差別表現にノーを突きつけていくしかない
「オンナといえば性的なもの」
という古い既成概念から離れられないまま、“おもしろ”動画を作り発表するからこうなる。
10年前ならセーフだったかもね。
「美女に嫉妬したオンナがギャーギャー騒いでるだけ」
と言って継続できただろう。
しかし現在は、
・オンナはただのお飾り
・美女かそうでないか、だけの存在
・常に男の補佐的立場
という女性への偏見が許せない人が増えている。
・男に従属したって幸せなんかない
ということが、時代とともに広く知れ渡ったことが理由の一つだと思う。
表現は「たかが」じゃない。
今日、“ギャグで”ホテルの従業員女性が、
・働いているにも関わらず
・「オレのオンナ」扱いを受け
・笑っていないといけない
様子を見せつけられたら、多くの人がさまざまな立場で内面化する。
それが表現のすごさだ。
ただのショート動画じゃない。
ただのオヤジギャグじゃない。
この小さな差別が、誰かの可能性や未来を永遠に変える大きな障害になる。
「市長のただのオヤジギャグに目くじら立てんな」
という冷笑は、無知の露呈だ。
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