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オーディブルを気持ちよく楽しむために (後編:最高のヘッドフォン探し)

ガジェットファンの皆さん、ようこそ『俺流トラベルガジェットの世界』へ。それでは早速 始めましょう!

前回お知らせした通り、今回はお気に入りのヘッドフォンをようやく見つけたというお話をします。

オーディオブック黎明期

聞き始めた頃は、とにかく聴ければ満足ということで、手元にあったAirPods Pro(第二世代 Thunderbolt) を使っていました。

ノイズキャンセル機能は素晴らしくストーリーに没入できるのでとても気に入っていました。
布教活動として、その性能を試してもらうためにアルコール消毒タオルを携行し拭き拭きしてから周囲の人たちに試聴してもらっていたほどです。

ただAirPods Pro性能に惚れ込み、オーディブルにも慣れて長時間聴くようになるといくつかの問題が出てきました。

  1. 耳が気持ち悪くなる問題

  2. 私の耳とAirPods Proとの相性問題

  3. ノイズキャンセルが良すぎて散歩中にクルマや人とぶつかりそうになる問題

これらの問題を詳しく説明します。

1. 耳が気持ち悪くなる問題
AirPods Proはシリコンのイヤピースを耳に突っ込むため、高温多湿の香港では長時間装着すると耳の中がじっとりして痒くなってくるのです。

2. 私の耳とAirPods Proとの相性問題
これはあくまで私の耳との相性ということなのですが、両方の耳に装着して頭を上下左右にグルグル振ると左耳のイヤピースが抜けるのです。いくつかのサイズのイヤピースを試しましたが、この問題は解決しませんでした。

一度、飛行機で寝落ちして目が覚めると左耳からイヤピースが無くなっていて、周囲の人に探してもらったこともあります。このときは幸い、後席の方が足元にあるのを見つけてくれました。

3. ノイズキャンセル良すぎる問題
ノイズキャンセルの効果で周囲の音が消えてしまい、歩行中に周囲の音や動きに気づかず危険な目に遭うことが何度かありました。もちろん、アンビエントモード(周囲の音も聴こえるモード)を使えばある程度は解決できるのですが、ついノイズキャンセルモードのままにしてしまうことがあるのです。

これらの問題を解決するヘッドフォンを探していたときに見つけたのが、OwndaysとHuaweiがコラボして販売しているメガネ型ヘッドフォンです。

Owndays x Huawei メガネ 試用期間

詳細はこのリンクを確認してもらうのが分かりやすいと思うのですが、要するにBluetoothヘッドフォンが内蔵されたメガネということです。(私が使っていたのは初代、現在第2世代が販売されているようです)

Owndaysは日本中に実店舗があるので存在はご存知かもしれません、本製品は中国のHuaweiと日本のOwndaysとのコラボ製品ですね。

サングラスとは違ってメガネの場合は視度調整が必要なので、Owndays が視力検査のうえでレンズを入れてくれるのは安心感があります。

スピーカーの音と逆位相の音をだすことで音漏れも防いでくれるすぐれもの

音の仕組みは、メガネのツル部分に小さなスピーカーが組み込まれており、そこから出る音が耳に届くというものです。音量や音質に不安を抱く人もいると思いますが、実際に試してみると、予想に反して音量十分、音質の良さも試した友人らは揃って驚くレベルでした。

ということで、このメガネ型ヘッドフォンは上記の3つの問題をほぼ解決しました。

しかし、ここで新たな問題が発生しました。

「メガネ そのものがイマイチという問題」

近眼と老眼を併発している人ならおわかりいただけると思いますが、私は、手元を見るときはメガネでなく裸眼で見たい、それ以外の生活はメガネなしでは生活できないという状況です。

それを解決するために私は下のようなフリップタイプのメガネをそれぞれ度数に合わせて2本ずつ所有しています。フリップタイプとはレンズをフリップすることで一瞬で裸眼で見えるようにできる仕掛けを持ったメガネです。


Zoff製フリップタイプ
眼鏡市場製ガルウイングタイプ

Owndaysのメガネを使い始めたときは興奮とその近未来ガジェット感でこのフリップタイプを封印していましたが、フリップメガネに慣れた私には徐々に日常に支障が出るようになり、結局Owndays x Huaweiメガネの使用を断念しました。

仕方なくAirPods Proに戻ったものの、ついに見つけたのがこれです。

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