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3行日記(2024.06.20)

息子が飼っていたヤモリが死んだ。せっせとエサの虫をつかまえては与えても思うように食べなかったようで、どんどん瘦せていったようだ。放しておやりと言っても、こうなっては庭に放したところで今度は鳥に食べられてしまうのだ、と息子が悲しそうに葛藤していた矢先だった。本当に可哀そうなことをした、と思う。それでも、彼はその小さな命を確かに大切に愛でていた。大切なことを教えてくれた命に息子と一緒に心から感謝して、丁重に埋葬した。

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