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【東京消防庁の論作文】東消塾生合格者のデータを大公開!【2021年度版】消防官採用試験対策

こんにちは!東消塾代表の友口です😊
今日の記事の内容は、東京消防庁の論作文対策について。

しかし、ただの論作文対策の記事ではありません。
東消塾の公務員コースを受講してもらった受講生から、聞き取り調査を行った結果を元に東消塾が解説した記事となっています。
ちなみに、聞き取り調査を行った受験生は全員内定を勝ち取っています。

つまり、東京消防庁試験を突破した受講生の生の声が聞こえる貴重な内容です。
ぶっちゃけた話、公務員に合格する過程はさておき、結果を出した人が正解なんですよね。
これから試験を受験する受験生にとって、結果を出した人たちの意見を聞けるって凄く大事。

東消塾では、今まで100人以上の受験生を指導してきました。
合格した受験生の人間性は様々ですが、共通している点は人のアドバイスを素直に聞き自身の成長に繋げていることなんですよ。

なので、この記事を読んで下さっている受験生の皆さんには、この記事の内容を「自分のモノにしてほしい!」そんな気持ちで、この記事を作りました。

ちなみに、この記事は有料です。
お金を払っていただかないと、この記事を最後まで読んでいただくことはできません。

その理由は、
・本気で合格を目指している人に届けたい!
こんな理由があるからです。

僕は、この記事を本気で受かりたい人のためにだけ書いています。

・とりあえず、東消受けます
・なんとなく公務員になりたいです
・みんなが東消を受けるから、自分も受けます

このような人は、この時点でこの記事を消してもらって結構です。

逆に、
・どうしても東消に入りたい!
・本気で勉強してます!
・資金は無いけど、質の良い情報や講義を受けたい!

こんな受験生に向けて記事を書いています。
そして、そんな受験生に満足していただける内容になっていますよ。

また、この記事に載っている情報を集めるために相当数の予算と時間をかけています。
でも、そんなことは当たり前。
だって、僕たちは本気で東消に合格したい受験生を合格に導きたいから
多少の犠牲は承知の上です。

さて、本題に戻ります。
この記事を読んでもらうメリットは下記のとおり。

・合格者の声が生で聞ける
・普通では出回らない情報が手に入る
・合格者の声を元に東消塾からの役に立つアドバイスを記載
・実際に質問された極秘の情報を見れる

このようなメリットがあります。
上記のような情報を集めるには、個人の力では不可能です。
公務員系のスクールに通えば、情報はある程度確認することはできますが、通学していなければ見れません。

情報見るだけのために、通学するなんてやってられませんよね。
そこで、東消塾では極秘情報を公開しています。

それでは、今回公開する記事の内容は以下のとおり。
1、論作文試験に向けてどのようなテーマを勉強したか
2、何文字書いたか
3、実際に注意していたこと

それでは、内定を勝ち取った東消塾生の生の声と共に解説していきましょう!

1、論作文試験に向けてどのような準備をしたか?

東消の論作文はとにかく重要です!
なぜなら、第1次試験から論作文試験の内容が得点に関係するため。

教養試験が満点でも、論作文試験の内容が悪ければ不合格になります。
なので、教養試験対策と同時に論作文試験の対策をする必要アリなんですよね〜。

ここでは、実際に塾生が勉強していた内容を公開します!
プライバシーの関係で塾生の詳細は掲載できませんのでご了承ください。

塾生Aの場合 (EV救急車、消防白書)

①EV救急車
②電動ストレッチャー
③消防ロボットシステム
④消防白書なども買い深いところまで調べた。


Aさんは、実際に①〜③の内容を論作文で記入したようです。
EV救急車なんかは、日本中探しても東消にしか存在しません。
そのため、論作文で書いていたら試験官の心を鷲掴みにする可能性大です!

ホットな話題は、書きやすいので自分なりに情報を集めておきましょうね^^

また、消防白書についても調べているようですね。
消防白書は数字の羅列が目立ちますが、今後の消防の方針なんかにも関係してくるので非常に大事。
全ての暗記は無理なので、自分が興味がある部分については暗記しておいても良いかも。

塾生Bの場合 (コロナ関係)

①コロナ 
②救急関係 
③防災関係


コロナは一番ホットですし、書きやすいかなと。
また、東京は救急件数が多くこれからもずっと東京消防庁が抱える問題になるので、調べておいて損はありません。

塾生Cの場合 (SNS関係) 

①災害対策
②救急車の適正利用
③少子高齢化
④SNS
⑤理想の消防官


④のSNSは中々良い視点だと思います。
今や国民のほとんどがスマホを持っている世の中。
そのような現状を加味し「消防がSNSを活用して何かできないか?」なんて視点も面白いかもしれませんね。

塾生Dの場合 (空き家、消防団員) 

①空き家問題
②救急車の適正利用
③消防団の減少
④都民の防災意識


③の消防団員の減少は、全国の消防本部が抱える問題の1つです。
将来的に必ず来るであろう首都直下型地震に対応するためには、消防団員の存在が欠かせません。

この部分に焦点を当てているということは、Dさんは東消のみならず消防全体の問題点をよく分かっている証拠ですね^^

塾生Eの場合 (少子高齢化関係)

①防災
②少子高齢化
③ネット普及
④外国人の増加等


②の少子高齢化は深刻ですよね。
実際に救急搬送や火災で亡くなる方のほとんどは高齢者。
高齢者の方をいかに守っていくかは消防の課題であることは間違いない。

学生Fの場合 (自分に関すること)

①少子高齢化
②災害に強いまちづくり
③情報化社会
④理想の消防官
⑤今まで困難だった経験


Fさんは、④と⑤の「自分に関する」ことまで答えられるようにしていたみたいですね。
ちなみに、自分系のことは基本的に高卒区分しか出題されません。
短大卒以上は、資料を読み取り自分の考えを述べる形式を採用しています。

しかし、自分分析は面接試験でも必ず役に立つので、意味はありますよ^^

その他多かった答え

一番多かった答えとして「過去の題材を参考にした」が多くありました。
基本的に試験は過去問を元に対策を組み立てていきます。
これは、論作文試験も例外ではありません。

試験で結果を出している塾生は、基本的にこの辺りをしっかりと押さえています。
そして、上記に挙げた塾生たちはプラスαで時事的な題材にも対応できるように準備していたようです。

東消塾からのアドバイス

論作文試験は、教養試験と同様に第1次試験で採点されてしまいます。
そのため、教養試験対策と同時に論作文試験対策を行うことをおすすめします。
ただし、教養試験と同じ頻度で対策は難しい。
なぜなら、書くだけでもかなりの労力を使ってしまうため。

論作文対策は、教養試験対策とのバランスが大切です。
バランスを調整しながら準備を進めていきましょう!

2、論作文試験の文字数は何文字書いた?

結論から言うと、多くの塾生が1000〜1200文字前後書いています。
別に東消側から「1000文字以上書いてください」と言う指示は一切ありません。

しかし、間違いなく言えることは999文字以下で合格している受験生はほぼ居ないと言うことです。
これは憶測ですが、東消側が足切り点を設けているためです。
そのため、一定数の文字を書いていない受験生は問答無用で不合格になるようです。

実際に、教養試験で35点取っているのにも関わらず、論作文試験の文字数が800文字前後しか書いていない受験生が不合格になった例もあるほどです。

このような事実から、文字数には十分注意して試験に臨むようにしてください。

3、本番の論作文試験で意識していたこと

塾生それぞれで、本番の試験で意識していたことがあるようです。
1人ずつ見ていきましょう。

塾生Aの場合(文章構成)

・内容よりも文章構成を意識していた
・質問されている事にしっかり答えられているかが大切
・今年の論文でDXについてあまり理解しておらず、それっぽい事しか書けなかった為、 内容よりも構成の方が大事だと思った


Aさんは、文章構成や質問にしっかりと答えられているかと言う部分を意識していたようですね。
これはすごく大切です。
例えば、どれだけ良い内容であろうと文章構成がぐちゃぐちゃであれば、まず見てもらえません。

想像してみてください。
あなたが購入しようか迷っている小説で、冒頭から何言ってるか分からないような本を買うでしょうか?
買いませんよね笑

つまり、文章構成が適切でないと内容すら見てもらえません。
また、東消から求められている質問に答えていない受験生が一定数居ます。
例えば「あなたの考えよ」と言われているのにも関わらず「Bさんの場合は〜」なんて的外れな答えをする受験生が必ず居ます。

必ず、東消は何を求めているのか?を明確にしてから論作文を書くようにしましょう!

塾生Bの場合(誤字脱字)

・誤字脱字にはとにかく気をつけた。最後の決意表明をはっきり書いた


Bさんは、誤字脱字を意識していたようです。
論作文試験はどうしても、内容に意識はいきがちですが最低限のマナーも大切です。
先程の文章構成もそうですし、誤字脱字も。

句読点や、漢字の間違いが目立ってしまうと試験官は「この受験生、大丈夫か?」となってしまいますよね。
殆どの受験生はマナーを守れているので、守れていない受験生は目立ってしまいます。

また「最後の決意表明」ですが、これは文章構成の1つ。
結論を最後にもう一度言うことで、試験官に対しアピールする効果があります。
この辺りも論作文試験でのテクニックになりますよ^^

塾生Cの場合(文章構成)

・序論、本論、結論に分けること


Cさんの場合も、文章構成のことですね。
序論、本論、結論に分けることで、試験官がチェックする際にスッと頭に文章が入ってくるようになります。

また、おすすめの書き方は、
①結論
②理由
③根拠
④再結論
の順番です。
この順番は、ストレートに相手に伝わりやすい上に、最も相手に負担の少ない文章構成になっていますよ^^

塾生Dの場合(文字数)

・論文はMAXまで書きました


これは、あまりおすすめできません。
MAXまで書くと言うことは、もし、書き切れなかった場合、再度消しゴムで消して書き直すと言うことです。

この行為は、論作文試験で絶対にやってはいけない行為です。
Dさんは、これで合格していますが、一か八か感が否めません。
東消塾では、そのような指導は極力していません。

文字数を把握した上でのMAXはアリです。
しかし、やはり一定のリスクがあるので文字数制限の8〜9割程度が安全圏と言えるでしょう。

塾生Eの場合(基礎的な文章ルール)

・段落や構成など、基礎的なこと


やはり、内容的なことよりも基本的なことを守っているようですね。
段落を変えずに長々と論文を書いてしまう受験生がいますが、これは最悪。
とにかく読みにくいし、内容がまるで入ってきません。
まずは、読んでもらえるような努力をしましょう。

東消塾からのアドバイス

皆さんもお気づきかもしれませんが、多くの塾生が内容よりも読みやすさを優先しているようです。
大前提として、内容は大事です。
中身のない論作文であれば、点数のつけようがありません。

しかし、読みくいや誤字脱字等が多ければ採点の土俵にすら上がれません。
だからこそ、多くの塾生が基本的な部分に意識を集中させていますね。

・文章構成
・国語のルール
・語尾の統一
こういった部分は最低でも必ず守るようにしてください。

採点方法は、私たち東消塾でもわかりません。
しかし、1つ言えることは第1次試験の段階で、そんなに細かくは採点されない可能性が高いと言えます。

想像してみてください。
第1次試験は全国から何千人も受験しにきます。
そのため、1人1人採点していれば、時間が幾らあっても足りません。

おそらく、字数と同じように一定の採点方法を採用して、誤字脱字や文章構成が大きく間違っていれば弾かれてしまうのではないでしょうか。
あくまで、憶測ですが・・・。

ちなみに、内定を貰った塾生で基本的なルールを雑に考えて合格した者は1人も居ません。
合格した塾生の論作文は、総じて読みやすいのです。
合格に近づく最も大切なことは、ルールに従って読み易く書くことなのです。

まとめ

今回は、論作文について解説してきました。
東消塾で結果を出した塾生のデータを実際に見ていただいて、参考になったでしょうか。

もう一度、内容を確認しておきましょう。

・1000字〜1200字書いている
・文字は8割以上が無難である
・教養試験と同じように、対策をしている
・教養試験と論作文試験の勉強比率には工夫が必要
・内容よりも、文章構成に注意していた
・誤字脱字に注意した

このようになっていますね。
これから、東京消防庁の試験を受験予定の方で、このようなデータを見るのが初めての方も居るかもしれません。

勉強の方法が分からないと言う方は、まず、結果を出している人の真似をしましょう。
極端な話、合格者が正解な訳ですから、合格者の真似をしていれば合格できるのです。

是非、結果を出している人を見つけてデータを分析してみてください。
必ず合格のヒントが隠されています。

受験生の皆さんにお知らせです。
東消塾では、随時塾生を募集しています!

東消塾には、東消OBを始め、経験豊富な講師が全力でサポートいたします。
仲間同士の絆も生まれ、非常に質の高い講義を受けていただくことをお約束したしますよ^^

皆さもの連絡をお待ちしております!
詳しくは、東消塾のホームページをご覧ください。






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