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【女性ホルモン】エストロゲンについて
最近、女性ホルモンとか、自分の月経周期とかに興味があって、いつもいい感じに体調やメンタルを持っていきたいなぁなんて考えています。
どうも、ちーりんです🦒
その中で、「エストロゲン」という女性ホルモンについて調べたので、まとめておきたいと思います。
・エストロゲンってなんだっけ?
・ホルモンについて知りたい
・自分の体の状態に興味がある
・今後の体の変化について知っておきたい
なんて方は、ゆるりと立ち寄ってみてください!
もちろん、男性の方も大歓迎です!
※専門的な用語も多数出てきますが、図ではざっくりイメージで伝えています。
しっかり知りたい方は文章を、さらっと知りたい方は図を中心にみてみてください!
エストロゲンとは
エストロゲンとは女性ホルモンの一つで卵巣から分泌されます。
女性らしさのホルモンなんて言われており、女性の体を作る上で大切な働きをします。
エストロゲンはどこからくるか
一番の司令塔は脳の視床下部という部分です。
①視床下部は、「性腺刺激ホルモン放出ホルモン」を分泌し、同じく脳にある下垂体と言う場所を刺激します。
②指令を受けた下垂体は「性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン)」を分泌し、卵巣に届きます。
③そして刺激された卵巣から「エストロゲン」が分泌されます。
④エストロゲンが分泌されたら視床下部にその情報がフィードバックされます。
簡単に言うとこんな感じです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1652175772232-pWfRjYdPoc.png?width=800)
エストロゲンは3種類
![](https://assets.st-note.com/img/1652175802479-7kqOmP1jQl.png?width=800)
3種類の中で最も強力と言われているのがエストラジオールです。
閉経するまではエストラジオール、閉経後はエストロンが主に活躍してくれています。
ここがすごいよ!エストロゲン!
では、そのエストロゲン、どんな働きがあるのでしょうか。具体的にみてみましょう。
①女性器での働き
・子宮内膜を厚くする
・子宮を発育させる
・乳房が膨らむ
②その他の働き
・女性らしい丸みのある体を作る
・うるおいのある肌を作る
・つやのある髪にする
・コラーゲンの合成
・骨量を調整する
・コレステロールの増加を抑える
・筋肉を作る
・自律神経の働きを調整する
これらを簡単に言うとこんな感じです↓
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エストロゲン量は定期的に変化する
これだけみていると、エストロゲンの効果って女性にとっては嬉しいことが多いですね。
しかしエストロゲン、変化が大きいホルモンなんです。
ポイントはエストロゲンの分泌量が大きく減ったとき、不調を感じやすくなるということです。
では、どんな時に変化が大きいのか?みてみましょう!
約1ヶ月の間にもエストロゲンの分泌量は変化します。
①月経期
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たった1ヶ月程度の期間でも、上がったり下がったりしています。
エストロゲンがピーク時よりも下がってきた時期に、月経前症候群(PMS)の症状が出る人もいます。
②妊娠期
![](https://assets.st-note.com/img/1652176025431-KMo53iWWAL.png?width=800)
妊娠中は胎盤からたくさんのエストロゲンが分泌されます。
注目は出産後、胎盤が体内から排出された後、エストロゲンの分泌が大きく低下します。
そのタイミングに様々な不調を感じる方も多く、エストロゲンの急激な低下が原因の一つではないかとも言われています。
③更年期
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更年期は人生全体でみても大きくエストロゲンの分泌量が揺らぐときです。
小さな波を繰り返し、徐々に分泌量が下がってくると言われています。
更年期症状や更年期障害の原因の一つに、このエストロゲンの減少があげられます。
④生涯
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さて、人生全体での分泌量を見ると、こんな感じになりますね。
閉経後はなんと、男性よりもエストロゲンの値は低くなるなんて報告もあります…
“女性ホルモン” なのに、、、
いなくなってから気づく大切なこと…
「無くしてから大切さに気づいた」なんて経験はありませんか。
エストロゲンも人生のタイミングで多少の変動はあるも、思春期から更年期までの約40年間に分泌される期間限定のホルモンと言われています。
いずれ、エストロゲンの恩恵は受けられなくなるのです。
例えば、骨!
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男性は歳を重ねるにつれて骨密度が徐々に低下しますが、女性は閉経の前後である40歳台後半から急激に低下します。
そして、コレステロール!
![](https://assets.st-note.com/img/1652176637058-n01cEax8yv.png?width=800)
エストロゲンはコレステロールを材料に作られているため、閉経してエストロゲンが作られなくなると、コレステロールが増えていきます。
閉経後は骨密度やコレステロール値に変化が出やすいので、骨折や生活習慣病のリスクも高くなりそうですね。
食事や運動などの生活習慣に注意したり、定期的に検査を受けるなどの対策も大事そうです!
まとめ
エストロゲンの分泌量は思春期から閉経までの約40年間でティースプーン1杯程度と言われています。
そんな少しの量、少しの変化でも、心身ともに及ぼす影響はかなり大きいですね。
エストロゲンの特徴を知って、うまく付き合っていきたいものです。
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