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応用情報技術者試験 あまり触れられない、文系科目の難しさ

応用情報技術者試験で、いわゆる文系科目を選んだ場合についてです。

文系科目の難しさは、「文章での解答が多く、正解の幅が解りにくい」ことではないかと思います。

ここでの文系科目とは、以下の4科目を指しています。

文系科目
 ②経営戦略
 ⑨プロジェクトマネジメント
 ⑩サービスマネジメント 
 ⑪システム監査

これらは文系科目の特性ゆえに、文章で答えさせるものが多くなります。結果、自己回答と模範解答を見比べても、完全一致することは少なく、正解なのかが解りにくいことがあります。

不思議なことに、問題文と模範解答だけを読んでしまうと、「そりゃそうだ」「こりゃ解けそうだ」と思ってしまいます。しかし、模範解答を見ずに自力で解くと、模範解答と乖離していたりします。

この乖離というのが、文言の微差なら良いのですが、部分的に合ってそうとか、同じことを意図しているようで表現が違うときは、どこまで加点になるかが悩ましくなります。

模範解答のパターンとしては、問題文の表現をそのまま持って来ている場合もあれば、独自に解釈している場合もあり、使い分けが読みづらいです。この使い分けは、過去問の数をこなすと、何となく見えてくる気はします。

取り得る対策としては、コントロールできない正解の幅を気にするより、「外してはいけないポイントを外さないように回答する」ことに専念した方が良いと思われます。

そのあたり、理系科目の方は白黒付きやすくて良いのかもしれません。文章で回答する設問もありますが、理屈に基づくので幅は狭いと思われます。

実際、初回試験者より再受験者の方が、理系科目を選ぶ傾向が強いそうです。
※データを、どこかのYouTubeで見ました。

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