ご機嫌武装とジェスチャー

こんにちは、小学生時代は寡黙少女、高校のバイトから吹っ切れていまは適当に生きている私です。

今回は私が実践している、社会切り抜け術を書き記します。生きながら編み出しました。
自分を押し殺すのに抵抗があったり、考えに合わない方には実践をおすすめしません。

・常にご機嫌でいること
・お礼は遅くても言う
・リアクションはやわらかく
・汚れる仕事は自ら動く


まず、ご機嫌でいること。
いつも不機嫌を撒き散らしながら、気分の上下が激しい人が居たとしましょう。
気分で怒鳴り散らす人間を、助けたいと思いますか?なにか事情があったとしても、知ったこっちゃありません。こちらは何かの専門の人間でもなくボランティアでもないのです。
情状酌量の余地があるかは、その人の今までの行い次第でしょう。今回はその行いを、積み上げていく作戦です。

常にご機嫌で居ることは、慣れないうちは大変かと思います。まずは人と対面する時に、ご機嫌を装ってください。
声を掛けられたのに無視する、舌打ちをする、嫌な顔することを控えてください。一気に嫌な奴認定されます。
「お先に失礼します…」
と言われたら、
「あ、お疲れ様でーす!」
と明るく返しましょう。明るくなくとも、顔が見えなくとも微笑みながら、
「お疲れ様です」
を言いましょう。たとえ相手が嫌な人間であっても。

コミュ力が高ければ、ここで無視したり強めに嫌味を言っても支障はないかもしれません。
しかしそのあとのフォローができなければ、無難にお疲れ様を言いましょう。周りを萎縮させないのがミソです。
加減が大事ですが、わからない内はとりあえずご機嫌にいきましょう。


次に、お礼です。
何かしてもらったらお礼をいいましょう。早くても遅くてもどっちでもよいのです。
ログインボーナスくらいに思ってください。ありがとうございました、だけでポイントが上がります。
慣れてきたら、「すっごく助かりました!」「嬉しいです」とかも混ぜましょう。
時間が経つとなんだか気恥ずかしくて…、なんて気持ちもわかります。が、当たって砕ける勢いで言って下さい、言われて悪い気はしません。


そしてリアクションはやわらかく。
特に負のリアクションはやわらげて下さい。
「え?!ほんと無理、キモ…」みたいなリアクションは間違ってもとらないでください。
言い放つ側は自分の正しさを実感できますが、受け取った側は非常に不愉快です。
「あららぁ〜」「なんと…」くらいのテンションでいきましょう。


最後に、汚れる仕事は率先してやる。
例としてゴミ捨て、洗い物など。基本的に自分のことは自分でやればいいと思います。しかしそうはいかないのが現実世界。
実力があればその道理が許されるかもしれませんが、能力も仕事力もない我々凡人は諦めましょう。
「なんで私が…」ごもっともです。でも、社会を生き抜くためにやってみてもいいかもしれません。
しかし、もし周りに「あいつにやらせとけばいい」という思想の人しか居なければそこを離脱することをお勧めします。
誰かしら私も一緒にやりますよ、という人が居れば、優しい人間と触れ合うチャンスです。何かの時守ってもらえるかもしれません。


ここまで好き勝手書いてみましたが、周りの環境にアタリハズレがあるかと思います。
もしアタリ環境に置かれた時、そのチャンスを逃さないようにしてみて下さい。
人は案外人のこと気にしていないし、良いことはすぐ忘れてしまうけれど、悪いことはネチネチ覚えているものです。

恥ずかしくて、パニックになってしまってそんなこと咄嗟にできない…
そんな人は、とりあえずお礼は言うようにしてみてください。
急な受け答えで頭が真っ白になったら、
「えーと、うーん、そうですねー。うーん、ちょっと待って下さいね。えーっと…」
を練習しておきましょう。そしてゆっくり言いましょう。無言でなければ、対応していることになります。
日常の8割くらいは定型文で乗り切れます。

あと、話し声や話し方に自信がなければジェスチャーをつけて下さい。
「ないです」(手を横に降る)
「できました」(OKポーズ)
「ひとつお願いします」(人差し指をたてる)
話せなければ他で補助すべきだと思います。これで聞き返されることも少なくなるはずです。

長くなってしまったので続きはまた次回があれば…

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