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【デッキ紹介】四角は下心―シカクハシタゴコロ―

どうも、とかげまんです。

今回は第3回AAオフSPで主に握っていたクリムゾンノヴァのデッキを紹介しようと思います。

初のオフ会参加でドキドキしていたのですが、そんな不安がすぐどうでもよくなるくらい楽しくデュエルできました。
もっともっと遊戯王カジュアルプレイヤーとしてみなさんと交流を深めていきたくなったので、手始めにデッキ紹介を書いてみることにしました。

オフ会直前でちょくちょくイジっていたので構築の甘いところが多々ありますが、オフ会時の自分のベストとしてそのままの形で残しておこうと思います。
改善案についても載せておくので、そちらも見てもらえると幸いです。

デッキレシピ

デッキ名はT.M.Revolution『蒼い霹靂』の歌詞から。
「方界のいやらしさ」と「死角は下心」

コンセプト

《方界降世》の墓地効果でヴィジャム3体を展開し、《素早きは三文の徳》を撃つことで《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》を3枚かき集めます。このクリムゾンノヴァの圧倒的制圧力で戦っていくデッキです。

初動

《BF-魔風のボレアース》から《永遠の淑女 ベアトリーチェ》を展開します。

ボレアースは闇チューナー指定の6シンクロなので、《終末の騎士》《牛頭鬼》《落ち武者》から《ゾンビキャリア》を落とすことでシンクロ召喚できます。
ボレアースの効果で《BF-刻夜のゾンダ》を墓地に送ります。

ゾンダの効果でデッキから《BF-漆黒のエルフェン》を特殊召喚し、エルフェンの攻撃力分2200のダメージを受けます。

ボレアースとエルフェンでベアトリーチェをエクシーズ召喚し、効果で《方界降世》を落とします。
これにより《方界降世》を墓地に送りつつ、その墓地効果に必要なライフ差を生み出せます

展開に《ゾンビキャリア》が絡むので、引きたくない札(ゾンダ、エルフェン、クリムゾンノヴァ、ヴィジャムなど)が多いこのデッキでも比較的事故が少なく動けます。

また、ベアトリーチェの残りの効果で《方界業》を墓地に送ることで、クリムゾンノヴァの特殊召喚に必要な方界カードの枚数を稼げます。《方界帝ヴァルカン・ドラグニー》をサーチします。

2ターン目の動き

初動がうまくいくと、場にヴィジャム3体、手札にクリムゾンノヴァ3枚、ヴァルカンドラグニー1枚が確定します。なので、あと1枚方界カードが手札に来ればクリムゾンノヴァを(2体)特殊召喚できます。

この最後の1枚は、場のヴィジャムをバウンスすることで確保します。

ヴィジャム2体で《アカシック・マジシャン》をリンク召喚します。

これによりリンク先のヴィジャムをバウンスすることができます。(ちゃんとリンク先に出しときましょう)

あとは屈強なクリムゾンノヴァの力を遺憾なく発揮していきましょう。

採用カードについて

《トラップトラック》

このデッキには《トラップトリック》よりこちらですね。こいつの登場で《方界降世》や《素早きは三文の徳》など、邪魔なモンスターがいると撃てない系罠の輝きが増した気がします。トラトリと違い採用罠をピンで挿していけるのもいいですね。

《召喚獣メルカバー》

クリムゾンノヴァはモンスター効果に対する耐性があるので、魔法罠の警戒が必要です。初動でつかったベアトリーチェをそのまま素材にできるので楽に出せます。特に罠が腐りやすいので、それを切れるのもグッドです。

《月女神の鏃》

除去が乏しかったので採用。
基本的に《ブラックフェザー・ドラゴン》か《ヴァレルコード・ドラゴン》を落とします。
すると、前者は初動でつかったボレアースとともに《ブラックフェザー・アサルトドラゴン》に、後者は《トポロジック・トゥリスバエナ》になれるので、継戦能力も増します。クリムゾンノヴァともどもバーン火力も稼げます。

クリムゾンノヴァは攻撃力3000以下の
モンスター効果を受けないので②効果と相性◎

《不知火流 輪廻の陣》

初動やクリムゾンノヴァの同時バーンなど、なにかとダメージを受ける機会が多いので採用。
クリムゾンノヴァで、「こっちはダメージ受けないけど、そっちは3000受けてね」が強いですね。
《セキュア・ガードナー》も同じ理由で採用ですが、リンク素材にできないのが結構つらい。

改善案

オフ会で回していて気付いたことをもとに改善案をつらつら書いていきます。

《召喚獣ライディーン》

現状、《召喚魔術》が一回しか撃てない(致命的)ので採用したい。方界業でのサーチ先として《方界帝ゲイラ・ガイル》(風属性)を採用することで融合素材も確保できそうです。

《劫火の眠り姫 ゴースト・スリーパー》

初動で使う牛頭鬼などに中盤以降の役割を与えるため。サーチできる《幽合-ゴースト・フュージョン》でデッキから各種不知火を除外して素材にすれば除去やドロソにもなりそう。《背護衛》や《アルグールマゼラ》を除外して《不知火流 輪廻の陣》の継続的なコストを確保するのもいいかも(後者はデッキ除外はダメ)。融合先は《冥界龍 ドラゴネクロ》か。

おわりに

このデッキではクリムゾンノヴァに焦点を当てていたため、三文の徳でクリムゾンノヴァをサーチしましたが、クリムゾンノヴァ以外にも応用の効く初動です。ぜひみなさんも使ってみてください。
みなさんなら何をサーチしますか?良ければこっそり教えてください。
あわせてこのデッキへの意見、感想もあればとても喜びます。

また、このデッキを作るにあたって、バキューン決闘のきくりくさん(@ToremisuMisu)と、その視聴者の方々には多大なる御意見を戴きました。彼らの助けがなければこれほど楽しくオフ会を終えることができなかったと思います。ここに厚く御礼申し上げます。

追記(デッキレシピの更新)

オフ会からだいぶ時間が経ってデッキの完成度が高くなってきたので、上記反省を踏まえた新しいデッキレシピも掲載しておこうと思います。

主な変更点

ゲイラガイルとライディーンの採用
→アレイスターの融合先を増やした。あわせてアレイスターの採用枚数を3枚に。これにより、三文の徳のサーチ先をアレイスターにも出来るようになりデッキの幅が広がったように感じる。

《砂漠の飛蝗賊》の採用
→初動の素引き事故ケア枠として採用。この採用により、『ゾンダともう1枚引きたくない札』の2枚引きたくない札を抱えたケースをケアできるようになった。
 動きとしては、

 ①牛頭鬼などからゾンビキャリアを落とす
 ②『もう1枚の引きたくない札』をデッキに戻して
  ゾンビキャリアss
 ③2体でバッタss、ゾンダを落とす
 ④墓地のゾンダ除外してデッキからエルフェンss
 ⑤2体でベアトリーチェ

となり、既に紹介しているボレアース初動と同じ動きになる。他に先行で手札を切れる星6シンクロが早く出てほしいものだ。

エルドリッチの採用
→牛頭鬼などの初動札に中盤以降の役割を与えるため。腐りがちな罠が多いデッキなので、コストとして切ってしまえるのはありがたい。クリムゾンノヴァは基本的に2体並ぶので、エルドリッチを合わせて出すと、グスタフマックスを作りつつエンド時のクリムゾンノヴァのバーンまでお見舞いすることができ、非常に凶悪。

本当のおわりに

先日、ミソのデュエルのミソにてドリルフィールド(@Drill_field)さんが『AAオフで使われたデッキを見てみよう!の会』の配信を行っていました。私のこのデッキも最後の方に紹介されていました。たくさんのデッキが紹介されており、非常に多くの学びがありました。まだ視聴してない方はぜひ。
その中で、お松(@imlabo_omt)さんも私と同様の初動でデッキを組んでいたことを知り、喜んでいたところ、ご厚意でデッキレシピも公開してくださいました。非常に勉強になり、このデッキにも採用できる部分が多くあったので、ありがたく拝借していこうと思います。
勉強の場を提供してくださったドリルフィールドさんと、快くデッキレシピを公開してくれたお松さんへの感謝の言葉でこの記事を締めようと思います。本当にありがとうございました。

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