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ママ友はサイコパス(16)

私はもちろん明るく振舞いました。

D自身が何事もなかったかのように笑顔でいるからです。

私が無視したら、私がDをいじめている人になるからです。

おぞましい。

彼女はそのように持って行きたかったと思います。

恐らく、他のみんなの前で泣きまねでもしようと企んでたと思います。

でも、私は明るく振舞いました。彼女に負けない笑顔で。

今までのように、でも事務的だったと思います。

そんな自分も嫌でした。


でも、いい人、いいカモでしたので、

最後くらいは強くいようと思いました。

いじめのように映ってしまうかもしれませんが、

元々はDが撒いた種です。

もっと早くに私がみんなに言いふらしていたらよかったのにとも

別のママさんに言われましたが、

そうしたら、たちまちネットワークビジネスママだ!怖い怖い!

と、それこそ仲間はずれを助長してしまうと思っていたからです。

でも、今思えば、どこかでまだDを信じていたから、

このように大きくなってしまった、私の甘さも悪かったんだなと反省しています。


違和感を覚えたらすぐに離れる!!

これは学んだはずなのに、次の意識高い系インストラクターPでは、

この教訓を生かせることができませんでした。

自分でも本当に情けないです。



Dの孤立も次第に慣れてきた空気でしたので、

D自身も別のママ友ができたり、下の学年のママ達に取り入るようになってきたので、

その下の学年のママというのも、私の紹介でもあったのですが、

若いママさんははっきりと、

「お金がないのでいいですー」

と断れるので脱帽ですね。

世代が近かったので、忖度があったと思います。

けれど、若い世代のママさん達には、

Dの戦略は無益に終ったようで、ホッとしました。



園の行事も巻き込んでしまった彼女の悪行ですが、

別の企画でもDはやらかしました。

勝手に参加者のママさん方の個人情報を自宅に持ち帰ったり、

副園長に嘘の内容の電話をして、その名簿を受け取ったのですが、

まぁ恐ろしい女でした。


詳細はこうです。

園の母親教室のようなものを、別のママさん主導で講習を開くことになり、

参加者が多数集まったので、そのことを妬んだのか、

本来は、係が職員室に集まった参加者の申込用紙を取りに伺う予定でしたが、

取りに伺うと、副園長先生から、

「あれ?Dさんに渡しましたよ?電話がありまして、お子さんのバッグに入れるようにと・・・」

と言われ、

係の中で、私が取りに行くと意思あわせしていたのに、

彼女、やらかしました。

実は、私が取りに行くという話だったんですと副園長に伝えて、

その後、係グループLINEで鎌をかけることにしました。


kissa「ごめんなさい!申込用紙、今日取りにいけなかったので、明日取りに行くね。何人くらい集まったかなぁ?」

D「おつかれさま~。それなんだけど、今日副園長先生が、

”これ集まりましたよ!”って言って、門のところで呼び止められてさ~、

私が預かってるよ~♪」

と、絵文字いっぱいのご機嫌LINEが返ってきました。

kissa「え?私が取りに行くってことだったのに、先生から持ってきてくれたの?」

と、さらに彼女に乗って返すと、

D「私が係だって覚えてたのかなぁ?わからないけれど、私に渡してくれたよ~」


と、大嘘つきました。

一言も、自分の子供のバッグに入れてとは言いませんでした。

そこで、他の係のママさんとも相談して、

何か申込用紙に小細工されてもいけないので、

翌朝、職員室に赴き、副園長にもう一度聞きました。

Dさんは、先生が呼び止めて、申込用紙の束を渡してくれたと言っていましたが、と聞くと、

「いえいえ、Dさんが取りまとめる担当なので、子供達が帰る際に、

Dさんのお子さんのバッグに申込用紙の束を入れるよう電話があったんです。

2回電話がありました。最初は、締め切り日を勘違いしていて、

その後またすぐに、そのようにするよう電話があったんです。

それに、私(副園長)はここ最近、Dさんとは直接お会いしていません。」

と、副園長が教えてくれました。

なんと大嘘も甚だしい!!


実際にDが言ってきたことを副園長に伝えると、

「正直、たくさんお母様方がいらっしゃるので、誰が係とかは覚えていないです。

ただ、よくやりとりするkissaさんや、兄弟姉妹がいらっしゃる方、

毎年係されている方は覚えていますが、

係の方からこちらにお願いされたりすることはありますが、

係のお母様をこちらから呼び止めることはいたしません。」

とのことでした。

副園長は優しく、角が立たないように、

「Dさんは係のお仕事が嬉しくて、気持ちが焦って早まってしまったのかもしれませんね?」

さすが副園長、言うことが神。


いやいや、それでもやはり、前回のネットワークビジネスの

カモハンティングに園の母親学級を利用されようとした前科があるので、

私達には言わなくても、おそらく対策は取るようにしていたと思います。

これから益々変な母親増えそうですし。


それにしても、よくもまあそんな嘘つけるわ!

最終懇談会で、Dの子供のバッグに申込用紙の束を入れてしまった担任の先生が、

係の代表のようなのをさせていただいていた私に謝罪されたのですが、

なぜ先生が謝るんですか!!と、こちらもお詫びしました。

副園長からの指示なら、そうするのは当然です。

Dは今でもうまくいったと思っていると思います。

園も全てお見通しだったのに。


その担任の先生が、Dの子供がkissaの子供を仲間はずれにするような

態度をとっていると教えてくださいました。

輪になる時、あえてうちの子を飛ばすように隣の隣の子を手を繋ぐようなそぶりを

何度もしていたとのことで、kissaの子はやさしくておっとりしているので、

小学校に上がってからいじめられないか心配です、とアドバイスくださいました。


現在、kissaの子は同じ園の別の子にいじめられそうになったことがありましたが、

スルーして他の幼稚園や保育園の子とも仲良くなり、

元気に通っています。



やっぱり母親がおかしいと子供も似るんだなと思いましたね。

母親も一人ターゲットを見つけて仲間はずれにする。

子供は母親の背中、見てるんですね~♪



子供の幼稚園時代の3年間(卒園後も継続中)、心的外傷だけでなく、家計のために始めたパート代、高校受験でいうと6校分の入学金くらいになる金額を、あるママ友に搾取されました。ママ友、同僚からのいじめ、ねずみ講ビジネス勧誘に悩まされている方のお役に立てられれば幸いです。