということも学びました。」

シーキューブ様の農場についてご説明いただきありがとうございます。
多くの質問にも丁寧にご教示いただき勉強になりました。

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