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【好きなバンドの映像で】ベースの音が聴こえるようになる方法 第3回(全6回)

ベーシストじゃないただのベース好き、東城薫です。
ベースの音が聴こえるようになる方法を、noteの記事とYouTube動画で伝える企画…の今回は3回目です。

前回は、ベースの音に慣れる方法として「ライブ映像でベーシストの手元を凝視しよう」と力説しました。
なのに、今回は矛盾することをお伝えしなくてはなりません。

はい。
「ベーシストはカメラ割りが少ない」んです。
ベーシストの手元が見たいのに、カメラに映らないというモヤモヤ
これを感じて頂けるだけでもこの企画の意義があるぐらい嬉しいんですけど、それはちょっと置いておいて。

カメラ割りが少ないというのは、ベーシストあるあるです。
でも、ベーシストが比較的よく映るライブというのがあります。
それは「立ち位置がボーカルの斜め後ろのライブ」です。

立ち位置001

立ち位置002

…そうですね、ボーカルと一緒に映り込むんですね。
シンプルです。
好きなバンドや歌手のライブ作品のどれを見ようか迷った時は、ベーシストの立ち位置で決めてください。

余談ですが、ウッドベース(コントラバス)を弾いてる時にカメラ割りが増えるのもベーシストあるあるです…
私はエレキベースが好きなので、ウッドベースばっかりカメラマンにひいきされてうらやましいなぁと…(小声)
エレキベースの時は何も言わない人が、ウッドベースになると「ベースがカッコイイ」っていうの寂しいなぁと…(蚊の鳴くような声)
そんな悲喜こもごもな余談もありつつ、次のレベルに進みたいと思います。

さて、好きなバンドや歌手のライブ映像をオススメした理由
それは、ベースを聴く練習が楽しくできるから。
…だけではありません。
一番の理由は、どれがベーシストか分かるからです。

「ちょwwwどんなバンドでもどれがベーシストか分かるに決まってるじゃん(笑)」と言えるのは、ベーシストかギタリストだけです。
多くの人は、見ず知らずのバンドのライブ映像を見てベーシストとギタリストを見分けることはできません
思わず言い切っちゃいましたけど、たぶんそうです!たぶん!(逃げ腰)

だってね、ベーシストとギタリストの違いって何だと思います?
「動かないのがベーシストで動くのがギタリスト」
「大人しそうなのがベーシストで派手なのがギタリスト」
「後ろにいるのがベーシストで前にいるのがギタリスト」
いろいろあると思いますが、どれも絶対じゃないんですね。

今からものすごく当たり前のことを言いますよ。
ベースを弾いてるのがベーシストで、ギターを弾いてるのがギタリストです
そりゃそうだろうというシンプルな話ですが、簡単ではありません。

なぜ簡単ではないかというと。
知らないバンドの映像でベーシストの手元を見ようとしたら、まず楽器がベースかギターかを見分けなきゃいけないわけです。
大変ですよね?
だから、どれがベーシストか分かってる好きなバンドのライブ映像をオススメしたんです。

えっ…ベースとギターの見分け方ですか?
ちょっとだいぶ難しいですよ?
弦の本数とかアームの有無とか長さとかいろいろ言われますけど、どれも絶対じゃなかったり見分けにくかったりするんですよね。
だから私らしく説明してみますね。
これがベース。

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ボディが体、ネックが首、ヘッドが頭。
分かりやすいですね。
注目してほしいのは、頭に付いてるコレ。

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コレは「ペグ」っていいます。
この、ペグが耳っぽいのがベースで、歯っぽいのがギターです。

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…。
待って!待ってください!
ちゃんと言えば、ベースはギターに比べて弦が太くて長いから、それを巻くためのペグもギターより大きくなるわけです。
それを分かりやすくお伝えするために、耳と歯に例えてですね…。
も…もっと見分けやすい方法もあるかもしれませんが、ベースとギターの見分け方は難しいんです。
だから、まずはどれがベーシストか分かってるバンドのライブ映像をオススメします。

というわけで、次回からはいよいよ目に頼らない音源でベースに慣れる方法について語っていきます。
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記:2020年9月10日



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