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ニンジャスレイヤーTRPG2版自作ソウル『狂戦士のソウル』

はじめに

このソウルサマリーはニンジャスレイヤーTRPG2版で怒り、狂気、戦闘による陶酔といったものを武器とするニンジャクランを表現するものであり、ニンジャスレイヤー原作における「アスラ・ニンジャクラン」「ケモノ・ニンジャクラン」「ヤクシャ・ニンジャクラン」などを再現するものである。

ソウルサマリー

狂戦士(自傷、獣化)のソウルのサマリー

☆◉激怒の一撃
☆◉素早い自傷
☆◉即死耐性
☆◉狂人の直観
★◉突発的暴力

☆狂乱Lv1~9
★噛み付く狂犬
★捨て身の連撃
★復讐鬼
★鎧わぬ守り
★肉斬骨断
★★終わりなき狂乱
★★肉体破壊
★★獣鬼突撃
★★★原初の憤怒

☆◉激怒の一撃

このニンジャは狂戦士となり、身体のリミッターが外れるほど恐るべき一撃を放つ。

前提:狂戦士系の【ジツ】値1以上

このニンジャは『狂戦士化』の効果を得ている時、自身が行う出目【6】を含んだ『近接攻撃』に『痛打+1』を得る。

☆◉素早い自傷

前提:狂戦士系の【ジツ】値2以上

このニンジャは手番の『開始フェイズ』に瞬時行動を行うことで、自身に『ダメージ1』を与えるとともに『狂戦士化』を発動させることができる。

☆◉即死耐性

激しい狂気を前にすれば、死すら避けて通るようになる。

前提:狂戦士系の【ジツ】値3以上

このニンジャは『狂戦士化』の効果を得ている時、『即死耐性』を得る。

☆◉狂人の直観

狂人はたまに、致命的な攻撃を見事に避けてみせる。

前提:狂戦士系の【ジツ】値3以上

このニンジャは自身が使用できる『回避ダイス』『緊急回避ダイス』の数が0個の時だけ、シナリオ中1回だけ即座に『緊急回避ダイス2個』を得る。

★◉突発的暴力

このニンジャは突如として理性を捨て、暴力に酔いしれる。

前提:狂戦士系の【ジツ】値4以上、効果継続(戦闘中)
使用タイミング:手番『開始フェイズ』

このニンジャは精神力をX点消費することで、その戦闘が終了するまでの間『近接攻撃ダイス+X』を得る。Xの上限は4である。

☆狂乱

このニンジャは狂気が内側でくすぶっており、自身が傷ついた時に噴出する。それがたとえ自傷による傷であっても、血を見れば狂犬やサメめいて狂乱のカラテを振るう。

使用タイミング:自身が1点以上のダメージを受けた時

このニンジャは【ジツ】値に等しい『狂戦士化X』を得る。【ジツ】4以降でもXの値は増加する。
加えて、自身の手番『移動フェイズ』か『攻撃フェイズ』に1行動を使うことで、自身に『ダメージ1』を与え、『狂戦士化』を発生させても良い。

例:狂戦士系のクランのキャラクターは【ジツ】値1の時に『狂戦士化1』を得る。同じく【ジツ】値4の場合『狂戦士化4』、【ジツ】値7の場合『狂戦士化7』を得る。

★噛み付く狂犬

このニンジャは敵がイクサから離脱することを許さず、命ある限り敵に喰らいつき続ける。

使用タイミング:『狂戦士化』中

このニンジャは『狂戦士化』中、自身が1度でも『近接攻撃』を命中させたターゲットのうち1体を選択しても良い。そうした場合、そのターゲットから離れるように自発的な移動ができなくなり、ターゲットが気絶もしくは死亡状態になるまではそれ以外の敵へと攻撃を行えなくなる。
一方でそのターゲットは、『種別:瞬間移動』の効果を除き、自発的にこのニンジャの隣接マスから離れるように移動ができなくなる。
この効果はこのニンジャが自身の手番『移動フェイズ』か『攻撃フェイズ』に1行動と【精神力】1を消費し、【ニューロン】で『難易度:U-HARD』の判定に成功することで終了できる。

例:『★噛み付く狂犬』使用中のニンジャ(ニ)に対して、Aの位置にいる敵はB・Cへの自発的移動はできるが、D・Eの位置へは自発的移動ができなくなる。

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★捨て身の連撃

狂気に身を任せ、身を捨てた恐るべき連続攻撃を繰り出す。

使用タイミング:『狂戦士化』中
種別:戦闘スタイル

このニンジャは『狂戦士化』中に、所持する武器に関わらず、近接攻撃時に『戦闘スタイル:捨て身の連撃』を使用可能となる。

『●戦闘スタイル:捨て身の連撃』:手番に自身に『回避ダイスダメージ6』を与えることで使用可能。このニンジャは手番終了時まで『連続攻撃+1』を得る。

★復讐鬼

手足が切断されたなら、相手の手足を切断して報復すればいい。

使用タイミング:自身がいずれかの『部位損傷』を受けた時
コスト:【精神力】1、瞬時
種別:エンハンス、効果継続(戦闘中)

『サツバツ!』などで部位損傷を受けた時、即座に【精神力】1を消費することで、その『●部位損傷』1箇所と、それによる能力値低下を戦闘終了時まで無効化して行動できる。あくまでも一時的な効果の無効化であり、戦闘終了時には通常通り能力値が低下する。
加えて、『即死!』効果を受け、かつ行動可能な場合、このニンジャは即座に自身の近接攻撃に『エンハンス』による『無属性ダメージボーナス+1』を追加できる。

★鎧わぬ守り

このニンジャは他者を拒む精神が具現化したかのように、己の皮膚を金属鎧へと変える。あるいは、狂戦士化の影響により痛みを感じず暴れ狂う。

使用タイミング:使用可能な回避ダイスが0個の時
種別:効果継続(そのターン中)

このニンジャは自身がそのターンに使用可能な回避ダイスが0個の場合、次のターン開始時まで有効な『ダメージ軽減1』を得る。

例:ボブのニンジャの回避ダイスは3個で『★鎧わぬ守り』と『緊急回避ダイス2』を持っている。ボブは回避ダイスを消費し、敵ニンジャの『連続攻撃3』を避ける。ボブは最初の1発目に回避ダイス3個を使って回避し、残りの攻撃は『★鎧わぬ守り』で得た『ダメージ軽減1』で受けようとした。だが、3回目の攻撃が『サツバツ!』であったため、彼は『緊急回避ダイス』を消費し、どうにか回避をしようと考えている。

★肉斬骨断

己の肉が斬られても、相手の骨を断ち切れば勝利とまでに、このニンジャは強烈なカウンターを返してみせる。

使用タイミング:『狂戦士化』中
種別:
近接攻撃

このニンジャが『狂戦士化』中、隣接マスからの『近接攻撃』でこのニンジャの【体力】を1以上減らした敵は、そのフェイズの終わりに『ダメージD3』を受ける(回避難易度:HARD)。
これは相手の攻撃回数に関わらず、各キャラクターの1手番に1度だけ発生する。

★★終わりなき狂乱

このニンジャは痛みを感じず、狂った歓喜の中で死ぬまで戦い続ける。

使用タイミング:『狂戦士化』中かつ自身の【体力】が半分以下

このニンジャが『狂戦士化』中かつ自身の【体力】が半分以下の時、各手番開始時に【体力】2を回復する。これは【体力】が半分を超えた時点で効果が終了するが、再び【体力】が半分以下になった場合は発動する。

★★肉体破壊

このニンジャがカラテをひとたびふるったならば、相手の手足はもぎ取れ、ネギトロめいた肉塊がいくつも生まれる。

使用タイミング:『狂戦士化』中
種別:戦闘スタイル

このニンジャは『狂戦士化』中、所持する武器に関わらず、集中状態の近接攻撃時に『戦闘スタイル:肉体破壊』を使用可能となる。

集中状態『●戦闘スタイル:肉体破壊』:出目【5,5】以上で『サツバツ!』が発生する。

★★獣鬼突撃

獣じみた突撃によって、執拗に敵を追いかけ殺す。

『●移動スタイル:獣鬼突撃』を獲得する。これは『◉突撃』と同様だが、以下の例外がある。使用時は通常の『突撃』を使うのか『獣鬼突撃』を使うのか明確に宣言すること。

  ・【精神力】1消費。発動判定は必要としない。
  ・一度だけタテ・ヨコ・ナナメいずれかの1方向に曲がることができる。
  ・『突撃移動』後に『近接攻撃』を繰り出す場合、『戦闘スタイル』使用不可となるが、そのダメージは全て『痛打+3』となる。
  ・次の手番まで、『回避判定』を含むあらゆる受動的行動が不可。

★★★原初の憤怒

このニンジャは狂戦士化の時、原初の怒りを奮い起こす。それは暴力の根源そのものであり、ソウルの記憶からこのニンジャは最適な方法で敵を殺す。

使用タイミング:『狂戦士化』中

このニンジャは自身の『近接攻撃』判定1回の結果を見てから、【精神力】2を支払ってそれを振り直しても良い。ただし、振り直した結果がいかなるものであってもそれを受け入れなければならない。
この能力は1手番に1回だけ使用でき、ターゲットが回避を行う前にしか使用できない。

最後に

このプラグインは非営利かつ悪意のない使い方であるなら、好きなように転載/改変をしてもらって良い。ただし、その場合はこの記事へのリンクを示してもらえれば嬉しい(万が一公式のプラグインと混同するようなことがあっては困るので、それを防ぐためだ)。

更新履歴

21/08/20 作成
21/08/21 『★噛み付く狂犬』に説明を追加。

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