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歯の治療から改めて知る事実と決意

歯医者が苦手だ。
痛いのがダメで、歯の治療が入ると憂鬱になる。

大人になるとそんなに虫歯って出来ないから、自分の歯を診てもらう機会も頻繁ではないけれど、やはり四十も超えると、色んなとこがガタガタになるんでしょうかね…。

食べてる最中に歯がかけるという出来事がありました。
行きたくないから、何となく歯医者の予約が出来ずにいたんだけど、行かなくて酷くなると確実に痛いので、なけなしの勇気を振り絞って、予約。

…予約したはいいものの、当日までのかカウントダウンも嫌だし、予約30分前くらいからソワソワ、ドキドキが止まらない。
嫌だ。行きたくない!!!と子供のように思いながらも、大人なのでいかないと治らないのも知っていて、自分の運転で歯医者に向かう。
これほど気持ちと行動があってない事はない。

ヘアーサロン同様、病院も自分に合うところって難しいなとよく思う。
先生と合うかどうかで、かなり気持ちを左右される。
腕が良くても、行くたびにストレスを感じる先生の所には私は通わないようにしている。

そして、私はかかりつけの歯医者がない…
なのでGoogleでオススメの歯医者を探して、ここかな!ってとこに予約を入れたんだけど、正解だった。

なぜかと言うと、先生がとってもフレンドリーなのだ。
私は居酒屋で飲んでるのかってほど、「何中でした?」と言う話から始まって、喋る喋る。
えっ?今治療中だよね⁇
と思うほど。
しかも「何中でした?」なんて、久々に聞いて驚く。中学校を聞くのね。まあ、田舎だから私立に行かない限り、この質問で多くの情報を得られるのは間違いない。
通常ならこの質問をされるだけで嫌なんだけど、なんか憎めないこの歯科医。
それは彼の人間性なんだろう。
しかし、変な緊張は自然と解けるので、痛いと言い易い。
「痛いのは無理なんです。」
と予めお伝えすると(懇願に近いのだけど)、痛いタイミングで「麻酔します?」と言ってくれるので、速攻でお願いできるのもありがたい。
とにかく良いところを引き当てた満足感と痛みへの恐怖をごちゃ混ぜにした時間でした。 

治療が終わると、次の予約で歯のお掃除をしてくれる。
それが今日。

水を使うので、しみて痛いかもといわれ不安に襲われる。
だって絶賛知覚過敏なのだ。
これも良くないなと思ってたところなんだけど、何となく不都合な事から目を背けていた私。
歯科衛生士さんとのやり取りで、自分が本当に中年なんだな…と改めて実感。

歯科衛生士のお姉さんがとても優しくて良い人で(しかも美人!)、しみる時に反応すると「しみますね、すみません!」とすぐやめてくれた。

私のような極度の痛がりは、こんなふうにすぐに痛みを止めてくれると信頼する。
たまに、「痛いね、痛いね、もう少しだから」とそのまま続行する人もいるんだけど、そんな人はその時点で不信感を持つ。

いかに私の痛みに共感してくれたのか…が大事なのだ。自分でも痛がり過ぎだろ!!と分かってはいるのだけど、出来るだけ痛みとは無縁の生き方を望んでいるので、これはもう私の中では生き方の問題なのだ(大袈裟すぎる)。なので、そこに共感してくれない人は私の人生にはいらないとさえ思うほど。

そして、ここでも確信する。
歳をとって、確実に体が徐々に衰えていってる…

気持ちはいつでもティーンの頃と変わらないんだけれど、確実に皮の体は劣化している。
それは紛れもない事実。
私は死ぬ事がゴールだと考えてる人間なので、体が劣化する事は自然な事だと思ってはいるんだけれど、機械とて同じで、手入れを怠ると傷みも早い。

死ぬその日までこの体を労りながら、痛みも出来るだけ少なく、楽しく生きられる体でありたい。
なので、定期的に歯のお掃除と点検をお願いしました。
さらに帰り道にしっかり「シュミテクト」も買い、次回の定期検診でしみることなく過ごせる準備を今から万全に用意し始める。

最近メイクもちゃんとするようになったので、次はストレッチからの筋肉作りに励みたいと考え中。
そうする事で、私の体はある程度まで使える体に修繕されるはずだ。
自分が自分にとって忠実な人であれば…。





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