【日記】頼むから論理や思想を語ってくれ！
フィンランドとは全く関係のない、ただのネタ日記です。
先日Instagram経由で見知らぬ方からメッセージを貰いました。
あなたの投稿にとても興味があります。写真家の方ですか？
自身のInstagramを見た方はご存じかもしれませんが、自分はたまーに写真をアップしています。たぶんその写真についての質問でしょう。
相手は褒めてくれたので喜ぶところなのは分かっています。
しかし正直苦笑してしまいました。こんなスマホで適当に撮った写真に何を言っているのだ。プロの方に失礼だぞ！
まあいい、一応相手してやる。もちろん自分はいい年した大人なのでちゃんと答えましたよ。（偉い！）
私「興味を持っていただけて嬉しいですが、私は写真家ではありません。」
相手「あなたの白黒写真からは憂鬱な印象を受けました。それがあなたの表現したいことですか？」
お、なんだか面白い会話になりそうじゃないか！
ということで話を続けてみることに。
私「憂鬱を表現したいというより（写真における）物質の輪郭、アウトラインを見てほしいと思っています。そのため"色の情報"をカットする目的で白黒にしています。 ただ色がないと何の写真か分からないものは例外的にカラーで投稿しています。」
相手「これが芸術なのかもしれません。私には理解できませんが、芸術的な感じがします。」
相手「日本の方ですか？」
ん？なんか急に話題変わった気が・・・。
私「はい、日本人です。」
相手「（日本の）どこに住んでいるんですか？」
プロフィール欄見てほしいかな。で、写真の話はもういいの？
私「日本に住んでいないんですよ。フィンランドに住んでいます。」
相手「フィンランドはヨーロッパでしたっけ。あそこはたくさんの観光スポットがありますよね？」
ねーーーーよ！！！ヨーロッパだからって一括りにすな！！！
は！失礼しました。つい本音がでてしまいました。
※実は本来の自分は口が大変悪いです。普段は上品ぶってるだけです。
もちろんフィンランドは北欧の文化やデザイン、ムーミンやマリメッコが好きな人にとっては魅力的だと思います。
でもいわゆる「ヨーロッパらしさ」を求めるのであればイタリアやフランスが王道なんじゃ。
というかフィンランドの話してるの？ヨーロッパ全域の話してるの？
会話の流れ的に前者だよね・・？
私「いや、観光スポットはそんなに多くないんじゃないでしょうか？」
相手「頻繁に旅行しますか？」
いっそ清々しいな。会話が飛び跳ねてるようだ。
私「しないですね、 旅行はそんなに好きじゃないです。ただ日帰り旅行はたまにします。」
相手「日帰りはあまり遠くに行けないんじゃ。」
ほ っ と い て く れ。
ちなみに自分はホテルの柔らかいマットレスで寝るのが苦手です。だから泊まりの旅行、特にヨーロッパ旅行はあんまり気乗りしないのです。
出来る限り"宿泊"はしたくない。したくはないのだ！！！！
いや・・・待てよ？
相手は疑問に思っただろうから理由を聞いてくるかもしれないぞ？
違う考えを持つ人と話すのは面白いものだし、私も同時にこの質問者の思想を覗けるかもしれないってもんだ。
そこからいい感じに会話が広がっていく可能性は0ではない。
※一応補足すると、私はこの人にそこまで興味はありません。
そのためこちらから質問を投げるようなことは何とも言えない気分になるのでしたくないのです。人はこれを偏屈と呼ぶ。
「なんで旅行好きじゃないんですか？」とか逆に「日帰りは好きなの？」とかの質問が来るかな？
どうかな？どうかな？
相手「私は旅行好きです。色んな国や都市の文化と美食を探求するのが好きですから。」
来なかったーーーー！！！！
というか「旅行そんな好きじゃない」って言ってる初対面の人に「自分がなぜ旅行が好きか」を語るって中々いい。もう君の勝ちでいい。
というわけで勝負がついたのでさっさと会話を終わらせようとしました。
私「そうなんですね。」
見よ！この芸術的とまで言えるTHE素っ気ない返事を！
この発言をしてから新たな会話は生まれませんでした。さすがに私がもう話に興味がないと分かるでしょう。そうだ、もうこんな会話終わらせよう。
私は君に興味がない！！！
相手「あなたは面白い人だから友達になりたいです。」
そもそも友達ってなんでしょう。
どうやったら人と人は友達になれるんでしょうか。
基準は皆それぞれ違うと思いますが自分の場合はこんな感じです。
自分にとって「この人は面白い！」と思って"相手に興味がある"状態であり、またその状態が続いていることが条件です。
なので現実世界でもネット上でも面白そうな人には自ら突っついたりします。poke poke!👉👉
ただ2、3回つついたのに相手からのリアクションが無かったり素っ気なかったりした場合は、そっと身を引くように距離を置きます。
付きまとわれてると相手が思うような行為は迷惑でしょうし。
なのでつつかれた人は心配しないでください。放っておけば収まります。
相手から「興味を持ってもらえた」と認識できるリアクションが返ってきた際に始めて知人・友人関係が成立し始めるような感覚です。
リアクションがない場合はスパッと諦めて次に目を向けるようにしています。「相手は自分の事どう思っているんだろう」の思考に時間を費やすのはちょっと勿体ないなどと思ってしまいます。
相手の考えていることを完全に把握するのは不可能なわけですから。考えても答えが出ない！
ちなみにどういった時に興味を持つのかというと、相手が面白い思想や論理を持っていると感じた時でしょうか。興味深い体験をしている人なんかも含まれるかもしれません。
上から目線に聞こえてしまうかもしれませんが、ありふれた考えを持つ人にはあまり興味を持てません。
とはいえ平凡な人って実はそうそう居なかったりするのかも。
なのでnoteみたいな場は面白そうな人を探しやすいんじゃないかなと思います。何気ない日記でもその人の思考が表れていますよね。
欲を言うならば「考えるのが好きな人」が好きです。
感情より論理が上回っている思考の人は更に大好きです。
自分がそうかなという方はぜひアカウント名を教えてください。
なお自分は自他ともに認める少数派的な考えをもつ、理屈くさい非常に面倒な人間です。なのでそんな人は中々居ないでしょうが、万が一にも私と友達になりたいとかいう奇特な方へ一応言っておこうと思います。
「ご自身の思想を事前に伝えてもらえると事がスムーズに進みます。」
よろしくお願いします。
ちなみに例の質問相手には適した返事の仕方が分からず、既読無視を続けています。
でも我々の話が絶望的に噛み合ってないのは皆さん何となくお分かりいただけたと思います。旅行の話もただ醍醐味を伝えたかっただけと考えた人はいるのかもしれません。にしてはありきたりで、正直つまらない理由だと思ってしまったわけですが。
一体どうしたらよかったのでしょう、誰か教えて。
最後の最後にどうでもいい寝具の話
ヘルシンキで固めのマットレスを探している人はFUTONIAがおすすめです。
自分はカラサタマにあるショールームっぽい店舗で寝心地を存分に確かめてから買いました。（確か今もまだあると思います。たぶん。）
ベッドフレームもしっかりしたものは安眠に繋がるのでここで合わせて購入しました。ヘルシンキ在住者の方はぜひご検討を。（宣伝）
やっぱり家のベッドが一番だよねー！