#196 投資哲学を作り上げる

フィリップフィッシャーによる投資哲学を作り上げる。株価が現在の価値を下回るものを買うというのもそうだが、今後大きな成長余地があり、また、現在さほど評価されていない株式こそ購入する価値がある事、そしてその信念をぶらさずに持ち続けることを教えてくれる。未来は概ね規律を通して、それを達成しようと努力する人の手にある。自分も自身の信じる道を歩み続けたい。

・投資哲学は誰かのアプローチをそっくり真似たコピーではできない。自分自身の過ちから大部分を学ぶ必要がある。

・会社の製品の価値に関して他人を説得できる

・慎重な投資をするための主要なステップの一つは会社の問題について直接事情を知っている人から情報を得ること。

・フィッシャーは最初経費控除後で月平均2.99ドルの仕入れ。翌年には30ドル。これは新聞配達で稼げた金額。

・その後に筆者にもたらしたものを考えると最も有意義な二年間だったと言わざるを得ない。

・事業の世界で一流の経営力を身につけるためには、先を見越して、事業が将来的に大きく成長しながら悲劇となりかねない財政的リスクも同時に回避すること。

・人間の行動にも潮時がある。満潮に乗じて事を行えば首尾よく運ぶ。

・利益を手にする方法は、人が左に進んでいるときに右にいくことで、それには定量分析を行なって右へ進むことが正しいという事を確認することが必要になる。

・大きな失敗を何回か経験していない人間は決して昇進させては行けない。失敗をしていないということは、今まで何もしてこなかったということだ。

・どの時代においても、10年ごとくらいで株式投資は無謀で分別のある人はすべきではないという考えが頭をもたげてくるものである。

・事は変わっても、結局何も変わらないは市場を超えていく際の金言になる。

・効率的仮説の愚かさにいち早く気づき、誤った考え方が出てくれば、投資の洞察力を持っているものに取って大きなチャンスが生まれるのである。

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