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山と私

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山登りのこと、山で思うこと、山と私のあれこれ
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山頂でヨガとヴィパッサナー瞑想/最高のひとり時間

5月・6月の山登りの際に山頂で一人、瞑想とヨガをして過ごした。 登頂した時には誰もおらず山頂の空気も、そこから見える全てが自分だけのものだった。 自然とカラダがヨガのポーズをとる。ラジオ体操といった方が相応しいかもしれないが、なんでもいい。 私がヨガだと思えばそこではそれはヨガなのである。 次に、座禅を組んでヴィパッサナー瞑想をする。 こんなにも心もカラダもディスタンスな空間が日常にあるだろうか。500m四方ほどに自分以外だれも居ない。下は500m、横はもっとだ。

山から遠ざかって3ヶ月/春女を返上して夏女に舞い戻る。

山に呼ばれるかのように夢中になって登っていた春。 (山は私を呼んではいないし、そこにただ在るだけであることは分かっている) 4月はあと1回登りたいと思っていたが、月末は山ではなく、畑で汗を流して過ごした。 そして5月と6月には山頂で1人、瞑想とヨガを行うというなんとも贅沢な時間を過ごした。 その時の事はまた別の記事で書こうと思うが、6月にはあの【パラレルワールドに移動】した前日に訪れていたお寺にも、また立ち寄る事が出来た。 私はまた別のパラレルに移動するのではないかと、期

三浦雄一郎さんのストイックさが少しでも欲しい

山登りの話を度々しているのでそれが趣味の一つではあるが、山に詳しいわけでも高い山を目指しているわけでもない。 プロフィールに書いている通り、運動が苦手な私でも出来るお気楽な山登りを好んでいるだけだ。きつい思いも忍耐も、出来ることなら不要な人生を歩いていきたい。 だからスポーツ事情にも疎いし、なんなら興味のない事においては残念な程に無知だ。 だいたいは自分の好きな事に関して情報を集めたり、先駆者について詳しくなるものだと思うのだが、私の場合はそういうところが薄情だ。好きになる

月3回登れたら満足か/春女2年目

2022年3月は3週連続で山に登った。 3月に3回だったので、語呂よく4月は4回登れたらいいなと月の半ばあたりから考えていた。 そうなると5月以降は5回、6回、7回~と果てしなくなってしまうので現実的ではないが。 既に4月は3回登っているので、あと1回。天気次第ではあるが登りたい。 昔から寒さにめっぽう弱い私は、寒い季節は冬眠に入る。冬に自分は何をしていたんだろうか?といつも思い出と存在が霞んでいる。 私が自分をはっきりと、しっかりと認識するのは春と夏が重なる頃だ。同じ自

[山ごはん]食べたいものを食べたらいいじゃない?

山登りの醍醐味は人それぞれだと思うが、私の場合は登りきった時の達成感と共に、大自然の中で食べる昼食も大切な要素だ。 というからには、前の晩からおかずを仕込んで、早朝からお気に入りのお弁当箱に詰めて、自慢の水筒にお洒落なハーブティーなんかを入れて。 時にはバーナーとメスティンと、米やラーメンにコーヒーとお菓子をザックに詰め込んで、最高の時間と空間を演出する。 そんな風に、画になる山ガール(山おばさん)ライフが想像出来てしまうかもしれないが全くもってそんな事はなく、登山口最寄