5月17日17時29度

冷房の温度って28度のイメージがある。
それより高いと頑張っていて、低いと怠けている感じがする。

小学生の時、学校帰りに謎の胸騒ぎがして誰もいないはずの実家に寄り道してみると、窓が開けっぱなしで物騒な状態になっていた。おそるおそる敷地に入ると生暖かい空気を出す室外機。玄関の鍵はかかっていない。小学生の頭で考えた防犯対策:大声を出しながら中に入ると、リビングで酒に酔った父親が冷房を24度にしていびきをかきながら眠っていた。恐怖は怒りに変わる。地球に謝る気持ちで冷房を29度にして窓を全て閉める。こんな大人には絶対になりたくないと心に誓いながら家の鍵を閉めて祖父母の家に帰った。

24度なんて設定したらあかん数字やろ。と、当時の私は思ったし、23歳になった今でも思う。
まあでもあの日は相当暑かった気がする。何月だっただろうか。夏休みではないから、9月だろうか。7月の初めかもしれない。
ただ、絶対に5月ではなかった。5月中旬で最高気温31度って一体全体どうなっているんだ。17時で29度。このまま行くと、8月9月はどうなるんだ。5月で半袖着て暑かったら、夏は何を着たらいいんだ。タンクトップかな。タンクトップって着たらめっちゃ元気な人だと思われそうだからタンクトップ一丁で外歩きたくないんだよな。あれ?タンクトップ一丁は上下でタンクトップだけ着て他は何も着てない人ですか?それはめっちゃ元気な人では済まされないな。危ない危ない。

「パンツ一丁」は第二次世界大戦以前に日本国内で普及していた伝統的な下着「ふんどし」を身に着けただけの状態を指す「ふんどし一丁(褌一丁)」の転化したものと考えられている。この一丁には後ろから見た姿が「丁」に見えたことに由来するという説がある。なお、一丁と呼ばれる状況はパンツやふんどしを身に着けている場合に限られ、身に着けていない状態のパンツやふんどしは一枚、二枚と数えられる。また、男性の水着姿をパンツ一丁と表現する例もある。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

えーそうなんですか。じゃあタンクトップ一丁は誤用ってことですね。覚えました。じゃあタンクトップは何になるんだ。凹?タンクトップ一凹?そもそもタンクトップ一凹になる状況なんてあるのか?あって良いのか?もしあるとしても、ギリギリ着替え途中で5年に1回あるくらいだろうな。……ないな。今日はそんな暑い日でした。

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