院試後から合格発表までの記録

院試の面接は手応え0で終わった。何を言っても先生方の反応はあまり良くない。頷きもしてくれない。おまけに事前提出のTOEFL iBTの結果があまり良くないという指摘までされてしまう。いや、でも規定の点より10点くらい上だよ!? とにかく心をズタボロにされた。むーーーーーん。

面接が終わった後は研究室で同期5人とひたすら話した。筆記試験のこと、面接のこと、院試勉強のこと。途中から楽しい話をしようってことになってこれからの夏休みの話をした。細かい内容はわざわざ書かないけどすごく楽しくて合否の不安をほとんど忘れることができた。仲間っていいなと柄にもなく思った。
その後は友達と三条に行ってパスタを食べて買い物した。ポムポムプリンのくじを引いたり、いつ被るねんみたいな白いアドベンチャーハットを買ったりした。本当はカラオケに行ってビール飲んで!みたいなことをしたいけど、お酒はあんまり飲めないのでビールと似た色のポムポムのくじで我慢した。カラオケは後日行った。

合否発表まではなんだか落ち着かない日々だった。本当はサイコロ切符で当たった尾道にふらっと行きたかったのに間違えて(アホ)バイトをいれてしまって大阪と京都でダラダラ過ごすことになってしまった。母親に連れられてフェルメール展とアフターヌーンティーに行った。それなりに楽しかったしまあまあ覚えているけど、心の底ではこれからの人生どうなるのかなという不安まではいかないぼんやりした気持ちでいっぱいで落ち着かなかった。今思うと近場の温泉に行けばよかった。

そういえば合否発表の2日前くらいに下宿に急にコカマキリが現れて外に逃すのに苦労した。ちょうど身長の届かないところにいるもんだから。始めは視力が悪いため何がいるかわからずかなり怖かった。

合否発表は正午頃だった。自分の番号が書いてあるのを見つけたけど、誰に報告すればいいかあんまりわからなくて親と謎チョイスの後輩に報告した。その後、2、3時間後くらいにまでには院試受けたことを知ってる知り合いほとんどには報告したと思う。みんなに祝ってもらったけどあまり実感はなかった。終わったら終わったであっけないなと思った。院生生活への不安がなかったといえば嘘になるが、とりあえずは安心した。

思った通りだが、合格して嬉しい!!!最高!!!みたいな気持ちにはならなかった。嬉しいけどなんだかよくわからない気持ちだった。ちゃんと勉強して第一志望に浪人せずに合格したのにそれほど気分の昂揚はなかった。もしかしたら落ちた人もいるから喜んではいけないという心理が働いたのかもしれないが。

大学受験の時にも思ったけど合格不合格って結局運だよね。

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