夜明け。陽が昇る…
■意味と価値がもたらすもの
結婚も、結婚式も、人生を豊かにする為のひとつの手段。選択肢に過ぎない。
無数の選択の中で生きる私たち。
「人生一度きり」であるならば、身の回りで起こりうる全ての事象の「意味と価値」を理解した上で選択をしたいものだ。最終的な決断は、それぞれの人生において必要なプロセスかどうか責任もって己が決める。
意味も価値も知らずに生きるということは、自ら豊かさにを手にするチャンスを逃しているようなもの。だからこそ、素晴らしいチャンスはシェアして「お知らせ」として届くくらいお節介でありたいと思う。
いずれにせよ、一人一人が心からの「それがいいね!」と言える心穏やかな選択が、人生の豊かさに繋がっていくだろう。
■結婚とは、婚姻。
簡単に言えば、如何なる時も側にいることが許される権利。例えば、生死に関わる時…あなたは様々な権利がある。これは、多くを救い、満たしてくれる可能性があるということ。
今の世界には、公的に容認されていなければ叶わない物事も多く存在している。
そう考えると、やはりこの仕組みも人それぞれメリットとデメリットが存在するのだ。多様化する生き方とこの制度の関係性は本質を捉えながら皆で育むことが必要であろう。
よって、「結婚」という選択もマストではない。権利のひとつ。手段のひとつと言えるであろう。
■結婚式という「束縛」「制限」
まず、現状から話そう。ブライダル業界もカスタマーもこの言葉の束縛や制限を受けている。
ブライダル業界は、これだけ多様化する人の生き方は、ほぼ無視。こちらの業界都合で生きてきた。結果としては、ほぼ無風で変革なし。本質よりもハード投資!つまり、「精神的に未熟なケース」が多々ある業界。(※大手、中小企業関係なし/ブライダルの本質に触れていない経営者/経営と現場の分離なくトップダウンなど…諸問題有)
多くの現場では「式たるものこれが常識!当たり前!」を全面に押し出し、少しばかりのご機嫌取りの営業マン。「今日もあの会場潰したよ!」「こないだは値引20万だったけど、今回は50万つけちゃたよー」…ご成約さえいただければその後は全くノータッチ。かなり傲慢で差別的。自ら価値を下げ続けてきた。(※全ての会場様ではございませんので誤解のないように!)
そして、「プランナー」と言う名の、御用聞きは、お客様がやりたいことを!とアイテムはチョイスさせ、進行もフォーマットにほぼ嵌め込む。パーソナルな対応をリスクとするサービススタッフや厨房スタッフ。各所に笑顔なきスタッフ。恐らく、ほぼAIに変容可能だ。(※こちらも全てのスタッフがそうという訳ではございません!)
会社や組織からは、「単価は?」「時間で終わらせろ!」まさに、「式」と言うフレームを使いながら、効率的に稼ぐためのパワハラ。既にカスタマーはそこも見抜いている。
カスタマーにとって、「式」という言葉は束縛であり、制限なのだ。例えば、「束縛のきつい彼。彼女ってどうなの?」と聞けば多くは「無理」と一蹴される。事実、全国の披露宴実施率約55%。1/2近くが「無理」と、この結婚式の機会を一蹴しているのだ。
単純だ。本質的な意味と価値から目をそらし続けた結果。ファクトとして、「式場が違うだけで流れはいつも同じ」「新郎新婦の自己満足」「訳の分からないしきたりが多い」「料理が美味しくない」など…ネガティブな声も多く、「不自由さ」を感じているのだ。
ゲストとしての参列イメージが悪いというか、心惹き付ける魅力がないのだ。よって、「私は挙げなくてもいいや」が増え続ける。あれだけ、「おもてなしが重要です!」と叫んだプランナーと新郎新婦ですが…現状のレベルでは「招かれた理由」がきちんと届いておらず、結果的には新郎新婦の自己満足と言われているのが納得できる。
■結婚式ってこの先どうなっていきますか?
どの産業においても、衰退期がある。そして、変革期は創造できる。この業界は、なんと新型コロナウイルスがその機会をもたらしたという皮肉。かつてない危機的状況、強制的状況は個人的には願ってもいない最大のチャンス。
これまでの話を踏まえて、幾つか足を進めて行きたい。
一つ。
「変革の狼煙を挙げる」
6/1に開催されたYouTubeLive『祝いびとの夜明け』はまさに狼煙。
一年前の吉田勇佑(IWAI OMOTESANDO 支配人)という男との出会いから、業界初の組織を越えた有志と共に優しい熱で温かな明かりを灯す。
二つ。
「灯火を煽る」
会社、組織のTOPを先導するには力不足。よって、巨大な連合軍を結成すべく全国の現場を指揮するウェディングプランナーへノウハウを提供する。提供するのは、「人生と向き合う対話」。個々に実体験の場を設計し、どう生きたいのか。何を成し遂げたいのか。なぜこの仕事(志事)をしたいのか。今業界に必要とされるコミュニケーション力、リーダーシップを醸成していく。
三つ。
「灯火を分け与える」
二つ目の域で結婚式を創りあげてきた、卒花婿花嫁(OG/OB)さんからのリアルな体験や、心情の変化などをシェアする。結婚、結婚式が人生にどのような体験や変化をもたらしたのか。ぜひ、伺いたい。誰しもが誰かの太陽になれる時代。併せて、マーケットに潜む「誰かの本音」を拾い続け次のステップへ。
四つ。
「未開拓の土地を得る」
選択肢を増やすため。オンライン結婚式も育てつつ、世界や日本の社会問題、地域や個人の抱える課題解決的発想の選択肢をブライダル業界にも創造する。(※ただいま、進行中)
五つ…ちょっと果てしなくなったのでこの辺りで笑
あとがき
初のnote。これも吉田勇佑という男の後押し。いつも一人一人の可能性を引き出してくれる、導いてくれる彼の存在はかけがえのないもの。ありがとう!
この業界には、素晴らしい可能性と魅力ある人間が揃っている。いつしか誰かのフレームで、本来の姿を見失うことが多い。
これを機会に革命を。
優しい熱で、一人一人の力で、豊かで美しい未来を創る。いざ、共奏の世界へ。
さぁ、変革の覚悟はあるか?
乱文長文にお付き合いいただきありがとうございました!
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