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大学生×伝統野菜 飛騨美濃伝統野菜『十六ささげ』を学ぶ

 東海学院大学管理栄養学科の飛騨美濃伝統野菜プロジェクトチームの学生です。今日は大学のある岐阜県各務原市から車で40分ほど西へ移動した本巣市へ、飛騨美濃伝統野菜『十六ささげ』を学ぶために向かいました。とにかく・・・暑い日です。

とても暑い・・・十六ささげの畑
長さにびっくりです。

『十六ささげ』の名前の由来を知る

 とても長い『十六ささげ』、なんと莢の中に16個の豆が入っていることから『十六ささげ』と呼ばれているのだとか。神様へのお供えとして「捧げる」から名前がきているという説もあるそうです。
 岐阜県内では、本巣市と羽島市で戦前から作られているそうですが、現在、本巣市では8人の生産者の方が30aで生産、約2トンが6月~9月にかけて出荷している夏に欠かせない東海地方では代表的な野菜です。
 本巣市では、イチゴ栽培が盛んで、ハウスでもイチゴ栽培の後に『十六ささげ』を栽培する工夫をし、伝統野菜を守る取組がされているそうです。

感想させた莢から豆を取って、種を守って受け継いでいくそうです。

お赤飯に『十六ささげ』

 なんと、感想させた『十六ささげ』を使って、この地域ではお赤飯を作っているそうです。懐かしい『十六ささげ』のお赤飯をつくるために豆を求める人もいらっしゃるそうで、地域の食文化を支え、地域で愛された伝統野菜なのだと知りました。
 『十六ささげ』は、茹でておひたしや胡麻和え、ピーナッツ和えなどが定番で、天ぷらにするときはくるくる丸めて揚げるのだそうです。

天ぷら用に丸めていただきました

飛騨美濃伝統野菜『十六ささげ』をぜひお召し上がりください

生産者の方と記念撮影

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