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ダウジング占いについて

上記ふたつについて連続で語ってきましたが、今回は私がメインで使用している道具の最後のひとつ、ダウジング(ペンデュラム)占いについてお話ししたいと思います。

ダウジングとは?

そもそもの歴史は結構古いところまで遡るのですが、その頃はダウジングとは呼んでいませんでした。
タロットで言うワンドがそうなのですが、木の棒、枝には神聖なものが宿っているとされた文明があります。
それらを手にして水脈や鉱脈、失せ物などを探すとき、木の棒が勝手に動く現象を利用していたのです。
ただし、これらは「わざと動かしている」と言う意見も多く、否定的な意見が圧倒的でした。

それから何年もかけて様々な実証実験が行われてきましたが、当たっていることに変わりはないのだから占いとして効果があると言うもの、そんな根拠は一切ないと言うものに別れていて、その論争は今でも続いています。

また、木の棒だけではなく、占う人によってはL字型の金属棒であったり、天然石ペンデュラムであったり、はたまた硬貨に紐を通したものであったりと様々です。

どうやって動くの?

実験の中でわかっている事は、枝にしろペンデュラムにしろ、「無意識に筋肉が動かしている」と言う説が一般的だと思います。
正直なところ、私もこの説は否定しません。
中には、「霊的な現象」であったり「不思議な力で動いている」と言う方もいらっしゃる事でしょう。
この考え方に関しても特に否定はしません。
それはなぜか。
どちらも共通して言えるのが
「術者の意思ではない」
と言うところだと思っているからです。

例えば、YESに振れてほしいからYESだと思っていても、ペンデュラムがNOに振れる事があります。
これは自分の意思ではありませんよね。
第三者が見れば手が細かく動いていたりするようですが、そこも術者は意識していません。

ダウジングを始めた頃からブンブン振れてた私は、逆にどうやったら意思通りに動くのか知りたいと私は思っていました。

練習方法は?

私の場合は、5円玉に糸を通したものが初めてのダウジング道具でした。
よほどこだわりがある場合や、気に入ったペンデュラムを見つけていたのならそれを使用するのが良いでしょう。

紐やチェーンの先(長いと感じるのならば持ちやすいところ)を指でつまみ、余計な力が入らないように楽な状態を保ちます。
ここで大切なのが、リラックスする事です。

まずはあれこれ書いてあるシートなどを使わず、単純に「はい」「いいえ」だけで練習をしていきます。
この1番最初だけは未だに行っているのですが、ダウジングを始める前に挨拶をしてから
「YESの動きをしてください」
「NOの動きをしてください」
と基本の動きを念じます。
そこで自分のペンデュラムの動きの癖を掴みましょう。
回り方、振れ方、術者やペンデュラムによって変わってくるのは当然の事です。

ここで何も動かない。
と言うお話を昔から何人もの方にいただいたことがあります。
私もどこかで習っただとかそういうタイプではないので、あくまで我流なのですが、術者自身が
「振れなかったらどうしよう」「絶対に振るんだ」「動け動け動け!」
と、不安や意気込みが強いと振れないケースが多いように感じます。
または、その方自身がダウジング占いに向いていないといった場合もあるようです。
どこかの本で見たのが、「最初の練習で振れなかったら、ちょこっとだけ思った方向に動かしてみましょう」と言うものでした。
読んだ時はまだ幼かったので、そんなのインチキじゃんと感じたのですが、今思えばペンデュラムが振れる感覚を掴むと言う意味ではありなのかもしれませんね。

第一段階の「YES」「NO」さえできるようになってしまえば、あとは回数を重ねていくのみです。(それこそ、わざと動かさなくてもいいレベルになったら)
まずは明確に答えがわかる質問をしてみましょう。
「私の名前は〇〇です」「今朝はパンを食べた」
それらの質問に対して毎回正解の動きをしてくれたら慣れてきた証拠です。

ペンデュラムシート(チャートと呼ぶことも)を使えば、さらに答えの幅は広がります。
ちょっと今新調したシートが不良品だったのでちゃんとしたものが手元にないので写真が貼れないのですが、曜日や星座、月、数字など、様々な答えを示してくれるようになります。
YES、NOを求める質問から、
「私の誕生日は何月?」「母親は何座?」
などなど……。
ここまでできるようになれば十分でしょう。

タロット占いの補助

自己紹介にも書いた、タロットカードの補助として使っているペンデュラム。
私の使用法をお伝えしますね。

基本的にはタロットカードで全て占います。
しかし、中には「いつごろっていうか、何月に出会えますか?」などの明確な答えが欲しいご相談者様もいらっしゃいます。
そんな時に使用するのがペンデュラムとシートです。

どちらもあくまで占いなので、時期に関しては「目安」としてお伝えするのは前提なのですが、「YES」「NO」や「〇月」など、タロットカードよりもはっきりと知らせてくれます。
片想いの相手に彼女はいますか?などでYESに振れた時の気まずさと言ったらもう……

時には質問に対して「多分」と出ることもあります。
その際は、カードの意味とよーーく照らし合わせて、どういった「多分」なのかを見ることがあります。
「喧嘩中などで彼女の気配が薄い」
などですね。
聞き方が悪い時ははっきりと「Check Again」に振れます。

ただ、時間制では非常に使いにくいのがこの手法。
集中度が半端ないので、お待ちいただいていることを考えると気が散ってしまう場合があるんですよね。
急かし系のご相談者様もいらっしゃるので;
あと、めちゃくちゃ疲れますw
1日に何件くらいと決めておかないと、精神力ごっそり持って行かれますね……
だから、正直なところご相談者様を見て使う使わないを決めているところはあります。すみません。

まとめ

カードたちに比べて書くことがあまりないダウジングですが、始めること自体は1番コストが低いのではないでしょうか?
5円玉と糸があればできますからね。
もっとしっかりと学びたい!と言う方は、ダウジング協会などもあるのでそちらで学ぶことをお勧めします。
逆に、ダウジングは一部地域で体の悪いところを探すといった形で用いられているせいか、ダウジングの本と称してめちゃくちゃな医学本だったなんて書籍もあるので、そこら辺は注意してくださいね。

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