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Day Four / 拉薩 大昭寺・ジョカン寺 #009

ポタラ宮は一日あたりの拝観者数制限をしているだけでなく、拝観時間も1時間以内と決められています。
午前中に行った我々は昼食前には拝観を終え、それほど距離の離れていないこの大昭寺・ジョカン寺にやってきました。
ここはポタラ宮と並ぶ、チベット仏教の総本山です。

大昭寺・ジョカン寺
大昭寺・ジョカン寺の入口

下地図で、大昭寺・ジョカン寺とポタラ宮の位置関係が判ると思います。
赤いポイントからすぐ左上(北西)グリーンの部分に布達拉宮(ポタラ宮)があります。

ジョカン寺とポタラ宮の位置関係

大昭寺・ジョカン寺の入場券
「大昭寺・ジョカン寺」と書いていますが、なぜ二つの名前?と混乱しますよね。
実は、下に掲載した入場券の表面をクリックして頂くと、漢字表記は大昭寺、ローマ字表記はJOKHANG TEMPLEとなっているのがわかります。これ、中国語名とチベット由来という二つの名前があるからなのです。

正直、漢字表記の方が私にとっても覚えやすく、しっくりくるのですが、現地の人は当然 チベット名称を使います。
このサイトでもタイトルなどは併記、その他は一般的なものというようにしようと思ってますが、若干ブレがあるのはご容赦ください(^-^;

入場券 表面
入場券 裏面

七世紀に建てられたこの大昭寺・ジョカン寺はチベット仏教でも最も神聖な場所であり、多くの巡礼者がジョカン寺の前で五体投地の祈りを捧げています。五体投地とはどんな祈り方なのかは下の動画をご覧下さい。
​最後に師匠が写っていますw

五体投地によるチベット巡礼
このジョカン寺の本尊である「釈迦牟尼像」は皇女 文成公主が641年にチベット王ソンツァン・ガンポに嫁ぐ際に持参してきた12歳の釈迦像だそうです。

NHKから拝借したジョカン寺の御本尊

ただここも内部は撮影禁止になっておりこのご本尊の写真は撮れませんでした。仕方ないのでNHKのドキュメンタリー番組で紹介されていたのでチョット拝借しました。

ジョカン寺の屋上にあるこの大きな飾りはマニ車をモチーフにしているようにもみえます。
もしかすると実際に回すことができるのかもしれませんが、残念ながらそれをするだけの体力が残っていませんでした。

ジョカン寺の屋上

ジョカン寺の屋上から山側にポタラ宮がみえます。
すぐ手前にある棒はチベットの五色の祈祷旗(タルチョ)が巻いてあります。この旗はチベットを旅していると至る所で見掛けます。

ジョカン寺からポタラ宮を臨む

ジョカン寺の前にある大昭寺広場。
上写真にあった棒の全体が判ると思います。この二本の棒とジョカン寺入口の間のスペースでは多くの人が五体投地を行っています。先の動画でも大昭寺広場で五体投地をしている巡礼者がご覧頂けます。

大昭寺広場

上の大昭寺広場に続くバルコル・八角街には このように五体投地をしながら少しずつ進む巡礼者がたくさんおられます。

五体投地をする人

最後に、元気いっぱいの師匠と疲れ果てた私の写真を恥ずかしながら記念に上げておきます。

ジョカン寺屋上の師匠と私

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