#123 運命を創る

30歳になった自分が初めてまとめる本は、森信三先生の講和を収録した運命を創る。人生二度なしという言葉と出会えた20代最後の一年は自分の人生の大きな転換点になった。自分の人生に起こることは、全てかけがえのない一日一日の中で起こってくる。人間として生を受けたことへの感謝を覚え、一日一日を充実させる生きを目指していく。自分の命を燃やして生きたそのさきにきっと大きな何かが待っていると信じて、この一年も、明日も、そして何より今日この一瞬一瞬を輝かせて生きていこう。人生二度なし。

・人として生を受けたことの意義を自覚して、これを実現することが人生の根本目標

・人間として生を受けたことへの感謝を忘れない、人身受け難し。

・自己を修めることを中心としつつ、ついには天下国家をも修めるところまで行かなくてはならぬ

・人間の決心覚悟というものは、どうしても持続するものでないと本物ではなく、真に世のため人のためにはなり得ないのであります。

・自分が天から受けた力をこの生涯をかけて出し尽くすことに生きる意義が見えてくる

・雑務を自分の修養の根本義だと考えたならば、下手な座禅などするより遥かに深い意味を持ってくる

・人間も真に充実した30年を生きられたら、実に無情の幸福と言ってもよいでしょう

・人生の真の意義は、その長さにはなくて、実にその深さにあると言ってよいでしょう

・下座行にて訓練修練を積む。世間がその人の真価を認めず、よってその位置がその人の真価より遥かに低くても、それを持って返って自分を磨く最適の場所と心得る。

・同時にこの際大切なことは、人間がその死後にも生きる精神とは、結局はその人の生前における真実心そのものだということです。

・人生の真のスタートは、何よりもまずこの人生二度なしという心理をその人がいかに深く痛感するかということから始まります。

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