【ライブ映像で手を見る】ベースの音が聴こえるようになる方法 第2回(全6回)
ベーシストじゃないただのベース好き、東城薫です。
ベースの音が聴こえるようになる方法を、noteの記事とYouTube動画で伝える企画…の今回は2回目です。
前回はその方法のひとつ目「イヤホンで聴くこと」を力説しました。
もう今、皆さんのお手元にはイヤホンがあると信じています…!
今回からは、ベースが聴こえるようになる方法の二つ目「慣れ」について話していきます。
ベースの音に慣れるということは、ベースの音をたくさん聴くってことなんですね。
じゃぁ、YouTubeで「ベース弾いてみた」とか「ベースの奏法解説」とか「ベースと歌だけのデュオ」とか、そういうベースが聴こえやすい動画を見ればいいと思うじゃないですか。
もちろんそれもいいんですよ。
私も大好きでよく見ますし。
でもね、そんな風に耳を甘やかしていると、普通の音源とか普通のライブとかで「えっ…ベースの音どれ?」ってなっちゃうんです。
なります。
だから私は、一般的な音源とか普通のバンド構成でもベースが聴こえるようになる方向で話していきます。
それに、どうせベースを聴くなら自分が好きなバンドとか歌手の曲で聴きたいですよね♪
そこでオススメするのが「ライブ映像」です。
できればDVDとかBlu-ray。
なければYouTube動画でも大丈夫です。
まず、どうしてベースの音に慣れるならライブ映像なのか説明しますね。
前回の記事で、こんなにベースが好きな私でも27才まではベースが聴こえなかったと書きました。
じゃぁ、何のきっかけでベースが聴こえるようになったか。
それは、ベーシストを見ていたら手の動きと合って聴こえる音がベースだと分かった…ってことなんですね。
はい、ライブ映像をオススメする意味がお分かりいただけたでしょうか?
そうなんです、ベーシストの手の動きを見てほしいんです。
見てほしいっていうか、ガン見してほしいんです。
動体視力の限りを尽くして凝視してほしいんです。
…ちょっとハードル上げちゃいましたけど、ベーシストの手の動きと合って聴こえる音がベースだと分かれば、耳を目で助けることができます。
百聞は一見に如かずって言いますし、目からの情報ってスッと入ってくるんです。
ではさっそく、ベーシストの手元の見方について説明しますよ~。
まず、右手の動きで音の鳴るタイミングが分かります。
ドラムを叩くと音が鳴るのと同じイメージです。
ベースの弦をはじくと音が鳴る。
そして、左手の動きで音の高さ…音程が分かります。
ピアノだったら、鍵盤の左へ行くほど音が低くなって、右へ行くほど音が高くなりますよね?
ベースは、左手がベーシストから離れるほど音が低くなり、近づくほど音が高くなります。
それと合わせて、弦が太い上側ほど低くて細い下側ほど高くなるんですけど
これはちょっと見分けづらいと思いますので、
左手がベーシストから離れたら音が低くなって…
左手がベーシストに近づけば音が高くなる
…ぐらいでOKです。
さて、この手元凝視スタイルにはひとつだけ欠点があります。
それは、ベーシストの顔を見ている余裕がなくなることです。
イケメンベーシストにうっとりしている場合ではありません。
今からちょっとおかしなことを言いますけど、
私たちの目はワンセットしかないので、右手と左手を追うのにも足りないわけです。
また別の動画で説明しますが、実際のライブでは右手か左手かどっちかを選んで凝視することになるので、顔なんか見ているヒマはありません。
演奏中に顔を見るのはあきらめて、MCの時にでもゆっくり見ましょう。
ライブ映像だったら3回再生するという解決法もありますね。
最初は右手、次は左手、最後に顔としてもいいかもしれません(真面目なアドバイス)
というわけで、次回以降もベースの音が聴こえるようになる方法の二つ目「慣れ」について、さらに深く語っていきます。
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記:2020年6月1日
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