見出し画像

差別表現にノーを突きつけていくしかない

松本浦添市長、TikTokへの動画投稿を終了 「女性を蔑視」と批判受け発表 制作費240万円は「全額弁済する用意がある」

「オンナといえば性的なもの」
という古い既成概念から離れられないまま、“おもしろ”動画を作り発表するからこうなる。

10年前ならセーフだったかもね。

「美女に嫉妬したオンナがギャーギャー騒いでるだけ」

と言って継続できただろう。

しかし現在は、
・オンナはただのお飾り
・美女かそうでないか、だけの存在
・常に男の補佐的立場
という女性への偏見が許せない人が増えている。

・男に従属したって幸せなんかない

ということが、時代とともに広く知れ渡ったことが理由の一つだと思う。

表現は「たかが」じゃない。

今日、“ギャグで”ホテルの従業員女性が、
・働いているにも関わらず
・「オレのオンナ」扱いを受け
・笑っていないといけない
様子を見せつけられたら、多くの人がさまざまな立場で内面化する。
それが表現のすごさだ。

ただのショート動画じゃない。
ただのオヤジギャグじゃない。

この小さな差別が、誰かの可能性や未来を永遠に変える大きな障害になる。

「市長のただのオヤジギャグに目くじら立てんな」

という冷笑は、無知の露呈だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?