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本物の占い師さんは宣伝しない

【ママ友はサイコパス】シリーズのほぼフィッシング詐欺ママDは、

長期間にわたり、嘘と巧みな印象操作で、私を利用していたのですが、

同時に、占い師の真似事をし始め、

現在も怪しい活動をしていることを知りました。


私は昔から占い全般が好きでしたので、まだそのママ友Dと仲が良いと思っていた頃は、練習台になっていましたが、

2回目からお金を取られるようになりました。


「じゃあ、今日は1,000円でいいよ。」


といきなり言われながら請求されたので、

あまりに唐突過ぎて、占い結果への感想や

リアクションすらする間もなく

支払いました。

今思えば、催眠術で操られているかのようにお財布からお金を出していました。

笑顔で淡々と請求されたので、

言い返す隙もありませんでした。


アロママッサージの自宅サロンを開業したいということで彼女を応援していましたが、

彼女のアロマセラピスト仲間が集う勉強会や(Dはアロマテラピーの資格は1つも持っていません)、

そこで紹介されたお茶会で知り合ったのか紹介されたのかは知りませんが、

SNSでその辺りの方々が繋がっていたので、おそらくそこで接点ができたのでしょう。

その仲間の一人の自称カウンセラーのような宇宙に飛んでいってしまったような女性の

自己啓発セミナーにDが通い始めたあたりから、

彼女自身も占い師になりたいと思ったようで、

知らないうちになにやらカードリーダーと名乗るようになっていました。

まだ彼女が勉強し始めて2ヶ月程経った頃に知らされました。

占い好きだった私は、当時は優しいママ友だと彼女のことを思っていたので、

なんの疑いもなく、新しいことを始める彼女を応援していました。



でも、占い師になるには、霊感が必要と思っていたのと、

プロの占い師になるまでに、何十人どころではなく、何百人規模の占いをして、

経験を積んで、どこかの占い事務所等に登録すると思っていましたし、

もちろんその何百人規模の占いは無償で、それは修行のようなものと思っていましたので、

彼女がたった2ヶ月程の講座を受けただけで、

(それも合計何十時間か、百何時間かはわかりません)

SNSやブログのプロフィールに占い師なんて書けるものなの?

と少し不思議には思いました。


YouTubeの占い師さんの動画を見ていると、

やはり霊感があったり、元々占いの会社に所属したり、

動画を配信しながらも、街中の占い館で仕事をしていたり、

最低でも十数年のキャリアがある方々が、

占い師YouTuberとして動画を配信されているので、

経験のない主婦が、占い師と語っていいのかと不思議に思いました。

何かその講座で資格を取れば、なれるものなのかと。

ちょうどその講座を受け始めて2ヶ月が経った頃に占いの勉強をしていると知らされ、

その先生がブログでの宣伝や集客方法も教えてくれると話していたので、

とりあえず占いは学び終えたのだと思っていました。

そう!そのタイミングで彼女がブログを始めたのを思い出しました!

「ブログ作ったから見てね!」

まさかそこに私の悪口を書かれるとはあの当時は夢にも思いませんでした。


ある日、

「kissaさん、ぜひ練習台になってね!」

と言われたので、素直に練習台になりました。

タロットのようでタロットではないカードでした。

英語が苦手なようで、カードに同封されている説明書を読みながら、

「今、こんな状態じゃない?

でも大丈夫よ。

ほら、ここ、光が見えるでしょ?」

とリーディングしてくれました。


よくこの短期間に勉強して、すらすらと言葉が出てきてごいね!

と感想を伝えました。


高校時代に友人が、タロットカードを手に入れたと、教室に持ってきて、

私を占ってくれたのを思い出しました。

高校時代は、彼氏が出来るかどうかを占ってもらった記憶が。

駆け落ちするなんて言われましたが、

タロットって、3ヶ月くらい先のことしか見れないんですよね。

その4年後くらいに付き合った男性と、駆け落ちではないですが、

親に反対されて、門限を破って、毎晩喧嘩して荒れた時期はありました。

そのことかなと、後付けしましたが、

結局、高校時代に占ってもらったその日から3ヶ月は、駆け落ちどころか、

彼氏すらできませんでした。


話は戻りまして、彼女はリーディングを終えてとても満足そうで、

また見てあげるねと嬉しそうだったのを覚えています。


その数日後、いきなり、A社の調味料がオススメと彼女からLINEがありました。


そうなんです。彼女が占いを学んだというその講師は、

プロの占い師ではなく、自称カウンセラー、いや、

A社の会員だったのです。

グループの中堅らしいその講師は、自己啓発セミナーを受けた主婦達を、

A社の会員にしていたのです。

A社の会員になることで、そのメリットとして、スピリチュアルカードリーダーになったわけです。


当時はその結びつきが分からなかったのですが、

A社の勧誘で悩んでいた時に、上手い断り方をネットで調べていたのですが、

近年の勧誘スタイルとして、

主流だった、昔の同級生に電話かけるとか、

お鍋のデモンストレーションの料理教室を開催して人集めするだけでなく、

地球に優しいとか、心身共にいきいきと毎日を過ごし、

家族の健康のために意識を高くもつ主婦をサポートしますと謳って、

スピリチュアルな講座をどこかのビルの一室で開催し、

そこに集まった人達をA社会員登録へ促すという勧誘スタイルをとっていると、

ネットの記事や体験談のブログ等にありました。


彼女からA社製品を購入するよう勧誘が始まり、

そのA社の鍋で作ったおかずを食べに来てねと言われ、

断れない私はのこのこと訪問した時でした。

(もちろん訪問する度に、良いお菓子やそれなりのお土産を持参しています。時々、材料代も出していました。このことが結局kissaカモにできると思ったのかもしれません。)

A社お鍋で作ったおかずをいただいた後に、

「最近の調子どお?カード引いてあげよっか?」

と言われ、

私はこの前の練習台と思ったので、

子供の内気な性格が心配だったので、それを聞こうとお願いしたところ、

やはりカードに書かれた英語は読めないようで、

「英語苦手~、ちょっと読むわ。」

と、すぐに説明書を読み始め、

「大丈夫よ!今のまましっかり見守ってあげて!」

と言われ、何も問題ないようでよかった!と思ったのもつかの間、

「じゃあ、今日は1,000円でいいよ。」

と、前述の台詞を、間髪入れず言われました。


その後、A社関連のお誘いLINEが届く度に、

精神的にも経済的にも辛くなっていきました。

彼女に会うたびに、食材代を支払い、占い代を支払うようになり、

気付けば、1ヶ月に4、5千円は彼女に渡していました。

お土産を入れると8千円くらいでした。

訪問前に、○○買ってきて~とも言われることもありました。

それに加え、アロマオイルも買っていたので、

noteの自己紹介に書いていた額以上支払っていたことに、

今、この記事を書いて気付きました。

本当に情けない!!


ある日また誘われましたが、

その日は財布にもお金の用意がなかったので、すぐに失礼しようと思っていました。

今思えば、本当に行かなければいいのに。


そして、昼食が終わって、やはり、

「見てあげよっか?」

と言われましたが、

その日は、

「せっかくだけど、今日、本当にお金がなくって、今日はいいよ。」

と、千円札3枚しか入っていなかった財布を見せながら断ると、

「じゃあ、2,000円でいいよ!」

と返されました。


まさかそうくるとは思いもしませんでした。

これは、ソフトな恐喝?

千円札3枚中、2枚持っていく。

これ、録音したかったです。誰かに撮影してほしかったです。


当時は、まだ幼稚園のお付き合いもあり、

仲良くなってきたところだったのもあり、

信じたい気持ちが勝っていたために、

当時の私は、彼女の気持ちを尊重したのだと思います。

本当に、私は馬鹿なお人よし、

つけ込まれました。


もうそのソフトな恐喝台詞を口にした彼女は、

私の断りの「いいよ。」という言葉は、

耳に残っていなかったのか、

それとも「いいよ。=OK!」と受け取ったのか。

よく勧誘の電話で、「結構です。」や「いいです。」は、OKと取られるから、

はっきり、「要りません!!」と応えると忠告されますよね。

今思えば、息をするように嘘をつく彼女は、

生まれながらの詐欺体質だったのでしょうか。

結局、2千円を渡して、素人の占いごっこの相手をしました。


普通の健全な思考の人なら、

この時点で、怒るか縁切りますよね。

でも、子供が絡んだママ友関係だったので、

当時の私は、彼女の言いなりになってしまっていました。


そのことがあってから、このままでは、

彼女にお金を献上し続けることになると思い(選択肢の考えが及ばなかったのです)

A社製品勧誘も含め、ランチのお誘いや彼女と会う機会を

少しずつ断るようになったところへ、

私も読んでいるのをわかっている上で、

彼女のブログに誹謗中傷を書かれるようになっていくのでした。



コロナ禍で在宅でできる仕事を求めている主婦が増えています。

”未経験のあなたもこの講座を受ければ大丈夫!”

”主婦の私でもできた!”

というような謳い文句で、民間の資格取得講座の広告も増えてきました。

資格を取れたとしても、それは国家資格でもないし、

結局のところ経験が物を言う、

仕事がそもそももらえない、

もらえないなら、別の資格取ろうと別の講座を受ける。

結局、講座を提供している会社などが儲かる。

それに気付かない主婦はたくさんいると思います。


でも、元々主婦になる前にしていた仕事に関係していたり、

その講座を受けることで、新たな発見があって、

フリーランスで仕事をすることができるラッキーな場合ももちろんあると思います。

センスがある人は、ちょっとした講座を受けて、

自分のものにしてネットショップをオープンすることもできる主婦の方もいると思います。

結局、その人自身の嘘偽りのない、

地に足の着いた誠実な経験の土台が大事なんだと思います。

それがあって、初めて仕事を請け負ったり、

起業できるのだと思います。


私は仕事柄、昔よく巷で言われていたSOHOの形態で、

数年前から在宅ワークもしていました。

まだメールでデータをやり取りするにはサーバーが追いついていなかった時代でもあったので、

まだFAXで受注してSOHOで頑張っていた仕事仲間もいましたが時代が早すぎました。

令和の今、ようやくあの頃のノウハウが、生かされる時が来たんじゃないかと、ふとインターネットが世に出始めた頃を思い出しました。


インターネットが普及し、簡単にブログやネットショップ、自分のチャンネルまで作れる時代になりました。

実態はどうであれ、素人でも簡単に、無料アプリやソフトで、それらしいサイトを作れるようになりました。

YouTubeの占いチャンネルも無数にあるので、自分の好みの占い師さんの番組を見つけるのは楽しいです。

タロット占いは、本場イギリスのチャンネルも見れるので、

英語の勉強にもなり一石二鳥です。


ただ、中には、キャリアも実績もない彼女のような主婦が、

占い師やスピリチュアルカウンセラーなどの肩書きを語って、

それらしくSNSで発信しているものも紛れているので、

知らずにSNSのお茶会で繋がってしまって、

金づるになる被害者が出ないかと心配です。



そもそも、本当の占い師さんは、無料のネットサービスは使わないです。

まず宣伝しないです。

もちろん、開業したての占い師さんは、それで食べていかないといけないので、

占いポータルサイトや、地元情報サイト等に登録はされています。

宣伝というより、紹介に近いです。

でも、アメブロやSNSで、

”今なら特別価格!!”

”先着○名様、モニター価格!!”

などの叩き売りのような宣伝文句は使わないです。

本物の占い師さんは、宣伝しなくても、

口コミが口コミを呼んで、予約が埋まって、

なかなかそうすぐには占ってもらえないと思います。



20年程前からお世話になっているタロット占い師さんがいるのですが、

ちょうど15年程前、仕事が辛くて毎月訪ねていましたら、

「あなた、今○○な運気だから、もうぐっと我慢して、

1年は嵐が過ぎ去るのを待つしかないから、

お金もったいないから、しばらく来なくていいよ!」

と笑いながら励まされました。


もう一人手相占いの有名な占い師さんからも、

「あんた、お金もったいないよ!

今日はこの後予約ないから、もうタイマー止めとくから、

しばらくちょっと吐き出して帰りなさい。」

と、とても有名な占い師さんなのに、

2,000円の基本料金で1時間半程アドバイスをくださいました。

もう40年以上キャリアがある占い師さんなのにもかかわらず、

大ベテランでたったの2,000円です!!

消費税が上がった今でも、値上げしていません!!



経験のない素人占い師が増えているので、

コロナ禍の中、すがりたくなる方もいると思います。

同じ主婦だから、子育てしているママの立場が同じだから、

と、つい心を許さないよう、

どうかしっかり見極めて、

第二の私が生まれませんように。







子供の幼稚園時代の3年間(卒園後も継続中)、心的外傷だけでなく、家計のために始めたパート代、高校受験でいうと6校分の入学金くらいになる金額を、あるママ友に搾取されました。ママ友、同僚からのいじめ、ねずみ講ビジネス勧誘に悩まされている方のお役に立てられれば幸いです。