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節操がないママ友(2)

見た目は爽やかなママさんでした。

スタイルも良いので、綺麗なママさんだったと思います。

彼女は独身時代にヨガのインストラクターをしていたそうで、

よく近所でも自宅やマンションの共有ルームでヨガ教室をしているママさんが増えましたが、

将来的には自分もそのようなことをしたいと話していました。

子供が学校に行っている間に、ぜひ自宅でヨガ教室を始めたいので、

パソコンが得意なkissaさんにチラシをお願いしたいと言われました。


実は以前、まだ子供達が未就学の頃、とあるイベントで、

自分もヨガのワークショップをしたいとのことで、

チラシの協力をしたことがありました。

その時は、後日、お菓子のお礼をいただきました。

そのワークショップが、思いのほか参加者が多かったことが嬉しかったのでしょう。

もちろん協力した私も自分のことのように嬉しかったです。

その後、子供達も学校に通うようになり、

いよいよ自宅でのヨガサロンを立ち上げたいと、

打ち合わせのランチに誘われるようになりました。


私としては、制作の仕事をしてきたこともあり、

少しでも自分のスキルがお役に立てればと思い、

以前作成したワークショップのチラシの文言等を変更するくらいなら協力できると思い、

文言や日付等を変えるだけならタダでいいよ

と言ったのが、

今思えば、それが、

間違いでした。


私の認識では、以前作ったチラシを一部変更して、

それをPDFにして、彼女の自宅のプリンターでプリントして

自由に使ってもらうのなら、タダでいいかなということでしたし、

もしポスティングするのに大量に印刷したいのなら、

元は版下データなので、プリントパック等も個人が使えて便利な時代になったので、

必要枚数を本人が発注すれば済むことと思っていました。


ところが、チラシを作成して画像を送ると、

「うちプリンターないねん。プリントしてくれへん?」

と、デザイン案数パターンを紙にプリントするように言われました。


ん?

と一瞬思いました。しかし、仲良くなったと私は思っていたママ友。

協力もしたいと思っていたし、

独身時代の仕事を思い出しながら、ワクワクしていたのもあり、

数枚程度ならいいかなと、頼まれたことをしました。

でも、さすがに、そのデザインでは、インクが大量に消費されたこともあり、

もし今後、近所にポスティングしたりするなら、プリントパックとかあるよと伝えると、

「そんなにいらんねん。」

とのことで、とりあえず近所で掲示する場所を決めて、

完成したチラシを数枚、私の自宅プリンターでプリントアウトすることにしました。

全面フチナシ、写真が背景のデザインの為、夫が買ってきてくれた新品のインクも、

あっという間に大量に消費されました。


このチラシで、私のこのママさんへのお仕事は終わりと思っていました。


しかし、彼女の中ではこれはスタートだったのでしょうか?

最初からタダで使ってやろうと思っていたのでしょうか?

当時の私は、素直に応援して、パートの合間を縫って

協力していました。


まだ手始めにとのことで、マンションの共有ルーム等を借りて、

ママ友に声を掛けながら活動するようでしたので、

私も自分のママ友や友人に声を掛けていましたし、

余ったチラシをカフェに掲示してもらったりと、

私のできる範囲内で協力していました。








※一部職種等を変えていますのでご了承ください。

子供の幼稚園時代の3年間(卒園後も継続中)、心的外傷だけでなく、家計のために始めたパート代、高校受験でいうと6校分の入学金くらいになる金額を、あるママ友に搾取されました。ママ友、同僚からのいじめ、ねずみ講ビジネス勧誘に悩まされている方のお役に立てられれば幸いです。